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創造神の異世界転生  作者: G/I/N
第2章 成長期
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28. 序章の終わり

「うをおお!ここで、隆起してくるかっ!!」


 後手のファンデルの紅魔が、隆起によって死亡した。


「俺のぉ、紅魔(アダマントビショップ)がぁぁ・・・。」


「ふふふっ。運が悪かったですね!二枚とも死んでしまうとは・・。」

「後手に回ったのが悪かったか・・。まだまだぁ!!」


 ファンデルは、『将棋(改)』を渡した時、王がいい!玉なんてダサすぎる!とか言って、何が何でも王を取りたがっていた。



「まさか玉が先手だとは知りませんでしたね!」


「でもエド、先手がいいとは限らないよ!」

「そうですね、オリバー様。後手の方が相手の出方を伺えますものね。」


「わかってるようだね。さすが、エド!」



 エドはそのまま父を圧倒し続けた。そしてそのまま、結局エドが勝ち、このゲームの初勝利者となった。


「くぅぅっ。生身の人間なら指揮ができるんだが、こうやって見ると、改めて戦略の難しさを体感するな!」


「そうですね。旦那様は途中の運がありませんでしたね。笑」

「おいっ。嫌味かよ。」

「ふふふっ」



 トントンっ


「入っていいぞ」


 扉が開くと、メイドのメアリーがゆっくりと入ってきた。

 一瞬エドリフと目があった彼女は、頬を赤らめるが、はっ。とし父の方を向き直す。


「旦那様。お手紙をお持ちしました。王宮からのようです。」

「ふむ。」


 手紙をゆっくりと眺めたあと、執事のエドリフとメアリーを下がらせた。



 キリッとこっちを真剣な面持ちで眺めるとこう言った。



「オリバー、国王陛下がお前に大事な話があるとのことだ。」

「わかりました。お父様。」


「今すぐ準備をし、王宮へ向かうぞ。」

「はい。」


 多分、この前の『髑髏の蛆』関係の話だろうと容易に察することができた。


 もう少し時間がかかると予想していたが、どうやらこの国の諜報機関は優秀なようだ。



 〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜



 王宮へ着くと、この前の重厚な作りで、音が一切外部へ漏れない部屋へ案内された。

 今回もやはり、国王、父、俺、宰相の四人で計画を立てるようだ。



「皆様揃いましたので、それでは今回の件の概要を話させていただきます。」

「わかりました。ドーアさん、よろしくお願いします。」


「はい。まず、今回の首謀者はかつての王族でした。」

「!?っ」

「なんと・・・。」



「そうなんだよ・・・私の一族の血を持つものが・・本当に申し訳ない。」

「いえいえっ!そんな頭を上げてください!!」


 申し訳なさそうな顔で、ゆっくりと顔をあげた。



「続けます。『髑髏の蛆』の頭の名前は、トール=デストリウス。第5代国王からの血筋を受け継ぐ者です。」


 全員真剣な顔でドーアの話を聞いている。


「彼の父は、王座を継ぐことができず、王家の地位を使い諸所にわたり、悪事を策略していました。」


「それに気がついたカエサル陛下の父君、6代国王のガリウス陛下によって国外追放を言い渡されました。」

「彼はこの国を恨み妬み、『髑髏の蛆』という地下組織を結成させ、それを受け継いだデストリウスが今回の件を企てたと予想されます。」


「それで、ドーア氏。アジトは割れているのか?」

「はい。まだ全貌は明らかではありませんが、本拠地と思われる場所はわかっています。」


「ほう!それで、どこなんだ?」

「それが・・・。”レイブンの森”の中にあると思われます。」



 俺以外の全員が、暗い表情を浮かべていた。


「やはり・・・あそこか。」

「はい・・。」

「やりづらいですね・・。」


「どうして??」

「"レイブンの森" に住んでいるエルフが問題なんだよ・・・。」

「オリバー、エルフとは ”相互不干渉の盟約(めいやく)" を結んでいるんだよ。だから、無闇矢鱈(むやみやたら)に手を出すことはできないんだ。」


「そうだったんだ・・・。」



 ん?待てよ、ばれなきゃいいんだよな? 要は。

 俺、完全にバレないスキル持ってるじゃん。



「皆さん、俺のスキルで今回解決するかもしれません。」

「!?っ・・。」

「なんだ、そのスキルとは。お前のスキルに、そんなものなかったと思うが・・。」


「ごめんなさい、お父様。実は、隠蔽とういうスキルを持っていて、それで隠していました。」

「なんと・・!?。それは本当か!?」



「はい・・・。この件が片付いたら真実を全てお話しします・・。」

「・・・。わかった。話を続けろ・・。」



 もう、俺の秘密は隠しておいても意味がないよな・・。

 明らかにしてしまった方が得がある。


「はい。実は俺のスキルに"気配消去(ディインディケート)"というスキルがあり、姿はもとより気配さえ完全に消すことができます。

 ほらっ」



 俺は"気配消去(ディインディケート)" を使い気配を殺す。


「・・!?」

「なっ・・!?」

「今そこにいたはずなのに・・・。」



 フッ、と元いた場所に姿を現わすと、また全員同じように驚いた表情を浮かべた。



「よし・・。決めたぞ」


「オリバー今回の件はお前に任せる・・・。これは、勅命だ。」

「・・・。」


「アジトを潰してくればいい。わかったな・・。」

「力の限り全う致します。」


 俺の遠征が決まった時、少しだけ父の顔が曇った。


これで、第2章はおしまいです。

第3章までは少々お待ちください。


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