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第25話 29階層の行方はどっちだ。

悪逆非道のダンジョンマスター格言その7

生きるにはPが必要である。しかし生き残るには高潔さが必要である。死にたくないよ……。

 太陽が、一番高い位置を少し通りすぎた頃、ダンジョンマスターはまだ眠っていた。


 疲れることのないダンジョンマスターは、睡眠を取ったところで、体の何一つも改善しない。眠る必要などどこにもなく、永遠に眠らないことも可能である。

 しかし、裏を返せば、万全の体調でも眠ることができ、永遠に眠ることも可能だ。

 ゆえに、起きないということは、何か起きたくない事情があったのだろう。繰り返し行われた破壊により、草すら生えない自宅の庭で、グースカ眠りこけていた。


 己の配下、ダンジョンモンスターが、苦戦を強いられていると言うのに。


「スピリットフォージっ」

 1番の激闘箇所には、セラ。今も自身の対人対魔物用の必殺技、精神体を奪うという、対象を確実に死へ導く一撃を繰り出した。

「甘いっ、効くものかっ」


 だが、相対するLv200を越える騎士には効かない。騎士の剣は躍動し、セラに迫る。

 セラも自身の武器である、槍のように長い棍で応戦するが、技量が拮抗していても馬力が全く違う。剣の一撃一撃で棍は弾かれ、ついていくので精一杯。

 その苦悶の表情と、対処に追われる様は、決して演技ではない。


「キーーーックっ」

 そこへ苦戦を感じ取ったニルが、援護のため突撃する。気配もなく目にも止まらぬその一撃は、確かにLv200の騎士へ向けられ、2人は激突する。

「え、う、うわわっ」

「もらったっ」

 だが、強力無比な一撃を、騎士は片手で止めてみせた。


 人や亜人は、魔物に比べて余りに弱い。

 だが、Lv200とは、一種の化け物だ。


 ダンジョンにおいては、100階層やそれ以上という高階層を縄張りとし、フィールドではその余りに弱い身で、この世にひしめく強者を屠り続ける化け物だ。


 何かが欠けることすら許されない険しい道を登り、何かが欠けていなければ進めない恐ろしい道を登り、おびただしいほどの屍の上に聳え立つその領域へ到達した、真の化け物。


 そんな化け物がこの戦場に、その騎士を含めて3人。


「くっ、速いっ。オオカミよ、私の背後をっ」

 残る2人の内1人とはローズが相対している。彼女達ネームドモンスターの内、戦闘技術という一点で見れば、最も優れているローズ。

「こんな雑魚何匹いようとも――、これで終わりだっ」


 だが、相対するLv200を越える騎士には意味を成さない。両手に持った一対の剣がオオカミを切り裂き、ローズの喉元に迫る。

 卓越した槍捌きでも、無数のしもべを犠牲にしても、何一つ効果を見出せない。


「ええい厄介な、消え失せよっ」

 そこへフォローのために、キキョウがすかさず魔法を叩きこむ。上手く範囲を調整しつつも、回避し辛い広域の一撃。攻撃偏重のアタッカーである騎士はその魔法を、自身なりの防御で受ける。

「これでも効かんとは――っ」

「邪魔すんじゃねえーっ」

 だが、効いている様子を騎士は全く見せない、事実大して効いてはいない。


「ダメ、警戒されてる。ちっ、また見つかった。ごめん」

 残る1人は、常にオルテを追っていた。オルテは、位置取りを聞いてきた仲間の通信にそう応え、再び走りだした。

「もうそれは撃たせん、逃がすかっ」


 既に、Lv200を越えた絶対強者を、1人葬り去ったオルテの矢。絶大な戦果を挙げた、だからこそ居場所は常に全力で探知される。

 止まれば2対1でも苦戦する相手と、1対1で戦わなければならない。


 Lv200の騎士達に、彼女達は絶対勝てない。


 戦場は、既に騒乱の時を過ぎようとしている。

 軍隊が29階層に足を踏み入れたのは、丁度、太陽が頂点を過ぎ、傾きを帯び始めた頃のこと。


 斥候が命からがら仕入れた情報により、その時間帯に、本隊の拠点へ強襲をしかけてくることが分かったからだ。ゆえに軍は、最低限の戦力を囮に残し、敵の主力がいない間に本丸を攻め落とさんと、ひた走る。


 軍を出迎えたのは、2000のゴブリン。

 軍に属する幾名かの魔法使いは、予め分かっていたそのゴブリン達目掛けて、素早く強大な魔法を展開。薙ぎ払おうとした。

 これまでの数日間、ダンジョンの戦力と思われる人型の魔物達に、何度も何度も襲撃された人の軍。既に義勇兵や奴隷兵に戦果を挙げさせてやる、だなんて段階は過ぎている。

 もう一度行われるその襲撃を、囮部隊に任せてやってきている以上、求められるのは早々の決着。


 素早くゴブリン達の軍に風穴を開け、義勇兵や奴隷兵と、数名の騎士の指揮官にその場を任せ、30階層、最終階層へと雪崩れ込む、そんな算段だった。

 しかし、目論見は防がれる。強大な魔法は1度目も、2度目も、3度目も、ほぼ完全に。


 ゴブリン達は壊滅しない。そして武器を振るい、行軍を一瞬ではあるが、完全に止めてみせた。卓越した指揮による成果、軍の勢いは、急速に萎んでいくことになる。


 人の軍は動きを変え、義勇兵と奴隷兵を前面に押しだし、その一方で、少数の騎士による一点突破を試みる。

 するとゴブリン達は後退し、場所を開け、まるで誘いこむように展開。少数の騎士達がそこへ入り込んだその瞬間、地面が黒く染まり、一気に空洞ができる。


 中からは、発狂するほどに濃い、最早瘴気と呼んでも差し支えのない大量の魔素と、最早狂気と呼んでも差し支えない大量の魔物が噴出した。


 生成Pが250Pにもなる強大な魔物も混ざる魔物達は、死を厭わず、目の前の食料を殺戮していく。混沌とする戦場。

 空洞に滑り落ちていった騎士は助からず、近くにいた義勇兵や奴隷兵による戦線は瓦解する。


 もちろん、騎士達はその瓦解を治めようと奔走する。

 しかし、その瞬間に、数名の騎士が裏切った。

 あまり強くもなかった裏切りの騎士達は、あっと言う間に制圧されたものの、戦線の崩壊を見事に達成してみせた。


 戦場は脆くも崩れ去り、鍛えられていない心は、恐怖に染められていく。そしてそこへ、契約の解除が行われた。奴隷達を縛る契約の解除が。


 人の軍には知る由もないが、ダンジョンとしての罠には、そんな効果を持つ罠とて存在し、このダンジョンには、罠の干渉確率や規模の制限が存在しない。

 誘いこまれた戦場全体に作用した罠。奴隷達は解放されたことを知り、我先にと逃げ出した。それに釣られて義勇兵にも、逃げ出す者が出始める。


 抑えようとする騎士達。

 そう、その、騎士達の誰もが、逃げ出す者と、戦う者が減った魔物に気を取られた、その瞬間。全体の指揮権に近い権力を有していたLv200の強者へ、心臓を抉りとる矢が刺さった。


 ゴブリンは数の面で有利になったことを活かし、組織的に人の軍を攻める。ゴブリンはとても弱く、まともにぶつかれば早々に潰されてしまうが、そこをチャンスだと思い攻め込めば、再び穴が開き、狂気の魔物が噴出する。

 穴は、ゴブリンも巻き込むため、一切の予測がつかない。

 魔法部隊の者達は、その混沌たる戦場をなんとかしようと、魔物達を殲滅し得る大規模な魔法を放とうとするも、常に攻撃にさらされており、無理矢理攻撃に転じようとすれば、必殺の矢に次々と仕留められた。


 彼女達は、圧倒的に強いはずの人の軍を、圧倒していた。


 なぜなら、数ヶ月かけて練った作戦を、きちんと運用できたから。

 無理をしてでも手に入れた情報を使って、精一杯に戦ったから。


 そして、後のことなど、全く考えずにひた走ったから。

 生命力や魔力や戦力の温存など、彼女達は、一切考えずに突き進んだのだ。


 セラは、Lv200を越える者達を2人も相手に立ち回った。

 オルテは、渾身の威力を込めた矢を、何本も何本も放った。

 ローズは、ゴブリン達の穴を埋めるために、オオカミを何十体と召喚し、自らも最前線で戦った。

 キキョウは、強力な攻撃を幾度も防御した上、雨あられのように魔法を常に放ち続けた。

 ニルは、魔素溜まり魔物を地上へ出すための技を行使して、敵の注意を引きつけながら、戦場を走り回り続けた。


 自らのエンジンを、高回転で焼き尽くすような戦い方をしたからこそ、自分達を上回る強者相手に、優位に戦えていた。


 だから、混沌の時が過ぎ、騒乱が治まってしまった今は、もう無理だった。


 彼女達の戦いは、もう終わってしまった。


 2000体のゴブリンもそのほとんどが倒れ、魔素溜まりの魔物も、地上に出ている分だけで全部となり、その数も残り少ない。

 奴隷兵や義勇兵の数こそ減り、組織的な動きはなくなったが、だからこそ、それでも逃げない実力と心をかねそろえた、絶対強者のみがこの場に残っている。


 彼女達に残されているのは、無駄な抵抗のみ。

 彼女達は、ギリギリで、なんとかLv200の強者の攻撃をかいくぐり、他の騎士達が30階層に侵入しないよう牽制を続けているだけ。


 Lv200の騎士達に、彼女達は絶対勝てない。


 ダンジョンには制約がある。

 その階層に応じた強さしか発揮できない、という制約が。

 むろん、1階層においても、ゴブリンと上級竜、どちらが強いかと問われれば、圧倒的に上級竜だろう。

 しかし、1階層の上級竜は、限りなく弱弱しい存在にまで実力を退行させる。

 本来、聖剣ですら防ぎうる強靭な鱗は、子供の扱う果物ナイフにすら切り裂かれ、勇者の盾を一撃で破壊する爪と牙は、鉄の盾にすら傷跡を残せない。それほどに。

 

 彼女達は、誰もが上位の種族だ。

 それも、生成時には、上級竜を越えるPを以て生成されている。通常の上位種を、特異な力でも素の力でも、例えば知識などにおいても、遥かに上回る実力を有する。

 だから彼女達は、限りなく弱弱しい存在にまで実力を退行させる。彼女達の強さが、29階層という低階層で発揮されることはない。


 1000Pの種族とは、元々からして低階層で実力を発揮できるものではないのだ。

 階層守護者としてですら、実力を十全に発揮するには80階層が必要である。


 そしてLv200の強者が、いやLv180の者ですら、活動する主な階層は81階層以降、つまり彼等は、実力を十全に発揮した1000Pの種族を倒して生活していることになる。


 80階層の階層守護者として相対したとしても、実力はまだ下、ということ。


 さらにはそんな事情があるにも関わらず、彼女達は、29階層に階層守護者としてではなく、ただのコモン魔物として存在している。5人同時に。


 人の軍との、数による戦力差軽減のため、増やさざるを得なかった自分達の人数。

 1人だと、もちろん数によって負けていただろうから仕方ない選択だった。しかし、5人がその階層にいるならばmそれぞれの実力はまたさらに低下する。

 そこには最早、Lv200の強者どころか、Lv180、Lv150と拮抗できる実力も備わっていない。


 魔物の強さで防衛している自然型ダンジョンを踏破するためには、各階層ずつでの戦力で上回れば良い。1体ずつ倒していけば問題ない。

 例え、総力戦を仕掛けてきても問題ない、数に対抗してくるか質に対抗してくるかの違いだけで、どちらも上回る分、用意しておけば済む話。

 ダンジョンには、絶対に負ける未来しか、元々用意されていなかった。

 国を相手に戦争をするとは、そういうことだ。


 Lv200の騎士達に、彼女達は絶対勝てない。


 けれど、そんなこと、最初から分かっていた。


 情報を集めた段階で、もう、どうしようもない戦力差があることは分かっていた。

 Pを集めても、階層を広げるには限界がある。それに、もし広げたとしても、結局は侵入者の数が増え、その戦力も上回られるだけで、どうあっても勝敗は覆せない。

 敗北は必至。


 そんなことは、最初から分かっていた。


 だから、誰も諦めていない。

 5人のネームドモンスターは戦い続ける。


「ニアスペースっ、で隠れてからのー、羽飛ばしーっ」

 ニルは、亜空間移動により全ての攻撃を躱し、追いかけてくるLv200の騎士へ、攻撃を仕掛ける。背中の羽が何百枚も、まるで投げられた刃物のように騎士へ向かう。

 固有能力、英知の道標により、直感能力を向上させ命中率を上昇、さらに得意な雷属性を纏わせ威力も上げた羽は、一瞬動きを止めることに成功する。


「クアドロマジック、幻影に惑えっ」

 キキョウは四重に重ねた幻影の魔法を、自身を仕留めんとするLv200の騎士へ使う。稲穂と火の球が、騎士の視界に颯爽と入りこんだ。

 固有能力、幻想回帰により幻想を事象化したことで、効果は上昇、さらに得意なイメージを流用することで、幻影は確かに届き得た。


「ウォーズコントロールっ、出でよ軍狼、かき乱せっ」

 ローズは戦場の流れに干渉し、多数の騎士達を相手取り休ませない。大量のオオカミ達は、統制された動きで的確に弱い箇所を狙う。

 固有能力、軍狼召喚により召喚されたオオカミは、召喚魔法で呼びだすオオカミよりもずっと強く、さらには、得意な槍と火属性の力までも受継ぐ。軍狼は人の軍に疲労を蓄積させていく。


「今っ、セラっ」

「分かってますよ、オルテっ」

 オルテとセラは合流。オルテを追いかけてきていたLv200に、セラが攻撃を仕掛け、注意を引き2人の距離を引き離す。

 固有能力、必中必殺の射手を持つオルテは、遠くからの射撃攻撃が特に強く、放たれた矢は、無防備な者達へダメージを与えた。

 固有能力、死灰の波紋を持つセラは、支配干渉した生物の近くにいる者に支配を広げる、裏切り者の処理に当たった者相手には、戦い易い。


 誰も諦めていない。

 戦うことをではない、勝つことをだ。

 それも、ただ勝つことをでもない。誰1人欠けることなく、苦戦したと悟られることなく、勝つことをだ。


 そう。

 もし誰か1人でも欠けてしまえば、苦戦したことが、危うい戦いだったことがバレてしまう。

 そうなればきっと心配される。自責の念にかられるかもしれない。また戦争があったらと、怯えてしまうかもしれない。


 彼女達が見たいのは、彼女達がさせたいのは、そんな悲しい表情ではない。

 困って悩んで驚いて。

 笑って喜んで、そして嘆く、そんな面白い表情。


 だから、彼女達はアッサリ勝とうとしている。

 眠りこけ、彼女達がやり過ぎないことだけを願う、負けるとは微塵も思っていないダンジョンマスターのために。


 太陽は刻一刻と姿を変え、昼は夕方へ、そして夕方は夜へと移る。

 辺りには暗さが増えていく。


 前日の夜には、上手く誘導できた、上手く転がってくれた、との会話があった。

 度重なる急襲からの勝利で、楽なイメージを持ってくれたと。訓練の厳しさからの解放で眠ってくれたと。頑張ろう、と。守ろう、と。

 

 彼女達はここから逆転する。

 ダンジョンマスターに、これからも、やり過ぎだよどうしよう、と悩んだ顔をしてもらわなければいけないから。


 セラは、Lv200と1対1で戦い、別のLv200と戦っている場から駆けつけたニルの援護もあって、大ダメージを与えた。

 オルテは、森に隠れ息を潜める、そしてローズのオオカミ達を素早く殲滅しようと、攻撃偏重になりかけていた部隊へ矢を放ち、幾人も屠った。

 ローズは、崩れる部隊を壊滅させんとさらに攻め込み、大規模魔法からの防御をキキョウに任せ、ズタズタに引き裂いた。

 キキョウは、Lv200と相対しながらも背を向け魔法を放つ、後ろから迫るLv200は、セラに不意を突かせ、自分は別働部隊へ攻撃をさらに放った。

 ニルは、様々な戦場へ顔を出し、抑えるためにやってきたLv200を、オルテに射止めてもらい、戦場を引っ掻き回した。


 彼女達は、ひたすらに頑張った。


 部隊は総崩れ。

 その場に残っていた、実力も心も確かだった800名近くの騎士や兵の内、50名近くがさらに倒れる。

 辺りはもう暗い。

 夜は魔物の時間、残った者達の中で、指揮を託されたものは、歯を割れるほど噛み締めながら、一つの判断を下した。

「撤退、撤退だー」


 それは、この場から、という意味ではなく、ダンジョンからの撤退。戦争の敗北を意味する。

 集めた戦力で届かなかったのだ。魔物の強さで防衛する自然型ダンジョンの攻略は、各階層を戦力面で越えていなくては成り立たない。

 最早、このまま勝つことはできない、そういう判断をしたのだろう。


 彼女達は勝利した。


 指揮官はその上で、自分を含めた6名が、ダンジョン内側へ包囲を抜け、命を賭けて最終階層へ赴く選択を取り、マキナの待つ30階層へ進むが、心配することもない。

 鍛え抜かれた選ばれし精鋭が、援護を一身に受けるため止めることは叶わず、上級竜と戦うのに周囲の暗さは関係ないが、マキナは勝つだろう。


 30階層という低階層で、力を十全に出すことなど出来ないとは言え、最終階層の守護者のネームドモンスター。それも仲間が勝利を収めた相手。


 意地でも必ずマキナは勝利する。

 苦戦もせずに、必ず。


 だから、彼女達は勝利した。


 ダンジョンマスターは、29階層での戦いを一瞬足りとも知らない。きっとアッサリ勝ったと思うだろう。

 

「さあ、追撃の時間です。さっきまで散々やってくれた分やり返してやりましょう」

「うむ。……報復バンザイ」

「戦果はいつでも期待以上にだな」

「これは面倒じゃないの。存分にやろうかの」

「やっとご飯の時間だよー」


 だから、きっとこの光景だけを見て、これからも頭を悩し続ける。


 やりたい放題の、自らのダンジョンの魔物達を抑える方法を考え続ける。しかし思いつくわけが無い、なぜなら彼女達もまた、困らせる方法を考え続けるのだから。


 幸せなのか、不幸なのか、よく分からないダンジョンマスターは、基本的に何も知らない。

お読み頂き本当にありがとうございます。


これからもダンジョンは続きますので、どうぞよろしくお願いします。

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