表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/139

第36話 海ダンジョンそれいけキキョウ。

悪逆非道のダンジョンマスター格言その18

ダンジョンマスター生は、他殺で終わる。だからこそ、長いダンジョンマスター生はその誰かのためにあるのだ。素晴らしいダンジョンマスターとは、育むことのできるダンジョンマスター、その最期の最後まで。はい、頑張ります。

 キキョウは、完全に水没しているトラス海ダンジョンに突入。


 異空間型のダンジョンで、入れば1階層から天井にまで水があり水面などどこにもない、ただただ水中な海ダンジョン。

 それゆえ、水中で生きられない者に対して絶対的な防御力を誇る。


 1度はやってみたい水没ダンジョン。ダンジョンマスターなら誰もが夢見る在り方だ。


 しかしそれは叶えることのできない夢の1つ。

 なぜなら生きることができない環境は、即死罠となるから。


 即死罠は仕掛けられない、というのがダンジョンの絶対的なルール。


 いくら体を鍛えようが、水中で生きるようにできていなければ、生きられない。

 魔法を使っても何をしても、生き続けられる体にすることは不可能。そんなところを攻めるだなんてダンジョンとして言語道断です。


 ゆえに、水没したダンジョンは作れない。

 即死罠になってしまう水没ダンジョンをどうしても作りたいのなら、勲章、死に神の派遣者を授かっている必要がある。


 高階層の絶対強者をあえて低階層に送り込み侵入者を蹂躙させる、ダンジョンマスターとして恥ずべき行為を平然と行うブラックダンジョンが授かる、死に神の派遣者の勲章には、トラップ死亡確率制限解放が存在する。


 それはつまり即死罠を生成できるということ。


 通常、罠はその階層数や階層の状態によって威力の限度が定められている。

 1階層と100階層じゃ侵入者の強さも全然違うので、それに対応するような限度調整。大体はそうだなー、結果的には死ぬかもしれないが一瞬の内に死ぬわけでもないし抗えもするし回避もできる、程度の威力だね。


 まあまあファジーだが、ダンジョンマスターなら考案してみた時の感覚で、生成できるかできないかが分かる。

 しかしだからこそ何度やってみても生成できない。階層を水没させるなんてできやしない。


 ……ちなみに俺はその感覚を知らない。どういう感覚になるのやら、想像もつかないや。

 なんで知らないのかって?

 持ってるからさ。

 高階層の絶対強者をあえて低階層に送り込み侵入者を蹂躙したのさ。ダンジョンとして言語道断と言える即死罠が普通になるほど、ここは恥ずべき行為を平然と行うブラックダンジョンさあ。


 驚くだろう?


 俺は驚いたよ。


 平然と行ったことなんて1度もないよ、俺は叫んだよ。罪悪感や色んな感情に押し潰されそうだったよ。勲章の判定をしてるやつをちょっと呼んできてくれないか。


 俺だけちょっとひどい勲章が多すぎる気がする。絶対になんか細工されているはずだ、いや確かに心当たりはありますがね。

 凄く。

 ……。

 まあ、うん。この海ダンジョンは、死に神の派遣者だなんて勲章、授かっていないだろう。


 ではどうして水没ダンジョンが現実に存在しているのか。

 その勲章がない以上、作れないはずではないのか。


 その疑問への答えはとても簡単。

 水没が即死罠扱いになっていないから。


 多くのダンジョンにとって即死罠扱いになる完全な水没。しかし、とある2つの条件を満たすダンジョンにとっては、それがただの罠、いや通路と同じ扱いになる。


 1つ目。ダンジョンマスターの種族が水棲種族。

 2つ目。ダンジョン侵入者の8割以上が水棲種族。

 これだけ。


 1つ目は当然の話だ。

 ダンジョンとはすなわちダンジョンマスターの体である。

 ダンジョンマスターにとって罠でもなんでもないどころか、日常で使っているものがあるだけ。問題ないに決まっている。


 俺が海ダンジョンのダンジョンマスターであれば、水没は即死罠だ。呼吸できないからね。

 他にも例えば超高温の環境も非常に苦しい。耐性があれば生きられないことはないので、即死罠ではないが生成Pもコストも高い罠になる。


 ちなみにダンジョンマスターは成長しないので、耐性の獲得は不可。俺は死ぬ。


 しかし、水棲型のダンジョンマスターにとって、水は生きるために必須のもの。むしろ水がない方が即死罠扱いに近い。

 ピッチピッチはねることしかできなくなるだなんてあんまりにもエグイ罠になるだろうよ。


 ダンジョンとはダンジョンマスターにとって過ごし易い環境が、最も罠とは縁遠い安全な環境、つまるところ通路になる。


 それを思うと上級竜のダンジョンマスターが作るダンジョンは多分極悪難易度だろうなー。溶岩より暑くても良いし、雪山の頂上より寒くても良いし、酸素がなくても大丈夫だ。

 間違いなく俺は死ぬ。


 話は戻って理由の2つ目。

 ダンジョン侵入者の8割以上が水棲種族であること、これも当然と言えば当然。

 ダンジョンとは侵入者により形作られていくもの。その片割れを無視して作ることは不可能さ。


 侵入者の種族にとってそれが危険極まりない罠であれば生成Pもコストも高くなり、確実に生きていくことができない罠であれば即死罠となる。


 森に作ったなら森で生きる魔物達が侵入者の主流、水没していたり溶岩に飲まれていたりはきっと不可能。

 人里近くに作っても同様。人が侵入者の主流なら人が生きていけない環境にはできない。


 海に作ったからこそ水で生きる魔物や水棲の人種が主流、水没した環境でも当たり前のように生きられるからこそ、こんな風にダンジョンバトルでは絶対的優位を持てる、海ダンジョンが出来上がった。


 種族が尖ってると有利だなあ。

 俺は人だからなあ。

 全部平均より下だよ。頭脳以外はねっ。


 ちなみに自分の種族とかけ離れた場所にダンジョンを作るデメリットは凄く大きい。


 確かに俺が海にダンジョンを作ったなら、空気に満たされそこいらに住む人や魔物に対して絶対防御を誇るダンジョンが完成することだろう。

 絶対に踏破されることはない。


 が、侵入されることもない。

 水棲生物しかいない地域では一切入ってこられないことになる。結果Pは得られない。


 しかしそれでもある日、誰かが入って来る。

 それは、水の中で生きながらも、地上での生活を可能としている生物。何かは知らないがそういうやつは大概強い。

 安全なねぐらとして使用してくれるならセーフだが、まあそんなことはない。普通に終わる。デメリットどころの話じゃない。


 俺が人里近くを選んだのもそういう理由があるのさ。

 初めての場所選びって重要よね。


 そこら辺俺は知恵ある種族だからね、事前に考え分かっていたのさ。あっはっは。


 でも、みんなは知らないと思うけど、種族に合うからって魔境にはダンジョンを作らない方が良いよ。

 魔境の侵入者はみんな強いし、地域的な力が強いからダンジョン広げ辛いし、魔素濃いからガンガン魔物発生するし、えぐい植物とか近寄れない鉱物とか半端ない地形とか多いから変更するのもひと苦労よ。


 それに魔境だと、戦争中な可能性もあるよね、上級竜と人の戦争中な可能性もある。みんな気をつけた方が良い。


 なんで知っているんだろう、俺は。


 ……。おや、これは、涙?


 とまあそんな海ダンジョンだが、もちろんその水没は罠足り得ない。

 侵入者にとって普通に生きられる環境が整えてあるだけで、ただの通路と同じ。そんなのがメインの仕掛けだったなら初心者を卒業することなんて到底できない。


 だから、海ダンジョンには他に、ストロングポイントがある。ダンジョンを初心者卒業へと導いた、ストロングポイントが。


 それが、スキル。

 魔物の持つ、適性によるスキル。

 剣術だとか火魔法だとか。


 ダンジョンモンスターを生成する際、ノーマルモンスター以上であればそこに適性を追加できる。そうやって生成することで、その魔物は扱う知識や本能を、技術を得て生まれ落ちる。


 種族本来の適性とかけ離れていない限り、生まれ持った自然な能力として扱うことができるため、それなりに安いPで一風変わった力を身につけさせることができるわけだ。


 100P200Pの種族に無料でつけられる分は少ないが、それでもそうだなー、種族に沿った基本的な適性なら1個は無料で付くかな?

 もし無料じゃなくても10Pとか5Pくらいで付けられたりすると思う。

 詳しいことはちょっと分からない。


 僕は900P以上の種族を1万8000P以上で生成することしかしたことがないので。適性は毎回10個以上つけてたので1個辺りのPはねえ。


 ともかくダンジョンマスターにとって適性は、魔物生成時最も変化を付けられる楽しみな部分と言っても過言ではない、そんな項目。


 海ダンジョンは、生成する魔物に合わせ、多様な適性を身につけさせている。

 剣を使う魚もいる、風魔法で切り裂こうとしてくるイカもいる、他の魚に騎乗し乗りこなすタコもいる。なんて面白ダンジョン、そして予測不能なダンジョンだ。


 もちろん欠点だってある。

 ノーマルモンスターなのだから、倒された際の復活Pは生成Pの100分の1。復活Pと侵入者のLvによる獲得Pの関係は、マスプロモンスターを軸に成り立つものなので、倒されるとそれなりに手痛い数字。


 しかし対策は万全。

 ノーマルモンスター達は倒されないようマスプロモンスター達の影から巧妙に攻撃し、離脱していく。様々な手札を駆使し、倒されずに侵入者を一方的に嬲っているわけだ。


 だだしもちろん、それを繰り返して撃退しているわけだから、侵入者とてそれに慣れていく。

 ノーマルモンスターがいるのは高階層。様々なことに対応できる実力者達が来る階層。剣を使うと分かっているならそれに対応できる程度の実力はあるだろう。


 しかしこのダンジョンの経営が成り立っている以上、侵入者達はノーマルモンスターを倒せていないということになる。

 慣れることができていない。


 なぜ慣れないのか。

 それは、ノーマルモンスター達の攻撃方法があまりにも多彩だからだ。


 さっき剣で攻撃してきたと思ったら、今度は魔法で攻撃してくる。魔法で攻撃してきたと思ったら槍で攻撃してくる。土属性に耐性があると思ったら、風属性に耐性がある。


 そんな風にバラバラな戦いをされれば慣れるものも慣れない。

 結果取り逃がし、侵入者は苦しめられるだけに終わる。


 だが、適性をそんなに付けるだなんてこと、できるはずがない。各項目に付けられる合計Pは魔物の元々の生成Pと同額分までと決まっている。


 元々の生成Pの半分のPを振って授かる勲章、スキル大好きマスターがあっても生成Pの1.1倍まで。

 元々の生成Pと同額分のPを振って授かる勲章、スキル愛があっても生成Pの1.2倍まで。

 できるはずがない。


 それこそ、コアに対しての攻撃や衝撃に多感な思いを覚えるダンジョンマスターにいけないとの思いを込めて授けられる、異常性愛者の勲章がなければ。

 異常性愛者の勲章があれば、適性項目制限解放という効果を得られ、Pをいくらでも振り放題になる。


 なんで知っているのかって?

 持ってるからさ。

 コアに対しての攻撃や衝撃に多感な思いを覚えたダンジョンマスターだからさ。


 俺は声を大にして言いたい。勲章を授けるのかどうか決めるやつがいるのかどうかは分からないが、ともかく勲章っていうのを作ってる奴に言いたい。

 もっと優しくして下さーいっ。


 ……。

 ……。

 コレハ、ナミダ……。


 ……。

 海ダンジョンではそんな勲章がないのに、ノーマルモンスター達は様々な技で侵入者に襲いかかる。

 そんなことがなぜできているのか。


 答えはそう、1体にたくさんの適性を付けるわけじゃなく、複数体に1つずつ適性を付け、入れ替わり立ち替わり戦わせているからだ。


 生成Pは魔物の数だけかかるので、数が増えたなら適性を増やす以上に大量のPを消費してしまうだろう。

 しかし入れ替わり立ち替わり戦えば攻撃される回数も少なくなる。それは倒され辛くなるということ、深手を負い辛くなるということ。

 復活だけでなく再生Pの節約にもなり、獲得Pが生成で消費した分を取り戻してくれるわけだ。


 こうやって海ダンジョンは経営を軌道に乗せている。


 上手いこと考えて、上手いこと作るねえ。


 ノーマルモンスターだから多少は言うことも聞いてくれるし、ヒットアンドアェイもできないことはない。

 異空間型らしく通路は細めで枝分かれさせ、水没ダンジョンらしく通路は3次元的に展開。誘い込んだり入れ替わったりが随分楽な形状になっている。

 さすがだよ。


 さすが50階層もあるダンジョンのダンジョンマスター。

 はっはっは。


 なんで50階層って知っているのかって?

 うん、もう50階層だからだよ。

 キキョウがもう、最終階層に到着しているからだよ。


 残存していた2Pの内、1Pを消費し、高級なおまんじゅう1箱10個入りを生成。

 二番煎じのお茶をズズズと飲み、おまんじゅうをパクリ。うーん、美味い。


『ちゃんと残しておくんじゃぞ。わっちは3個食う』

 残り9個。人数の7人で割ると1人2個も当たらないのにまさかの3個を要求してきたキキョウ。追加で生成しなくてはいけなくなったダンジョンマスター。


 おやおやどうしよう。もう1Pしかないんだぜ? これ1Pするから生成しちゃうと0Pになっちゃうんだぜ?

 えっともう1箱生成すると合計19個か、俺1個食べたし。人数の7人で割ると……あれ、3にならないな。

『足りんのなら稼いでくるんじゃぞ』

 ……。

 

『1Pのために換金は勿体ないからの』

「キキョウさんキキョウさん。ダンジョンバトル中はPの移動ってないんですよ、全部の戦いが終わってからじゃないとPの移動ってされないんですよ。ちょっと無理です」


『知っておる。じゃがフィールドの魔物や人の侵入者を倒せばPは得られるじゃろ? たまには稼いでこい。あ、そうじゃわっちは言うておった通り研究所じゃ、ちゃんと作るように』

「……。あれ、研究室じゃ、所になってますけど……」


 キキョウは手をヒラヒラさせ、自分は最終階層の守護者と相対した。


 ダンジョンバトルが1対1ではなく、3つ以上で行われている場合、ダンジョンバトルの終わり方は誰に申し込んで誰と開催したかで色々変わる。


 まあ大事なのは今の場合の話。8つのダンジョンは我がダンジョンに申し込み、開催した。

 誰かがこのダンジョンを倒したならそこでダンジョンバトル終了だが、ココが残る場合は全てのダンジョンに対し勝利しなければ終わらない。

 

 だから全ての戦いが終了しない限りPの移動は行なわれない。


 ダンジョンモンスターではないフィールドの魔物や人の侵入者を倒せばPは手に入るが、彼女達が目一杯暴れた現状では、マップにそんなの1つも確認できない。

 生物という生物が一切いない、死の地帯。もう魔境でもなんでもないが、一番の魔境だよ。


 つまり稼いでくるなら、ダンジョン外から生物を誘いこむ必要がある。

 マップがないから、どこに何がいるか分からない。多分ダンジョンを遠く離れなきゃ生き物を見つけられない。


 そしてこの魔境に生きる者達の強さをランク付けした場合、俺は下位だ。

 下位って言うか、最下位だ。

 いやさすがにそれはないと思うよ。ちっちゃいのになら勝てるはず、……先制攻撃が決まって逃げられなかったら。


 ……。

 戦えば俺は死ぬ。


 ……。

 おまんじゅうが生成できなくても死ぬんじゃないか?

 

 キキョウは1階層からずっと、足の変わりに尾びれを身に付けた人魚のような姿に変化して、海ダンジョンを攻略して行った。


 自分に防御魔法を纏わせてゆっくりゆっくり。倒さなければ進めない相手だけを倒し、他はいくら攻撃されてもスルー。

 最終階層間近になって攻撃の勢いは増したが、キキョウの防御は一度も破られていない。


 攻撃が増えた結果うっとおしくなったのか、45階層くらいからは階層を移動する度に超広範囲への攻撃魔法を放って壊滅させているが、移動速度はずーっとのんびりペース。


 キキョウが本気で放った魔法に耐えられる魔物を、45階層程度のコモン魔物で生成なんて無茶にもほどがある、向こうのダンジョンモンスターやダンジョンマスターは悪くない。

 悪いのは全てこの私。


 漂うように泳ぎ、キキョウはゆっくりゆっくり50階層に辿り着いた。


 そこにいたのはグレイトオクトパス。

 生成に1000Pかかるタコ系魔物の上位種。

 タコ系等の魔物には元々魔法に対する高い耐性があり、さらにその魔物は生成時、各種属性への強い耐性を付与されている。


 まるで対キキョウ用に用意されたボス。

 が、グレイトオクトパスはキキョウに合わせて生成されたのではない。名前がある。

 ネームドモンスターだ。


 ネームドモンスターは名をつけられた際、Lv1になる。生成した直後では最終階層を任せることなどできない。

 だが現にグレイトオクトパスは最終階層の守護者。

 つまり、長きに渡りダンジョンマスターを守護し続けている、まごうことなき相棒。うちとは違うぜっ。


 幾多の脅威をはねのけた、ダンジョン最強の守護者がキキョウの前に立ち塞がる。

『燃えつきよ』


 が、鎧袖一触と言わざるを得ないほどの一瞬で、グレイトオクトパスは水中にわざわざ作られた業火に飲まれ、たこ焼きにもなれず魔石と1本の足となった。


『歩くよりはマシじゃったが、泳ぐのも疲れるのう』

 1つのダンジョンの命運が、今、尽きた。


25万字突破。

こんな長い間お付き合い頂きありがとうございます。


感謝しかありません。


さて、少々改行の使い方を変えてみました。

話をスマホで読み返した時、見辛っ、と思いましたのでちょっと変えてみます。


何度か見直してみてこっちの方が良いなと思えば、1話から全部直していきます。また改稿となってしまいますが、ご容赦いただけると幸いです。


ちなみに文字数は変わりません。だいたいこんな感じ、時々1万字でやっていきます。


それではダンジョンバトル編もあと4話か5話か。よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=546221195&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ