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勇者試験

次の日の朝冒険の準備をして俺達は勇者になるための試験を受けるために王国に向かった。

王国まではそんなに遠くないから歩いて約半日で着いた。そこからは次の勇者試験の申し込みをして疲れていたから宿に行ってすぐに寝てしまった。次の勇者試験は一週間後それまでにある程度は体を動かせるようになっておきたいと思った。

次の日から初級の魔物相手と戦闘の訓練をした。俺が使っていたのは剣だったからとりあえず剣で戦ってみたら案外動けたこれは嬉しい誤算だったけど初級の魔物相手だと簡単すぎたなので紅に相手をしてもらおうと思って宿まで呼びにいったら気持ち良さそうに寝ていた。俺には朝から「練習しろ」っと言ってきたのにいいご身分だ。

「こら元勇者もっときびきび働かないか」と寝言で言っている夢の中でも俺はそんな扱いなのねもう泣けてくるよ。王国に来る途中だってずっとおんぶされながら寝てたし。

少しイタズラをしてやろうかと思ったが子供みたいに幸せそうな笑顔を見ていたらそんな気持ちはすぐに何処か消えてった。俺は剣の練習に戻った夕飯位に帰ると紅がご飯を作ってくれていた。紅のご飯は美味しかった。俺は紅に初級の魔物だと相手にならなかったから紅に練習相手になって欲しいと頼んだ紅は笑顔で「お前の練習に付き合おう」っと言ってくれた。俺はこの時忘れていたこいつが死神で伝説級に強い武器まで持ったいたことを。

次の日からは地獄だった下手すれば死にかねないような訓練を勇者試験の前日までした。

いよいよ勇者試験当日になった俺は緊張しながら試験会場に向かった。

勇者になろうとしている奴らが沢山いるから苦戦するだろうと思っていたが今までの練習相手の方が比べ物にならないくらい強かった。

試験をクリアして俺は勇者になった。


勇者より死神の方が強いんじゃない。むしろ死神が魔王軍を倒してしまえばいんじゃないと思えるような話でしたね。

勇者

武器 剣

得意な魔法 なし


死神

武器 (ヨルムンガンド)

得意な魔法 ?

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