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番外 9-1 チュートリアル ドラゴン戦

世界創造6-7と、この番外9は並行して書いてたんですが、

先に出すつもりの世界創造より先にできたんで、番外を投稿しました。

なんか、見た目チュートリアルが長くなっただけみたいですorz

それに一話分で終わらなかったので、続きもなるべく早く書きますm(__)m


改稿、猫又のセリフ、ボス予想にハイドラ追加←なんか抜けてました(・・;)

TRPG(ろーぷれ)日記 きみのいるセカイ


●月●日、世界創造6日め、前日譚1-5のつづき、チュートリアル ドラゴン戦


シナリオセッションをしよう、1-5つづき幕間劇チュートリアル クライマックス



PC、四人

アブラゲ・ムハンマド、男、戦士、レベル6、性格秩序、リーダー、プレイヤーは狐

マジックアイテム:プレート+1、トゥハンドソード+2、リング(インビジブル)、リング(Xレイビジョン)


かずみ(フィーア)、女、エルフ、レベル5、性格中立、参謀役(サブリーダー)、プレイヤーはかずま

マジックアイテム:プレート+1、ソード+1(フレイムオン・コマンド)、ボウ+1、スタッフ(マジカルパワー、能力(パワー):打撃、永久光、火球、電撃、氷嵐、念動)、スクロール(へースト)、フライングカーペット(笑)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、魔法読解、魔法の矢、眠り、魅了、魔力看破/永久光*、解錠、魔力錠、透明化/火球、悪からの防御(10'四方)、加速*

注.*は反転使用可能


本日の呪文残数:1/2/3レベル、魔法の矢x1/解錠x1、魔力錠x1/加速x1


ミュー(ゆうき)、女、僧侶、レベル6、性格秩序、プレイヤーは座敷わらし

マジックアイテム:プレート+1、シールド+1、ウォーハンマー+1、スリング+1、スタッフ(ヒーリング)、ポーション(ヒーリング)x2、バッグ(ホールディング)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、ALL/ALL/ALL

アンデットターニング:別記(使用時に説明)


本日の呪文残数:1/2/3レベル、軽傷治癒x1*/祝福x1*/対人麻痺x1*

注.*は反転使用可能


まいど+(ぷらす)、女、盗賊、レベル6、性格中立、プレイヤーは猫又

マジックアイテム:ソード+1、リング(スペルストア、種別(タイプ):魔法使い/呪文(スペル):眠り、魔法の矢、火球)、リング(スペルストア、種別(タイプ):僧侶/呪文(スペル):軽傷治癒*、悪からの防御、魔光*、対人麻痺*)注.*は反転使用可能、ガードル(ジャイアントストレングス)、リング(ジニー)、デバイス(種別(タイプ)ストーン:エレメンタル・コントロール〈アース〉)


指輪1の呪文残数:

眠りx0/魔法の矢x1/火球x1


指輪2の呪文残数:

軽傷治癒x1*/悪からの防御x1/魔光x1*/対人麻痺x1*

注.*は反転使用可能



NPC、二人

クエンサン、男、戦士、レベル6、性格中立

マジックアイテム:プレート+1(エレクトリカルダメージ:使用済みクールタイム中)、ソード+1(ウィッシュ)、リング(スペルターニング)、エルヴンクローク


状態:負傷(軽微)


スリップ、女、ドワーフ、レベル5、性格秩序

マジックアイテム:プレート+1、バトルアックス+1、リング(リジェネレーション)、ヘルム(リーディング)


状態:負傷(軽微)



チュートリアルの続き ドラゴン戦



戦闘訓練クライマックスです。



ここから


「さっきの戦闘、ヤバかったな。ゾンビとスケルトン(苦笑)」

かずまが苦笑いしながら通路を下りつつ、そんな話をしている。


弱いんだけどね(笑)

スケルトンもゾンビも。


アンデッドはこのシステムルール上、どんな低級アンデッドでも、実体、非実体にかかわらず、音を立てないで移動する。そう明記されている。


まったく、あれは心臓に悪い(汗)

自分でもちょっと怖かった。


ふと振り返ったら、さっきまでいなかったところに死体が立っているってのは本当に怖い(冷汗)


自分が失敗した、感覚を同調させるTRPGのセッションの試みで一番成功した演出はあれだな(苦笑)


猫又が驚いてすくみ上がる場面なんて、そうは見れない(笑)



えーと…、システムは宣言に対して自動的発動から、リーダー宣言後、了承を受けて発動へと変更した(ため息)


それとNPCの身体で常時マスタリングするのもやめた。

いらん混乱を招くし、

だから、PCはキャラの姿だけど、

自分は、普段のそのままの姿でマスタリングすることにした。

↑なんか、自分が異世界転移して来たばかりみたいな風に見えて、ちょっと妙な気持ちになる(笑)


で、NPCの方には必要に応じて、NPCに成り代わる(姿を借りる)ことにする。

↑ナレーションの声だけってのも考えたんだけどね、なんか違う気がした。


だから、NPCは戦闘やダンジョン探索などの最中は、基本、自立行動しない無口くんだ(苦笑)

↑たまに、座敷わらしからの干渉か?勝手に動いている様だが、そこは様子見だ。


市街地(シティー)情報収集(アドベンチャー)の場合は、またやり方が変わるだろう。

戦闘はしないから、フル感覚導入のままかな?


それにたぶん、個別のキャライベントとなるだろうから、同行者となるNPCは自分が操作する必要があると思う。



そして、戦闘(汗)

戦闘ターンのダメージは、実感覚と完全に切り離した。


初めはダメージ数値の表示のみ、

被ダメージ、総HP/残HP、そんな程度とも考えていたけれど、

あまりに味気なさすぎるので、攻撃の当たった箇所に、軽く触る程度の感触を残すことにした。

↑もちろん(みんな)に了承は取った。

今回は抜かりなくしたつもりだ(ため息)


狐はホラーTRPGで、幻術を使いPCを脅かすシーン、ホラー映画みたいなシチュエーションとして活用しているが、自分はもっと違う、実際に感じられる作りにしたかったんだよな(ため息)



「やり方変えたけど、その辺りはだいじょうぶかな?」


「大丈夫なんじゃかいかなぁ。

「さっきのゾンビとかもホブもなんも無かったし」

↑ゴブリンの親戚のホブGのことだ。


かずまのセリフに頷く座敷わらしと稲荷狐。


「ちょっとつまんない(笑)

テスト版はもっとトラブル無いとね♪」

猫又…。死ぬかもってトラブルあった後だろうに(ため息)


「さあさあ、みんなー、だべってないで行くよ〜(笑)

マスター、ワンダリングモンスターが続くけど、新しい部屋とかないの?

「だいぶ潜っているよね?

ドワーフだっけ?、傾斜が判ってだいたい何階か判断できるのわ」アブラゲに質問された。


「ああそうだな」大まかには判ると思う。

スリップがいるから、だいたいの事は説明していいだろう。


ドワーフは種族特徴として赤外線視力(インフラビジョン)と道の傾斜の把握、そういう能力がある。

エルフもドワーフ同様の視力と、グールからの麻痺耐性、隠し扉の発見能力を持っている。

グールの麻痺は死の恐怖による硬直で、長寿のエルフはそれに耐性があるらしい。

扉の発見能力の理屈はよくわからないが(笑)

「えーと、初めのボスG、ボスKなんかの居たホールがだいたい地下3階くらい。今が6、7階くらいかな」


「なるほど、ゴブリンとかが3HD(ヒットダイス)のモンスターだから、ボス部屋のモンスターは7HD以上か(笑)」かずみちゃんがそう解説。乙かずま(苦笑)


「じゃあ、やっぱり赤箱のドラゴン、8〜10HDかな?

あとは青箱のハイドラ?」猫又、先読みか(苦笑)

まあ、降伏したGやホブGから、事前にそれっぽい情報、「大きなトカゲ」とか「頭を2つ見た」とか言わせておいた。

↑ドワーフはコボルド語とゴブリン語、エルフはホブゴブリン語とオーク語をルール上知っている事になっている。



だけどね、

ボス部屋のモンスターは何を出すか、実はまだ悩んでいる。


合成獣(キマイラ)多頭竜(ハイドラ)(ドラゴン)か?


そのあたりで考えていたんだけど、まあ順当にドラゴンかな?少し味付けして(笑)



最深部の部屋、

両開きの大扉の奥にはドラゴンを配置する。


その手前に金貨の山を置き、視線が通らないように、ドラゴンが見えないようにする。

アブラゲの指輪、Xレイビジョン対策だ。

↑システムのXレイは鉛、金は透視できない。


Xレイ(透視)の指輪、

使用は何回でも出来るが、再使用間隔(クールタイム)が1時間となる。

多用はできないから、いかに空撃ちさせるかかな?うまく勇み足で使わせられたら、

功を焦り、飛び込んだりしないかな?


でも金貨はあからさまだから、死角に何かいるのは気づくだろうな(苦笑)

さて、



「アブラちゃん、Xレイリング使って、中覗いて」


猫又のセリフを聞いて、嫌そうな狐の顔。

「その名前なんかイヤ。

ギトギトしてるみたい」たしかにペトッてくっついた油がぬるぬるしそう。イヤな感じ(笑)


「ん〜、アブちゃん?」ブンブン飛びそうだな(苦笑)


「…。

ま、いっか(笑)

「じゃあマスター、アブラゲはXレイビジョンをコマンドで使用。

何が見える?」


「ん、」扉を透視した奥の映像を、手をつないでアブラゲだけに見せる。


「へぇ、こんな感じかぁ」(アブラゲ)はみんなに説明する。

「宝物部屋かな?

金貨の山がある。とっても高いやつ、天井に届きそうなくらい」


猫又(まいど)、「金貨の(むこう)は?透視できないよね?」


「うん、マスター?」

(アブラゲ)に聞かれて、

「できないよ。鉛と金は透視できない」


猫又のつぶやき。

「ESPの呪文かアイテムがあればね…。

「Xレイの指輪、

能力って、精神集中して9m先、3m四方の空間を1ターンで調査して、

クールタイムは1時間だっけ?」よく覚えてるな猫又。


つぶやきを続ける。

「精神集中しながら呪文は唱えられないよね?

コマンドで発動させる魔法物品(アイテム)ならイケる?あたしの指輪は?壁の向こうを攻撃出来る呪文がない…。

焦点を取らずに空間に作用する呪文効果を持つアイテム…」


「かずみちゃん!!

透視の指輪、クールタイム終わったらアブちゃんから借りて!!

「精神集中しながら、部屋の中を透視。

魔力の杖の呪文効果、射程36mの氷嵐なら空間作用だから、壁の向こうの部屋、黄金の影、裏側を狙える」

「だよね○○(笑)

「クールタイムの1時間の間に、再生の指輪を使い回せば6点分のHPを回復できるから、治癒呪文無しで、みんなHP全快かな〜(笑)」


「ああ」その通り。大正解(苦笑)

まあ、猫又ならこの位は当然だろう。

きっと、あと何パターンかの解決方法は考えていると思う。



1時間後、に時間を飛ばす。

みんなちょっと和み気味だ(笑)

↑戦闘無しでボス戦が終わらせられそうだからだな。


まあ、やり方がないわけじゃない。

下手にやると全滅してみんな怒るかなぁ?



「じゃあ、やりますか。みんな(笑)

マスター、まいどちゃんが言ったみたいにして何だかわからないボス、やっつけるよ」

アブラゲの宣言で戦闘開始。


「不意打ち判定(笑)

「イニシアチブ判定いらないよね(笑)」

まいど。


「今度はオーバーキルじゃないし(笑)」

これはかずみ。


あ〜、はいはい(苦笑)

まだこだわるのか(笑)


「わたしも何か言わないとです?

みんな!!ガンバです〜」ミューは応援を始めた(笑)



かずみが宣言。

まいどの立てた作戦通りに、戦闘がスタート。

黄金の山の向こうに、魔力の杖による氷嵐の呪文効果が発生して、黄金の山陰にいるドラゴンを直撃する。


ほんとはかずみしか見えないんだけど、

ちょっとサービス。みんなに映像を見せる。

緑竜(グリーンドラゴン)に直撃した氷嵐の効果がダメージをはじき出した。

緑竜(GD)の悲鳴が入り混じった咆哮(ほうこう)が正面の大扉を振動させる。


呪文抵抗、判定失敗。

悶え苦しんで、金貨の山を崩しながら倒れるGD。

倒れた振動が、わずかにこちらの廊下側も揺らす。


痙攣(けいれん)して動かなくなる。



映像を消す。

「よっしゃ!!」

お互いを(たた)え合うみんな(PCたち)。


まいどが大扉を解錠して、仲間を部屋へといざなう。


先ほど見た映像と同じ緑竜、あお向けに倒れてだらりと舌を出している巨体。

一部凍りつき、霜がついている死体だ。


ただ、少し小さい。


「何か変だね」まいどがつぶやく。



床が震える。

やがて、崩れた金貨の山に埋もれていた竜の寝床への通路を通り、

金貨を押し上げながら、のっそりと緑竜が姿を現した。



2へつづく


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