第1話 餐残(さんざん)
年 2××× 日 10月29日
日本はゲルニカによって滅びた
「暑いー」
などを言っている男、坂本堺は現在8月真っ只中の日本をたった2人で歩き回っていた。
「もう!だから言ったじゃんアイス買っていこう!って!」
などを言っているのは山折佐和黒い髪のロング、男を魅了する様な容姿をしている。
「だーかーらーアイス買ったって溶けるじゃん!!」
「そーゆー問題じゃないんです!少しでも涼しい気分を味わって次の施設に行きたいじゃん!ってことよ!!」
などグダグダ言いながら荒い呼吸をし2人は砦を目指していた。
日本はゲルニカ、表では突如現れた未確認生物、人類を遥かに超える知能や力を持っている人間を襲う生物とされているが裏ではとある科学者チームが人類を超える知能を持つまたは人間の今後の未来に必要な力を得るため、新しい生物を生み出したとされている。
ゲルニカは個々に特殊な異常状態が見られ人類では太刀打ち出来る事ができず、滅びた日本にゲルニカを放っている、だが救助者が余りにも少なく、日本の各所に砦または施設と言われる人間を保護する、対ゲルニカの要塞がある。
人間たちは施設を目指して生きているものがほとんどである。
「んっ?なんか見えて来たよ?」
「えっ?どこどこ?ガスマスクつけてるからわかんないよ」
「良い加減そのガスマスク外したら?施設の人たちに敵か!みたいなこと言われるかもよw」
「うーんでもちょ」
突如人丈ほどの砂煙りが一気に堺と佐和を包むように向かって来た。
「っ…堺大丈夫…?」
砂煙りが去った頃に周りを見るとスイカ割りみたいに地面に埋まっている堺の姿があった。
「どうした!!!」
「佐和めっちゃツッコミのキレいいじゃん」
「なに助けられたくないの?」
「すいませんでしたぁー!!」
ー数分後
「脱出!」
「次埋まったら二度と助けないから」
「めっちゃ息キレとるやん」
「うるさい!」
辺りにとても人の拳で鳴らないような音が流れた
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーン
「すんません」
堺の頭にはパーカーの下からでも分かるようなデカいタンコブが出来ていた。
「それはそうともうすぐ施設だな」
「ーっやっとねようやくお風呂に入れるわ〜」
「うーん」
「どうしたの?」
「そう言えばさっきの砂煙りは何だったんだろう?
幾ら今の日本でもあんな超常現象が起きるとは…」
「やっぱりもうなんか見えるよ…施設…じゃ無い…?」
「んっ…?……」
「ほら…なんか動いてない?」
堺の視界に映ったのは人間とも思い難い巨体の構えをしている化物だった…
ご視聴頂きありがとうございます!!!
初投稿ですが暖かく見守って下されば嬉しいです!
不定期配信ですがご愛読どうぞよろしくお願いします。