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エッセイ

意味病

意味病にかかると、歌のない音楽が聴けない。

歌詞がなければ歌ではないと思えてしまうのである。


ことばがなくても歌は歌だ。


意味病が進行すると、ことばにはすべて意味があると思うようになる。

『へひほ』と聞いたら「それ、どういう意味?」と尋ねてしまうのである。


意味がなくてもことばはことばだ。


へひほに限らず無限にある意味のないことばの洪水を災害のように忌み嫌い、

まひれのことまでもがらしめたくすきるのである。


理由はあっても意味はない。


まくれこそしすきし、たいとshあばらないことを、ㄓㄧㄍでぽん、

病らし害た舞根び晴すまらびkqt、kqtなんらからか。



ぱぽー、と、トランスペットが鳴る。


さあ、恢復へと歩き出す合図だ。



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― 新着の感想 ―
[一言] 言葉、あるいは詩は、無数にある文字から選び、並べることで世界の意味を表現する。という捉え方をしています。 そのため、自分の言葉に対しての価値観とは良い意味で逆説的だと思いました。また、だから…
[一言]  分からない文章は、一度英訳してから、日本語訳すると理解できることもありますよ。 「まひれのことまでもがらしめたくすきるのである」 英訳↓ "I want to make even par…
2022/09/11 12:21 退会済み
管理
[良い点] ふふっ。わらっちゃいました。 私が大好きな児童文学に「ぼくは王さま」シリーズがあるのですが、結構シュールで夢オチだったりUFOが現れたりするんです。 でもどんなにシュールな状況でも、お城…
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