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悪戯詩  作者: 山口かずなり
5/22

炎上世界のテーマ―【悲劇的炎上劇場】


①口封じに縫われた言葉

【誠への鍵】


喉から逆流させても

腹で突き刺さり止まる


腹の中の鍵で

開きましょう

閉ざされた扉


選ばれた

貴方なら

開けるはず


繰り広げられる

殺戮劇場は【人形】で満席


立ち見に震える

愚かな脚が


喊声をあげる


【観覧中はお静かに】


☆闇の幕開いて


現れた道化師


酷刑な仕草に


観客は笑う



☆恋人達の別れ


何処にでもある風景


約束の【首飾り】が

二人を繋いでた



私の胸にも

同じ【首飾り】


二人の吊るされた愛に鳥肌


思い出して

道化師の顔


誰かに似ているでしょう




②間違え崩れた台詞

【曲がった鍵】


口から吐き出しても

元には戻せない


繰り広げられる

殺戮劇場の端

誰かの【空席】


震える脚で座りなさい


開き縫われた瞼で

見なさい


【貴方の物語】


☆闇の幕燃え上がる


現れた道化師


突き刺さった鏡の破片に


映る私



☆恋人達の死


必ず訪れる結末


約束の【首飾り】で

飾られた首



私の胸にも

同じ【首飾り】


二人の吊るされた愛に鳥肌


思い出して

道化師の顔


誰かに似ているでしょう



③投げ入れられた


【炎の華束】


燃えて紅蓮


焼け落ちた舞台


私の胸に焦げ跡


釘で打たれた

カラダ



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