小粒な詰め合わせ@Vol.7
■No more■
信じてることなんてない
信じられるものなどない
何かに心を許しても
還ってくるのは裏切りだけ
無機質な灰色の箱に
何万という人を詰めて
すべてをスキャンできればいいのに
本当も偽りもない
ありのままの素顔を曝け出して
昨日の自分も明日の敵
傷つけて傷つけられた真昼の幻想
目覚める頃には過去のフィクション
■ネガウコト■
全身全霊で愛したい
全身全霊で想いたい
そうさせるのはあなた?
矛盾も不満もぶつけ合って
最後の最後に残るものが
見せかけじゃない愛のカケラだったなら
あなたと出逢えたということを
何よりも深く刻むだろう
(C)Aoi Tact
いろいろ、他人との距離感などを探りながら生きていた頃の作品だなと、読み返してみて思います。