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番外 9-2 チュートリアル ドラゴン戦つづき

あとがきに追記を追加しました。

TRPG(ろーぷれ)日記 きみのいるセカイ


●月●日、世界創造6日め、前日譚1-5のつづき、チュートリアル ドラゴン戦2


シナリオセッションをしよう、1-5つづき幕間劇チュートリアル クライマックスつづき



PC、四人

アブラゲ・ムハンマド、男、戦士、レベル6、性格秩序、リーダー、プレイヤーは狐

マジックアイテム:プレート+1、トゥハンドソード+2、リング(インビジブル)、リング(Xレイビジョン)


かずみ(フィーア)、女、エルフ、レベル5、性格中立、参謀役(サブリーダー)、プレイヤーはかずま

マジックアイテム:プレート+1、ソード+1(フレイムオン・コマンド)、ボウ+1、スタッフ(マジカルパワー、能力(パワー):打撃、永久光、火球、電撃、氷嵐、念動)、スクロール(へースト)、フライングカーペット(笑)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、魔法読解、魔法の矢、眠り、魅了、魔力看破/永久光*、解錠、魔力錠、透明化/火球、悪からの防御(10'四方)、加速*

注.*は反転使用可能


本日の呪文残数:1/2/3レベル、魔法の矢x1/解錠x1、魔力錠x1/加速x1


ミュー(ゆうき)、女、僧侶、レベル6、性格秩序、プレイヤーは座敷わらし

マジックアイテム:プレート+1、シールド+1、ウォーハンマー+1、スリング+1、スタッフ(ヒーリング)、ポーション(ヒーリング)x2、バッグ(ホールディング)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、ALL/ALL/ALL

アンデットターニング:別記(使用時に説明)


本日の呪文残数:1/2/3レベル、軽傷治癒x1*/祝福x1*/対人麻痺x1*

注.*は反転使用可能


まいど+(ぷらす)、女、盗賊、レベル6、性格中立、プレイヤーは猫又

マジックアイテム:ソード+1、リング(スペルストア、種別(タイプ):魔法使い/呪文(スペル):眠り、魔法の矢、火球)、リング(スペルストア、種別(タイプ):僧侶/呪文(スペル):軽傷治癒*、悪からの防御、魔光*、対人麻痺*)注.*は反転使用可能、ガードル(ジャイアントストレングス)、リング(ジニー)、デバイス(種別(タイプ)ストーン:エレメンタル・コントロール〈アース〉)


指輪1の呪文残数:

眠りx0/魔法の矢x1/火球x1


指輪2の呪文残数:

軽傷治癒x1*/悪からの防御x1/魔光x1*/対人麻痺x1*

注.*は反転使用可能



NPC、二人

クエンサン、男、戦士、レベル6、性格中立

マジックアイテム:プレート+1(エレクトリカルダメージ:使用済みクールタイム中)、ソード+1(ウィッシュ)、リング(スペルターニング)、エルヴンクローク


スリップ、女、ドワーフ、レベル5、性格秩序

マジックアイテム:プレート+1、バトルアックス+1、リング(リジェネレーション)、ヘルム(リーディング)



チュートリアルの続き ドラゴン戦2



戦闘訓練クライマックスです。



「何か変だね」まいどがつぶやく。



床が震える。

やがて、崩れた金貨の山に埋もれていた竜の寝床への通路を通り、

金貨を押し上げながら、のっそりと緑竜が姿を現した。



−ここから−


「「○○っ!!」」、「○○さん!!」、「マスター!!」

「ひでぇ!!」、「やられたっ!!」、「生きてます!?」、「ずるいよっ」


バラバラだな(苦笑)

悲鳴と非難は一致している(笑)


「頭が二つって話、言ったよ(笑)」


「ああ…、

○○、思考誘導したくて、みんなに映像見せたね?一杯食わされた(苦笑)」悔しがりながら、ちょっと嬉しげな猫又(まいど)


買いかぶり過ぎなんだけど。映像はみんなに楽しんでもらおうとしただけなんだが(苦笑)


そして猫又のつぶやき。

「ヤバい。緑竜(グリーンドラゴン)(GD)だ…。

かずみちゃん?」

「ああ、ちょっと待って。何か良い手は!?」

「なーに?」、「なんです?」疑問符が飛び交うアブラゲとミュー。


「あいつ、緑竜(ガスドラゴン)(GD)だよ、塩素ガスを吐く。

GDの(ブレス)は雲状で、射程は短いけど範囲が広い。部屋の中だと逃げ場がない、部屋中射程圏内だよ」

うん、ガス攻撃は屋内最強だ。


青箱呪文の高位にある〈毒雲〉が〈転移〉と並んで有るのはそのあたりが理由なのだろう。


持続性のある重いガスで作られた致死性の高い雲状物質は、今回みたいな傾斜型のダンジョンで使うと、素敵に卑怯(チート)だ(笑)

あらゆる小型生物を殺しながらダンジョンを下ってゆき、ボスを毒で浸蝕して倒す。

まあ、だいたいの場合、ボスが毒の効かないアンデッドだったりするけど(苦笑)


まいど、続けて話す。

「ドラゴンブレスの抵抗判定は良くて1/3の確率くらいで成功だよ。亜人種(デミヒューマン)は抵抗判定が有利だから半々の確率だね。

「判定失敗したら、即死亡ダメージ。

もしかしたら戦士とドワーフはHP高いから失敗しても生き延びこともあるかもしれない。

「僧侶とエルフなら、判定成功すれば、だいたい生き延びられる。失敗したら即死確定。

「魔法使いと盗賊はHP低いからね(笑)抵抗成功しても、即死亡ダメージもあり得るよ。

(ドラゴン)(ブレス)はドラゴンのHPと同じ点数のダメージ。不意打ちで(GDの)HP下げられたら良かったんだけどね。後は先制攻撃した方が勝ちだね(笑)」


「イニシアチブで負けたら?」ミューの恐る恐るの質問に。


「パーティー全滅。良くて半壊(笑)」


マジ目の(アブラゲ)「先制取ったら大魔法連打して、1ラウンドで殺す。

半壊したら勝ち目がない。一撃必殺。みんなっ、殺すよ!!」過激な言動の(アブラゲ)だ(苦笑)


「くそっ、(指輪は)〈火球〉じゃなくて〈電撃〉にしなきゃダメだったか…。それか〈加速〉だ。

かずみちゃん、〈加速〉は?」

「取ってる。でも〈魔力の杖〉、俺しか使えないよ!!」


かずまの返事に猫又は、

「…仕方ない。かずみちゃんは魔力の杖で〈氷嵐〉(効果)か。よろしく。

「あたしは…、正解は〈加速〉だった。

〈火球〉でドラゴン(GD)だけにダメージを与える手段がないか…、あっ。

「○○、あたしは仕方ないから指輪の精霊(ジン)を呼び出して戦わせる。注意を向けさせるのに後ろから攻撃ね(笑)

「ミューちゃんは〈祝福〉の呪文、使える?」


「はいです!!まいちゃんっ」

「じゃっ、それで前衛三人強化。アブちゃん?」


「わかった。(NPC)二人を連れて斬りまくるよ〜(笑)」


「リーダー、イニシアチブ取って!!」猫又の気合いのこもった声とみんなの視線。

「わかった!!

マスター、勝負よ!!」

狐は力強い目でこちらを見つめ、ダイスを握りしめた拳をこちらへ向ける。


よしっ、勝負だ!!



気合いに満ち溢れたパーティー。

そして、

イニシアチブは自分が取った(苦笑)


全身を撫で回されるドラゴンブレスを食らったパーティーは、

くすぐられて悲鳴を上げ力が抜けたのか、みんな抵抗判定を揃って失敗して全滅、チュートリアルは終了した。


自分は「変態マスター」の称号をいただいた。

…嬉しくない!!、このやり方でOK出したよな?みんな…。


「猫又、さっき何か思いついたろ?」かずまの問いかけ。自分も気づいていた。

「イニシアチブ取れてたらどうしたんだ?」

「あー、怒らない?」なんだよ?

「あのねー、後ろに回ったジンに〈火球〉当てたら、パーティー巻き込まないでドラゴンにダメージ与えられたんだよ(笑)」ひでぇ!!


「それは、ヒドい(絶句)」みんなの気持ちが一つになる。

「でね、

ついさっき気がついたんだけど、

「クエンサンに(剣の)ウィッシュかけてもらって、イニシアチブ成功にしてたら、勝てたんだよ多分」


あ、ああっ!!



閑話休題(汗)


まあ、いきおい任せでしたね後半(笑)

勝たせるか?殺すか?ずっと考えたんですがね。


決定打は、昨日思いついたダメージの軽い接触がドラゴンブレスなら?ってヒントです(笑)←描写(ビジュアル)は想像してもらえれば幸いです(^_^)


笑わせながら、キャラが納得して負けられる。

でも、勝つためにしてた努力は書きたい。

着地点はこのあたりでしょうか?


途中までは、実際にダイス降った結果で勝敗を決めるか?とか、

負けた結果に納得出来ない(仲間たちではなく)主人公が、こっそりと勝った結果もやってみるとか?

そんなのも昨日ずっと考えてました(笑)


見ていただけた方は楽しめたかな?

もしそうなら嬉しいです。


さて、本編もだし

「みらいばなし」の続きもかかねば(笑)

あれは、本編と緩くリンクしてもいいかな?くらいのイメージでやってます。続きは猫又息子っぽいのを主役で出したいかなとやってますが…、うまく形になるかな(苦笑)


ありがとうございました。

では


-追記-

じわじわと浮かんできたのですが、(ウィッシュ)いの指輪(リング)で解決できることを初めからわかってて、別のみんなで楽しめる戦いかたを考えてたな、猫又?

みたいな思考に至りました。


勝ち負けがどうでも良く、みんなでワイワイやれれば良い。猫又はそんなスタンスでプレイしてますから、らしいといえばらしいんですが(苦笑)

自分では、猫又の裏をかける気がしない。なんて思いながら書いてるからですかね(笑)

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