一章ー29 撃ち合い
読み終わったら、是非評価の星ちゃんをください!お願いします!
追記:スマホ版だと読みにくいところがあったので、修正しました。
クラスホワイト・ウォーターウォール
「< 白魔術・水強結界 >」
そして、炎に有効な水の結界を瞬時に構築する。
すると案の定、超高速の弾丸のようなものが、それも大量に飛んできた。
「大丈夫だ・・・この魔術は、威力の大きなものは防げないが、細かいやつを大量に撃ち落とす点においては、かなり優秀な性能をしているからな・・・。」
ゆうの言ったとおり、弾丸のようなものは次々と結界に衝突し、そして消滅していった。
「・・・よし!やはりあいつは攻撃が得意ではないんだ。だから、丁寧に攻撃に対処しつつ、威力のある技で即死させればいい、と思う。」
ゆうが、勝利までの道筋を立てたその時、またもクラヤミに変化が。
「!!まさか・・・」
なんと、今度は体が青へと変化したのだ。
(これじゃまんまスライムやん!)
と、このように少し冗談を交えつつもゆうは、相手の性質を見極めるべく、目を離さない。
しかしまた、途端に動かなくなってしまった。
ゆうは少し考えた後、突然後ろを振り向く。
「こういう液体状の敵は大抵、後ろに移動しているんだよ!」
だが、何も無い。
「あれ・・・?」
残念ながら、予想は外れてしまったらしい。
ゆうは、しょうがないのでまた視線をもとに戻す。
すると、そこにはもう、青く変色したクラヤミの姿はなかった。
360度、全方位を探すもその姿を視認することはできない。
「もしかして・・・やってもうた?」
ふざけているように振る舞って入るものの、内心ではほんの少し、焦りが生じている。
何分相手が未知数なため、ここでの失態が死に直結しないとも限らない。
相手が強くなればなるほど、一秒の重みが変わってくる。
「まぁでも・・・」
ゆうが何かを言いかけた、その時ーー
「преобра・・・σκοτάδι」
地面から突如クラヤミが出現、そのままゆうの体を貫かんと、垂直方向に自分の体をぶっ飛ばす。
しかし、
「僕の魔力を食ってくれたおかげで、居場所なんてまるわかりなんだよ!」
(まぁ、ついさっきまで、魔力による感知なんて忘れてたけど。)
ゆうは2、3歩だけ後ろにステップし、最小限の動きで攻撃を避けた。
クラヤミはゆうを確実に貫くつもりで、かなりの勢いをつけたので、付近にある、全長5mは優に越えている大木達の、その天辺と同じ付近まで打ち上がってしまった。
「まったく・・・スライムはな、地面に浸透したり、そんなに飛び跳ねたりしないんだよ!このスライム擬きめ!」
「・・・δεν συγχωρώ・・・」
ゆうは、高くまで打ち上がったクラヤミを煽る。
クラヤミは、うまく身動きがとれないながらも、ゆうの言葉に反応したのか、体を震わせている。
「お前どっから声、いや、音?出してんだ?」
ゆうはどうやら、策でもあるのだろうか、かなり余裕らしい。
クラスレッド・ファイアシュータ
「まぁとりま< 赤魔術・拡散炎弾 >」
ゆうは無駄口を叩きながらも、しっかり術式を構築し、行使した。
無数の炎の弾丸が、四方八方に、超高速で散らばった。
それらはそれぞれが独立しており、また、統制されていないのだろうか、悠悠と空を泳いでいる。
しかし、せっかく発動させたんだ、しっかり働いてもらわないと困る。
ゆうは右手に赤い魔力をまとわせ、その右手を勢いよく突き立てた。
そしてーー
フルファイア
「” 一斉射撃 ”」
すると、空中を優雅に泳いでいたその炎の弾丸は、突如として統制がとれ始め、一斉に進路を変える。
そして次の瞬間、それらは空中で体がうまく動かないクラヤミに標準を合わせて次々と爆撃、クラヤミは、避けることは叶わず、全てを受けてしまう。
しかし、
「やっぱり・・・あんまり効いてないか・・・。」
全て直撃したにも拘らず、クラヤミはまだピンピンしている。
そして例のごとく、体がまたも赤色に変色する。
おまけに、反撃とでも言うかのように、同じように四方八方に向けて炎の弾丸を飛ばす。
「撃ち合いってわけか・・・けど、そんなんには付き合わんよ。
クラスレッド・アネス
< 赤魔術・荒風 >」
しかしどうやら、ゆうはこれも予期していたのか、冷静に対応する。
そして以前、マギナが使っていた技を初めて再現した。
発動と同時に強い風が吹き荒れ、その炎の弾丸はかき消された。
そして、クラヤミもその風に巻き込まれ、風の不規則な流れにより、より上空へ、より上空へと吹き飛ばされている。
クラスレッド・フィーネス
「更に追加で、< 赤魔術・炎荒 >」
ゆうはこの暴風の、魔力の流れに沿って、炎属性の魔力を流し込んだ。
、、、、、、、、、、、、、、、
空が・・・燃えている。
2つの魔力は反応し合い、炎は、荒れ狂う風の軌道に沿って、ガソリンに引火するが如く、渦を巻いて空へと駆け上がる。
その勢いは留まることを知らず、クラヤミの、いや、空の一切を焼き尽くさんとしている。
「あっ・・・これじゃクラヤミの姿が見えないな・・・。高度もかなり高くなったみたいだし、炎があんだけ荒れ狂ってたら・・・見えないよな。」
ゆうは、魔力を観察することで、敵の大体の位置は判別できるが、詳細なことはあまりわからない上に、自分から離れるほど精度も落ちる。
(でも、魔力が揺らいでいるな・・・。割と効いている、のか?)
ゆうは相手の僅かな変化を感じ取り、今までよりもいい手応えを感じる。
クラスレッド・カルネス
「追い込むか!< 赤魔術・荒荒天 >」
そして、ダメ押しでもう一発、威力の高い魔術を接続行使した。
すると、荒れ狂う風が、乱舞する炎が、一瞬にして収束し、一つになった。
それはクラヤミを飲み込んでーー。
「・・・爆せろ」
乾いた空気に、冷たい声がよく響いた。
PV等々が伸び悩むなぁ〜。
しっかり活動報告もしよう・・・地道に。




