01. 終末の日
「・・・ついに・・・終わりか・・。」
地球の創造神として君臨して、はや100億年。
惑星が消滅する日となった今、惑星と共に神としての役目を終える。
世界の神は、惑星の生物の数に一定数比例して各惑星ごとに存在している。
そして、役目を終えた神は通常、消滅し輪廻の流れによって返される。
その後、記憶を無くし、転生する。
現在の地球は、人間や生物も消え去り、荒れ果てた大地だけが残った今、信仰心もなくなり神としての存在が不要の世界になっていた。
他の神はすでに役目を終え、消えていった。
残されたのは、最後の見届け人であり、最高神である自分一人だけである。
心残りがあるとすれば、何も成さなかったことだ。
創造神として君臨し、様々なものを創成してきたが、結局残されたものは何一つなかったのである。
他の惑星の神は、うまく導き永遠に惑星を存続させる偉業を成す者もいたが、自分は失敗した。
最後に想うのは、自分が創り出した中での最高傑作である、"人間" であった。
「 ・・・輪廻が返されたら・・あの楽しそうな人間に・・・他の惑星で生まれ変わるのもいいかもしれんな・・・。 」
神として役目を果たせば、一度だけ種族を選択し生まれ変わることができた。
しかし、他の種族で生まれ変わると、二度と神には戻ることがほぼ不可能なため、その選択をする神はいない。
故に、人間の感情に心動かされるものがあった。
「 あわよくば、人間の幸せな感情を味わって見たいものだ・・・。 」
「 ・・!? 」
大地からマグマが溢れ出し、惑星が膨れ上がった。
そして今まさに限界に達しようとしていた。
そして・・・
グガガガガガガガ!!! ドゴゴゴゴ!!!
「 ・・・ 」
「 ・・さらば・・わが "地球"・・・ 」
初めての執筆です。ご容赦ください!笑
反応良ければ、執筆スピードも速くなるかもしれないので、
ご感想よろしくお願いします!