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もんどりと奇声

 最近めっきり落ち込み、細々と永らえていた九藤が、今日、連載をこそこそとではなく、報告してアップさせました。

 ネタバレになりますが、ラブシーンがあります。

 淡い感じですけど。

 にも関わらず、アップした時の九藤は、心で奇声を発しておりました。


「ぎょおおおおおおおおおんんんんんぬぬぬうううう!!」


 擬声語にすると。…多分、こんな感じです。

 恥ずかしさでもんどり打つぜ、みたいな。

 だいぶあれです。あれな感じです。

 他の作品でもっと濃いシーンも書いてるのになぜ、てなもんですが。


「ぐうをおおおおおおおおおおおおおんんんんん」


 こんなんもありです。

 この叫びを本当に実行したなら奇人(今まで以上)に見られてしまう。

 だから心の中だけで絶叫してました。

 実際にかるーく、のたうちまわったりもしてました。

 ビバ自室。


 それで、これは吐き出さないと身が保たない、と思い(どんだけ)、エッセイに書こうと決意、「もんどり」をタイトルに採用しようと考えました。


 で、よく「もんどりを打つ」と耳にしますが。


「もんどりって何だ?」


 改めて疑問に思い、例のニュー・電子辞書で調べたところ。


 ―――――とび上がって空中で一回転すること。宙返り。とんぼ返り。――――――


 そうありました。

 漢字で書くと「翻筋斗」です。難しい。


 だから結論としまして。


「もんどりも打てない!」


 ということが判明した次第です。

 ジャ○―ズじゃないのですから。


 多分、あれです。

 いい歳の男女が、「じれじれ」な感じを書くのが非常に耐え難かったのです。耐えましたが。


 さっさと進展すればいいのに。

 中途半端な感じが背中にむずがゆくてむずがゆくて…。


「んなああああああああああああああっ」


 思い出すだけでこれです。


 もう感覚として突き抜けてしまい、恥じらいも少ないキャラのほうが楽に書けます。


 が。


 びみょーなところでもにゃもにゃしてる人らのラブシーンとなるとですね。

 前述のごとくです。


 ドラマや映画のラブシーンもですね。

 家で家族と観るのは、ものすごく落ち着きない子供でした。

 特徴として。


①じたばたし始める。

②顔を背けたりひかえめな奇声を(実際に)発する。

③横に座る家族をバシバシ叩いたり押したりする。


 ざっとそんなとこです。とてもはた迷惑です。

 面白がられたりうるさがられたりしました。

 ③に至っては非力な子供だったので許容されたことであり、つけ加えるならこれは、ピアノの発表会前にもやってました。その場合は極度の緊張を紛らわせるためですが。あああ、ピアノの発表会。あれは恐ろしいものです(トラウマ)。


 とにかく、剛腕な子供でなくて幸いでした。


 で、何の話だったかと考えて思い出すと、再び脳内が奇声のオンパレードになるわけですね…。

 

 いい加減に落ち着いてほしい、と自分で思います。

 傍で見ていたらいっそ興味深いだろうと思われるかもしれませんが、大人になった現在、大体のところは脳内騒ぎの範疇で収まっており、一見は淡々とした無表情であることが多い点がまた、我ながらシュールだと思います。

 ぱっと見、深い思索に耽っているようで(第三者談)、実はただただぼおーっとしているだけということもよくあります。


 考えてる時といない時の落差が激しいです。


 考える時は地球の裏側のことまで考え、考えない時は目先1センチのことも考えません。


 ゼロか百か。極端です。


 それでも天秤座です。そして元々、何の話だったか思い出すという無限ループ。


 はあ…。




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