外05. ???
「よいしょと。」
「これで、大体の設備は整うたかな。」
???はそう呟いた。
狐耳の目立つ彼女は、鮮やかな着物を着て、ゆるりと佇んでいる。
子供の体系なのにどこか、大人な雰囲気を醸し出している。
「???様、順調に事業が進んでおります。これも貴方様のお力。」
「メロドはん、そないな硬うならんでええどすえ。」
「いえいえ、そんなわけには・・。」
この世界にはとても珍しい、和風な部屋の一室で、二人は話している。
「貴方様のやる事なす事全て、安定してらっしゃる。これは偉業です。」
「これも神様の思し召しかもしれへんね。」
ふふっ。と笑う姿もまた美しい。
従業員のような様子のメロドが、会話を終え、襖を開けて出て行く。
一人、障子で出来た出窓から、夜月を眺め一息つくと。
「それにしても、ポスカトリはんが言うとった他の神とは誰の事なんやろう」
「気になるなぁ・・。」
月と彼女の姿は、とても妖艶だった。
これにて、番外編第一弾は終了です。
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