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きさらぎ駅-その駅で、降りてはいけない-

作者: 彩月

こんにちは、彩月です。


初投稿、都市伝説パロ。


いつか、ひとりかくれんぼとかも書きたいと思ってます!


よろしくお願いします!

貴方は知っていますか?

この世とあの世の境目、「きさらぎ駅」を。

これは、きさらぎ駅に迷い込んだ少女の物語――。

▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒

私は、登坂梓(トサカ アズサ)

梓「やっと座れたぁ」

詩歌「疲れたね、部活で遅くなったから混んでたのかな」

この日は部活が長引き、空は夕焼け色。

そしていつも通りの電車で、親友の武藤詩歌(ムトウ シイカ)と帰宅するところだった。

梓「降りる駅は終点の方だから寝てよう…」

そう言って私は夢へと堕ちていった。

▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒

梓「……ん…」

目を覚ましたのは、結構時間が経ってからだと思う。

隣に詩歌の温もりは無く、ほかの乗客も……いない。

もしかして、乗り過ごした?

でも前もそうなりそうになったことがあるが、詩歌が起こしてくれたお陰で乗り過ごさなかった。

詩歌は起こしてくれるはず。

それに……。

この電車の終点で降りて何回か出掛けたことがあるから、終点までの景色はほとんど把握していたはずだ。

なのに、今電車が走っているのは……

私の記憶の中にはない、廃墟の前を走っていた。

アナウンス「次は、きさらぎ駅、きさらぎ駅……」

女性アナウンスだった声は、男性アナウンスへと変わっていた。

このまま乗ってるのも不安だ。

降りよう、きさらぎ駅に。


梓「おかしい、此処は私の知らない駅。」

助けを呼んだ方がいいよね?

詩歌に電話。

pururururu…

『ただいま、電話に出ることができません。』

どうして?!

そうだ、メール。カメラで写真を撮って、送るんだ。

『問題が発生したため、カメラを終了します。』

……?!

メールも使えなかった。

ここ、何かが変だ!

私は唯一開くことのできたTwitterで、状況報告をした。

【きさらぎ駅っていう、無人駅に居ます。助けてください。】

リプが来る。

〖そこは、あの世とこの世の境目。「かたす」というトンネルがあっても、入らないでください。戻ってこれなくなります。〗

〖太鼓の音が聞こえると思うけど、無視して〗

みんなの言う通りにした。

太鼓の音は、少しずつ聞こえてきたけれど。

【自販機、住所だけ削り取られてる。】

【飲み物、食べ物は口にしない方がいいのか】

ツイートは増えていった。

次に私を、眠気が襲う。

【ヤバい、凄い眠い。】

〖寝ちゃダメです!〗

うつらうつらしながら、私は眠気に耐えた。

時刻表は日本語なのに、日本語ではないかのようにぐちゃぐちゃ。

吐き気を催す程に。

次の事件は、重大。

【自分の名前、解らない……。】

Twitterは偽名だから見ても無駄。

〖思い出して!思い出したら、メモとかに書いて〗

【戻れる方法とかない?!】

私の目を引いたリプがあった。

〖紙を燃やしてください。ライターとかありませんか?〗

無いよ、そんなもの……

紙は、レシートがあるけど。

あぁ、太鼓の音も近づいてきている……。

もう、戻れなくっていい。

トンネルを潜ろう。

『ダメ!!』

肩を掴まれ、後ろに引かれる。

当然私は、倒れかかった。

そしてもう、何が何だか分からなくなった……。

▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒

「……さ、……あず…」

誰か、私を呼んでる?

詩歌「梓!!」

ハッ、と目が覚めた。

ここは病院?

梓「詩歌……?私どうして……」

詩歌「車両点検の時、運転手さんが車内で倒れている梓を見つけたんだって。」

梓「私ね、きさらぎ駅とかいう駅に行ったんだ。そして、潜るとあの世に行ってしまう「かたすトンネル」を潜ろうとしたの……。そしたら、誰かに「ダメ!!」って言われて、肩掴まれて後ろに引かれて…。誰なんだろ、あれ」

詩歌「あのね、私も梓に電話したのに繋がらなかったの。気付いたら家に着いてて。そして昔、無人駅で変死体で発見された女の子がいたの。助けてくれたのは、その子だと思うんだ……」

その後、インターネットで調べたら……

体験談が多く出てきた。

私はあれ以降、違う電車で通学している。

それでも……

あの日以降、見えるんだ。

私の隣に居ないはずなのに居る、女の子が。

読んでくれてありがとうございます。


グダグダですね!はいっ!


次もかけたらいいな、なんて←


本当にありがとうございました(*´︶`*)❤︎

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