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烏合の衆  作者: みどふ
1/2

プロローグ

初めての投稿となります。


基本的には個性ある世界観に仕上げていきたいと思っています。


見て下さい。


ちなみに語力はあまり無いです。w









ハイビジョン液晶テレビ。










一番初めに目に入ったのはそれだった。









ああ、


なんてこった。


なんてこった。


なんてこった。









俺は状況を把握するのに数秒も要らなかった。







液晶画面がこの事態を物語っていたのである。







しっかりと鍵をかけていたはずのこの部屋にどうやって忍び込むすべがあるのか俺は数秒程頭をフル回転させて考えたが、


恐怖心もあってか数秒後には辺りを見回してまだ“奴”が居るんじゃないかと警戒していた。






警戒して部屋中探索しているとイライラ感というか鬱陶しさがだんだん込み上がってきた。







なぜ、

なんのため、

どうしてこんな取るに足らない事をするのか。


そんなことを考えていても答えなんて出てこないということは知っている。





しかし知りたいというのもある。


実に聞いてみたい。






何か実行犯には実行犯なりの考えがあるのだろう。





なんの意味も無くこんなことをしてました。


なんて回答が返ってきたその日にはこの国の民度が下がってきているということになるであろう。







そう、この事態を最近招いている実行犯。


ニュースにも取り上げられなぜか正体も不明な実行犯。








そいつが今現在俺の部屋を荒らしていったのだ。








そして何よりも荒らし方がこすいのだ。


この女子力溢れる部屋にリフォームしてくれる始末。










“奴“は世間からこう呼ばれているのだ。















通称“シール魔“















人ん家に入ってはベタベタとハート型の魅力あるシールを家具や壁に貼っていく子供じみたやり方で今世間を騒がせている。






この手の犯行はなかなか例を見ないわけだが。




というかこれを知った誰もが度肝を抜かれたはずであろう。







実行現場は主に都心中心だが単独でやっているとは思えない。



ここ半年でシール魔の被害者は1万件以上にまで上り詰めているという。





いやぁ、

ここまで来ると俺の家にも来るんじゃないかなーという期待と不安があった。



そう、あくまで過去形である。








グループでやっているとしても何一つ手がかりが掴めないとなるとこれまた不思議な事が起こっているのである。







うん。









“奴“は一体何者なんだ?



ご朗読ありがとうございました。


投稿されたらまたお願いします。


これからもマイワールドを展開していきます。

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