表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造神の異世界転生  作者: G/I/N
第2章 成長期
19/56

18. 元魔王の願い

 

 かつて、大魔王として人間はもとより大地も、全ての生物が恐れられた存在。


 ディブロスは一人その時を待っていた。


『・・・はやく。我を殺す者が・・・。』


 彼は、魔王として勇者と死闘を繰り広げた。

 そして、ギリギリのところで勇者に勝ってしまったのだ。


 最初のうちは勝ったことに安堵し、暴虐の限りを尽くしてきたが、歳を重ねるたびに()()の怖さを味わった。

 結局、周りには誰もいなくなっていた。


『 ・・・。どいつもこいつも弱い・・・。 』



 そう言いながら、目の前にいる迷い込み入ってきたゴブリンを、座りながら指一本動かしただけで倒した。



 死を望みながらも、初心者用と人間に言われているそこに移り住んだのは、人間が来やすい場所だからだ。


 彼は強者に最後の遺産を残すと決めており、扉に結界を貼ったのは強者にしか見えないようにするためだった。



 ゴゴゴ!!  ゴオゴゴォォォオオオオオ!!



『 !?っ 』


 期待の面持ちで扉を開けた、その者に目を向けたが・・・失望した。

 そこにいたのは若造だったからだ。


 ・・・また、弱き者が迷い込んだか・・・。



『・・・何者か・・・立ち去らねば・・・殺す・・・・。・・・』



 内心、子供を殺すのは心許(こころもと)なかったため、立ち去って欲しかった・・。


「こっ・・・こんばんわ!」



 ・・・こいつ・・・我を舐めておるな・・・。

 ・・・力の差を見せつけ、追い返そう・・・。

 ・・・腕の一本や二本切り落とせば、ここの噂が広まり、強者が来るやもしれぬ・・・。


『殺されたいのじゃな・・・・。よかろう・。』



 そう言って、少し力を入れて爪で斬りかかった。



 ・・・!?っ


 軽々と(かわ)された攻撃に驚いた。



『ほう・・・。今のを避けた人間はお前が初めてだ・・・。』



 こやつ・・・只者じゃないな・・・。

 ・・・もしや・・・強者やもしれん。


 試してみるかの・・・この際殺しても・・・。




『では、これはどうじゃ・・・。』



 今持ち合わせている中の最高、伝説級闇属性魔法を使うと決めた。



『ダークマター』


 ブォォオオオオオオオオン!!!!




 流石に驚いておるの・・・。

 どう出る? ・・・力を持つ者ならば・・・。



『スパークル』っ!!!!!



 ピピピッッカァアア!!!  


 ゴロゴロゴロォオオオオオ!!!




『 !?っ 』



『  ・・・ファッハッハッハァア!! 』



 ・・・やはり!強者であったか!!!

 ・・・一応、魔物かどうか聞いてみるかの・・・人間だといいが・・。




 魔物の王たる自分が、魔物に殺されるなどというのは決してあってはならない。

 これは魔王という存在の中での自明(じめい)()であった。


 ・・・やはり違うか。・・・嬉しい事実だ。

 ・・・では、彼奴に本気になってもらうにはどうすればいいかの・・・。



 ・・・こうするか・・・。




 〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜=〜



 この魔物は強い!! レベルが他のものとは歴然の差がある・・・。



 不規則に放たれる爪の攻撃を、間一髪(かんいっぱつ)のところで避け続けている。

 そして、反撃の時を待っていた。


 ・・・こいつはなんなんだ!・・強すぎる・・・!!

 ・・・こいつには "解析" が効かないし・・・"創成" はできるだけとっておきたいし・・・。



『なんじゃ・・・避けてばかりじゃな・・・。』



 こっちだって必死なんだよ!!!!!



 隙ができたときに、あちらこちらに『即時拘束(クイックバインド)』を仕掛けてるけど、どれも避けられてるし・・。


 こうなったら・・・不意(ふい)を突くしかない・・・。



 ・・・『シャイニングレイン』!!


 その場に無数の光の矢が降り注いだ。


『ドグマ』!



 ディブロスの頭の上に、傘のように闇が広がり光を遮る。


 その隙に(ふところ)へ忍び込んだ俺は、腰に下げていた普通の剣を振るった。



「「 ガキンっ!!! 」」


『こんな攻撃、わしには効かぬ。・・・』


 細長く真っ赤な爪に、剣を粉々にされた。




「ちっ! これもダメか!」


 ・・・こうなったら、出し惜しみはできない。




「  "創成"!!! 」




 手元にフワッと光が現れ、そこには()()()()があった。



 俺が創造したのは、最大の攻撃力と耐久性を併せ持つ刀。『獅子王(ししおう)』であった。



死なない体は辛そうですね・・・。


”遺産” とはなんでしょうか・・気になります!!


また、面白いと思った方はブックマークや評価、感想などもお待ちしております!

それがわたくし、G/I/Nの楽しみであり、投稿スピードも上がりますので、どうかよろしくお願いいたします!!


https://twitter.com/GIN31989175

↑↑↑

ツイッターページです!


アカウントは『@GIN31989175』ですので検索の方でもよろしくお願いします!

『創造神の異世界転生』と検索していただいても大丈夫です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ