きさらぎ駅-その駅で、降りてはいけない-
こんにちは、彩月です。
初投稿、都市伝説パロ。
いつか、ひとりかくれんぼとかも書きたいと思ってます!
よろしくお願いします!
貴方は知っていますか?
この世とあの世の境目、「きさらぎ駅」を。
これは、きさらぎ駅に迷い込んだ少女の物語――。
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私は、登坂梓。
梓「やっと座れたぁ」
詩歌「疲れたね、部活で遅くなったから混んでたのかな」
この日は部活が長引き、空は夕焼け色。
そしていつも通りの電車で、親友の武藤詩歌と帰宅するところだった。
梓「降りる駅は終点の方だから寝てよう…」
そう言って私は夢へと堕ちていった。
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梓「……ん…」
目を覚ましたのは、結構時間が経ってからだと思う。
隣に詩歌の温もりは無く、ほかの乗客も……いない。
もしかして、乗り過ごした?
でも前もそうなりそうになったことがあるが、詩歌が起こしてくれたお陰で乗り過ごさなかった。
詩歌は起こしてくれるはず。
それに……。
この電車の終点で降りて何回か出掛けたことがあるから、終点までの景色はほとんど把握していたはずだ。
なのに、今電車が走っているのは……
私の記憶の中にはない、廃墟の前を走っていた。
アナウンス「次は、きさらぎ駅、きさらぎ駅……」
女性アナウンスだった声は、男性アナウンスへと変わっていた。
このまま乗ってるのも不安だ。
降りよう、きさらぎ駅に。
梓「おかしい、此処は私の知らない駅。」
助けを呼んだ方がいいよね?
詩歌に電話。
pururururu…
『ただいま、電話に出ることができません。』
どうして?!
そうだ、メール。カメラで写真を撮って、送るんだ。
『問題が発生したため、カメラを終了します。』
……?!
メールも使えなかった。
ここ、何かが変だ!
私は唯一開くことのできたTwitterで、状況報告をした。
【きさらぎ駅っていう、無人駅に居ます。助けてください。】
リプが来る。
〖そこは、あの世とこの世の境目。「かたす」というトンネルがあっても、入らないでください。戻ってこれなくなります。〗
〖太鼓の音が聞こえると思うけど、無視して〗
みんなの言う通りにした。
太鼓の音は、少しずつ聞こえてきたけれど。
【自販機、住所だけ削り取られてる。】
【飲み物、食べ物は口にしない方がいいのか】
ツイートは増えていった。
次に私を、眠気が襲う。
【ヤバい、凄い眠い。】
〖寝ちゃダメです!〗
うつらうつらしながら、私は眠気に耐えた。
時刻表は日本語なのに、日本語ではないかのようにぐちゃぐちゃ。
吐き気を催す程に。
次の事件は、重大。
【自分の名前、解らない……。】
Twitterは偽名だから見ても無駄。
〖思い出して!思い出したら、メモとかに書いて〗
【戻れる方法とかない?!】
私の目を引いたリプがあった。
〖紙を燃やしてください。ライターとかありませんか?〗
無いよ、そんなもの……
紙は、レシートがあるけど。
あぁ、太鼓の音も近づいてきている……。
もう、戻れなくっていい。
トンネルを潜ろう。
『ダメ!!』
肩を掴まれ、後ろに引かれる。
当然私は、倒れかかった。
そしてもう、何が何だか分からなくなった……。
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「……さ、……あず…」
誰か、私を呼んでる?
詩歌「梓!!」
ハッ、と目が覚めた。
ここは病院?
梓「詩歌……?私どうして……」
詩歌「車両点検の時、運転手さんが車内で倒れている梓を見つけたんだって。」
梓「私ね、きさらぎ駅とかいう駅に行ったんだ。そして、潜るとあの世に行ってしまう「かたすトンネル」を潜ろうとしたの……。そしたら、誰かに「ダメ!!」って言われて、肩掴まれて後ろに引かれて…。誰なんだろ、あれ」
詩歌「あのね、私も梓に電話したのに繋がらなかったの。気付いたら家に着いてて。そして昔、無人駅で変死体で発見された女の子がいたの。助けてくれたのは、その子だと思うんだ……」
その後、インターネットで調べたら……
体験談が多く出てきた。
私はあれ以降、違う電車で通学している。
それでも……
あの日以降、見えるんだ。
私の隣に居ないはずなのに居る、女の子が。
読んでくれてありがとうございます。
グダグダですね!はいっ!
次もかけたらいいな、なんて←
本当にありがとうございました(*´︶`*)❤︎




