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爆弾ハルちゃん

今回長いです。注意

それから、ハルは俺の横の席をゲットし、授業中は、まじめに授業を受けていた。


驚いたことに、ハルはとても頭がよかった。

(クソッ、弱点ないのか?こいつはよ)


俺も、悪くはないがハルに比べると・・・


ってかな、俺はまったく授業に集中できねぇぞ。

サキホドのハルの「許婚ですっ」発言が、理解できん。


何だ?許婚って?

いつそんな話をした?


さっぱりわからん。


おっと

チャイムが、なった。


早速、ハルはクラスの女子に囲まれてやがる。なんかほほえましいな。


「ねぇねぇ黒崎君とは、どういう関係?」

おいおい

聞くのはそれかよ

もっとあるだろ?どっから来た?とかさ


俺は俺でクラスの男子に囲まれてた。

「おい、黒崎許婚ってどういうことだよ。あんなかわいい子とよぉ」

俺は素直に「さぁな」と答えておいた。

「マスターってどういうことだ?」

俺ははぐらかすように「なんだろうな?」と言っておいた。


あっちでは、どこに住んでるの?と聞かれていてハルが、困っていたから

そうだ、説明しなきゃならんのだった。


「ハル、ちょっと来い」

いくら何でも今同じ家に住むことを皆に言うほど馬鹿じゃない。

それにしても親父の師匠の娘ね。どーりで強いはずだ。


ハルを廊下に連れ出して、

「実はな、お前の家族は俺の家に住むことになったんだとよ。俺の親父が言ってた」


「えっ?じゃあお父さんの友人って?」


「ああ、俺の親父だ。」

そして、俺はもっとも聞きたい事を口にした。


「おまえさぁ、許婚ってどういうことだ?」

そう、気になって授業に集中できないんだよ。


「そうそう、それねぇあたし達が、まだ小さいときお父さんたちがお酒の席で約束したらしいよ。」


おぉぉぉぉい親父ぃぃぃぃぃ

なんちゅう事を気軽に約束してんじゃ


「でも、あたしイズミだったら良いよ。がんばって良いお嫁さんになるからねっ!」

何言ってんの?お前

俺たちまだ中学生だぞ?わかってる?


まぁでも、俺もハルだったら悪くは・・・ん?

なんか気配を感じてふと後ろを振り向くと

ちゃっかり聞いていたマイ・クラスメート


その中の一人が

「キャァァー二人は同棲するんですってぇぇぇぇ」

いやいやちょ、黙れぇぇぇ


「親公認かぁこりゃ決定だな」

はぁ?何を決定するって?


なんか皆で盛り上がってやがるってハルお前も顔赤くしてうつむいてんじゃねぇ

なんかいつもの調子で言ってやれぇぇぇ


「そういえば二人の呼び方には愛を感じるわぁ」

いや、愛って?お前は黙れよ!


そんなこんなで、昼休みになった。

全く各休み時間には冷やかされまくったり、質問責めにあったりしていつもの3倍は疲れた。


昼休み、どうやらハルは給食のある学校から来たようで、弁当を忘れてしまったということだった。

「イズミ〜あたしにも食料を恵んでくださいよ〜」


「でも、俺いつも屋上で友達と食べるしな〜」


「んじゃ、あたしも行く〜」


「ならついて来い」

ということで5分後

男3人と女1人

屋上でパンをかじっていた。

ここにいる俺の友人二人は、ほかのクラスメートとは違ってなんというかまぁ違っていた。


途中で買ったジュースをハルは飲んでいた。

俺の昼食用のパンからひとつハルに投げてやった。


「へへッアリガト。ってこれも105円じゃん」

うはぁよく覚えてんな。こいつ


「そういえば、初めてあたし達がキスしたきっかけも105円パンだったっけ」


「キスゥゥゥゥゥ?」

おいおい、お前なぁ普通そんなこと、普通言うか?

ってかお前らも落ち着けぇぇぇぇぇ!!


「えっ何?お前やっぱり付き合ってんの?」


「落ち着け、お前らもっと冷静になってだな」


「これが落ち着いてられっかぁぁぁぁ」


とりあえず俺とハルは1から説明させられた。(友達が怖いと思ったのは初めてです)

「決めた。今日イズミの家に行くぞ。

「おおっ2人の愛の巣に乗り込むかぁ」

実はまだ、この二人にも俺の家には連れていってない。


「ちょっと待てよ。今日はホラ、ハルの家族の荷物整理とか歓迎とかがあるからさまた今度って事にしねぇか?」

そういうと2人も納得したように


「まぁそうだな。じゃぁ今度絶対呼べよ。」

呼ぶ気はさらさらないが


「もちろんさ、マイフレンド達よ。」

言っちまったさ。


予鈴がなった。


これから掃除、5時間目、、帰宅となる。


5時間目、体育

5時間目体育っていやなんだよな。俺

俺は学校では、いわゆる『弱いやつ』で通ってる。

この学校では、俺が武術に長けてるなんて今日転向してきたハル以外知らない。

面倒ごとはごめんだ。


今日の体育は柔道だった。俺はほかのところでする柔道はすごく強いが、学校でする柔道はすごく弱い、というわけだ。


うちの学校は文武両道

ということで、女子の体育は体育服で柔道

男子は柔道着で、と言うわけだ。


ハイ、あっさり負けて授業終了

受け身は、しっかりしていたのでダメージはない。


皆は教室で帰る準備をしていた。


女子は、別の教室での授業で受けていたのでハルは俺が手を抜いてることを知らない。

女子から、ハルカちゃんは、強いけどイズミ君はねぇーなどと聞こえたが、無視

男子からは「お前弱いんだからハルカちゃんは俺によこせよ」といわれたが、無視


さっ帰宅するか

「ハル、帰るぞ。」

と言った瞬間


先生が息を切らして、「皆、今帰るな!!」と叫んだ。


我が担任の様子が異常だったので、クラスメートの一人が


「先生、どうしたんですか?」

と聞いた。


「今な、校門のところにバイクに乗った人が数十人集まっているんだ」

ほぉ、なるほど、窓を見ると100人ほど気合の入ったニーサンが集まってる。

一部任侠の仕事をしてそうな方も見える。


ん・・・

アレは、ハルと遊園地に行った帰り、絡んできたにいさんがいた。

いや、見間違いかも知れないが・・・


「ハル、ちょっと。アレ」


「あちゃーお仲間さん連れてきちゃったかな」

団体さんが来たみたいにいうな!!


一応聞く(その後の答えが手に取るようにわかるが)


「どうする?」

「もっちろん。帰るよ。」


「いや・・・俺としては面倒ごとは嫌いなんだけど」

「なーに言ってんの。あたしが50、イズミが50でいいでしょ」

当たり前のよーに言うね。こいつは

やーさんもいるんだぞ。


仕方がない。・・・何年間も弱いふりををしてきたのも今日でやめるか。


「先生、俺とハルは帰ります」

クラス中が俺たちを見た。(これもある意味注目の的ってやつ?)


「な、何を言ってるんだ。警察の方とも連絡を取ったからもう少し待ちなさい」


うはー

先生のあわてぶりに俺は吹きそうになった。


「先生、あの人たちあたしとイズミに用があるみたいですよ」

ハル、お前爆弾発言禁止



教室を出るときこういってやった。


「そうそう、怪我人がたくさんでそうなので救急車とタンカ、用意しててくださいね」

後ろからバカだ、とか死ぬなあいつら、とか聞こえたが、気にしない。


玄関では竹刀や木刀を持っていた先生方がいらっしゃった。


先生方は俺たちに

「コラッ!!どこに行くつもりだ」


「帰るんです。それからその竹刀と木刀貸してください」

あっけにとられてる先生方から合計4本の武器をいただいた。

そして戦うときに邪魔なカバンを預けた。


竹刀と木刀を1本ずつ持って俺たちは校門へと向かった。




え〜と

今回途中まで書いていたときにパソコンが急に切れて

1時間ショックから立ち直れなかったです。

泣きそうになっても書いた作者を誰かホメテ


以上、あとがき終了!!

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