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悪戯詩  作者: 山口かずなり
20/22

黒いローブの男のテーマ―黒唄



①黒いローブに身を包んで



病みを唄う詩人



めくられるページ



意味深な文字たち



全ては繋がる



最期の瞬きまで



どこで破れるか分からない



その両手に差し出しましょう



分厚い本



☆壊れた思考で読み解け



お前の身体は求める



快楽地獄



血の涙が頬を伝う



救いなど求めても無駄だということに気づけ



神も愚か、人間も半端モノ



だから閉じる時は、華やかに



ブザマに



生きた証、遺して逝け



②分厚い本を抱えて



獣を狙う狩人



闇に光る眼を輝かせて



捕らえよ「標的」たち



全ては繋がる



最期の瞬きまで



どこで敗れるか分からない



その足下に投げ捨てましょう



分厚い本



☆残虐な思考で読み解け



表ばかりじゃつまらない



駄作モノ



化けの皮が剥がれる



真の姿はバケモノ



神も愚か、人間も半端モノ



閉じる時は、華やかに



ブザマに



生きた証、飛び散れ



③その歩みが止まる時



人は過去を振り返り



落ちて逝く



逃れたいのならば



その両手を差し出せ



☆壊れた思考で読み解け



お前の身体は求める



「分厚い本」



血の涙が頬を伝う



救いなど求めても無駄だということに気づけ



神も愚か、人間も半端モノ



だから閉じる時は、華やかに



ブザマに



生きた証、遺して逝け



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