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悪戯詩  作者: 山口かずなり
2/22

クリーチャーワールド



①下らない夢に惑わされて

意味不明な世界に囚われるわ


永久の夢でも無いのに

何故、縋がり付いてまで手にしたいの


時が経ち、貴方が生まれ変わったら

嫌でも忘れたくなる夢なのに


底まで描かれていない

背景の無い夢


目障りだわ、溢れてるわ


もう、うんざりだわ


★さあ、吐き散らして貴方の鬱憤

パズルのように組み合わせて

ひとつの呪文へと変えて


貴方だけにしか描けない世界の扉を開いて、幻覚を現実の世界へ流して


何もかもが醜く見えても

その眼を見開いて確かめて


確かなものだけはその姿を変えない


②甘い口車に乗せられて

曖昧な世界に運ばれるわ


それが過ちだったのに

何故、気付かないふりをして生きたの


時が経ち、世界が変化したら

嫌でも気付かなくてはならない事なのに


底まで感じられない

感情の流れる世界


耳障りだわ、溢れてるわ


もう、限界だわ


★さあ、吐き散らして貴方の鬱憤

パズルのように解き明かして

無数の可能性へと変えて


貴方だけにしか描けない世界の扉を開いて、幻覚を現実の世界へ充満させて


何もかもが醜く見えても

その眼を見開いて確かめて


確かなものだけはその姿を変えない


③愛と呼ばれた魔物が蔓延る回路


愛と呼ばれたかった私がさ迷う


愛と呼べなかった形の名を


死んでも叫んでる


★さあ、吐き散らして貴方の鬱憤

パズルのように解き明かして

無数の可能性へと変えて


貴方だけにしか描けない世界の扉を開いて、幻覚を現実の世界へ充満させて


何もかもが醜く見えても

その眼を見開いて確かめて


確かなものだけはその姿を変えない


確かなものだけはその姿を変えない


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