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世界創造 4

TRPG(ろーぷれ)日記 きみのいるセカイ


×月×日、世界創造4日め

ドラゴンのつづき、



あれからなし崩しにTRPGセッションに突入した(汗)


ゲームはやりかけていたセッションの、某有名ホラーTRPG。


GM(キーパー)は稲荷狐がやり←有名ホラーTRPGは彼女専用の持ち世界だ(笑)、探索者(PCのこと)の自分は事件を調べ、より深みへとはまり込んでゆく(汗)

↑あやかしがGMのTRPG、それもホラーのセッションするのは、なかなかシュール♪


猫又は現れず、セッション仲間の同級生、友人(かずま)は用事で来られなかった(涙)

あいも変わらず、座敷わらしは席を立って帰ってこないし…、


スラッシュ&ハックのパワープレイで事件が片付けられない、ホラーTRPGシナリオのソロプレイって、どんな拷問だよ!!



翌日は日曜日だったのでTRPG三昧の幸せな日だった。

実際の神さまも、世界創造のときには休養日を設けたんだから、自分が休んでも構わないだろう(笑)


来週からはテスト週間なので世界創造はまた中断だ。

少しは真面目に勉強して、成績を上げておかないとマズいか?



さて、

神、魔、精霊、あやかし、その他諸々の力の源は、信仰、恐怖など思いの力の集積によるものだということは前に書いた。


ドラゴン固有の力は外からではなく、内側から発せられる。

自らに蓄積された力は使うことで強化され、そして力を取り込むことで強化される。

かんたんに言うなら、竜、龍は戦って強くなり、食らって強くなる。それも際限なく。


だからこそ、他者と共存できない気性の荒い竜種は幼く弱いうちに狩られる。


普通、竜種は個として究極の存在であり孤高。端的にいうと群れるのを嫌う。

ぼっちヤンキーみたいなものだ(笑)


ごく稀に群れをつくるが、世界の住人ら、多くの場合は国家規模の集団で討伐される。


住人たちで無理な時は神が、神が単身で無理ならば複数の神が討伐に参加する。


こういった大規模な竜の集団に世界全体が危機に瀕し、

神、魔の敵対しあう勢力が力を合わせる事態は、世界が創造されてから、2度しか起きていない。

↑2度も起きているのかよ!!という捉え方もあるが(苦笑)



これらにより、気性の荒い竜種はほぼ駆逐され、見かけることはまずない。


現在、生息している竜は、比較的気性の穏やかな竜種←人や家畜をエサとして狩ることのある赤竜種や、自分より力の劣るものを傷つけることに喜びを見いだす黒竜種も、比較的穏やかでおとなしい竜に含まれる(汗)として生存を認められている。



竜の力の源は自らの内で、より純粋に、強大になるにしたがい、まるで擬似的な物質であるかのように結晶化し竜の体内に宿る。

これは竜玉と呼ばれ、竜の力は水晶に似た輝きを放つ宝玉となる。


この竜玉は竜の体内から取り出しても、その力を失わない。

そして所持者に竜の持つ力を与える。


また、竜玉は物質で無いため、物理的に加工することはほぼ不可能である。


下位竜が竜玉を持つことは比較的まれで、成竜でも、かなり年経たものが竜玉を持っていることが多いようだ。

この竜玉も、世界の住人、人や神に竜が狩られる要因となっている。



余談だが、

一般的に、竜種の知性は角で表し、

力は竜玉の輝き、大きさで表す。


角は一般的に2ないし3本で、

太古に起きた聖、邪神連合軍団との戦争であい対した竜族の王は、7つ(9つという説もある)の角を、まるで王冠をかぶるかのように生やしていたらしい。



と、

この辺りの設定や物語は、

これまた四半世紀前に自分が考えていた設定で、竜、龍のパワーレベルはかなりチートである(笑)

個体として括るなら、ざっくりと竜種、竜種以外のものの2つに分けられるくらいの能力差がある設定だった。


自分の世界を龍、竜に滅ぼされないために、旨く調整しないとマズいな。



「勉強しないんですかぁ?」

後ろからのぞき込んでくる座敷わらし。


「テスト勉強してるかと思ったら、また世界の設定考えてるし〜。

成績落ちてもしりませんよぉ」

お茶を入れてきてくれた座敷わらしに、ジト目で見られた。


苦笑いしながらお茶をいただく。


明日は苦手な英文の試験だ。

マジメに勉強しないとな…。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ずーーーっと昔、自作TRPG作りにチャレンジしたことのある私にとっては、読んでいるだけで楽しいです。 しかも猫又ちゃんがいる←重要 この先システムがどんな形になっていくのか、どんな話が待っ…
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