表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/119

一章ー25 ディナーwithテレス

テレスって、どんなキャラだっけ?

昨晩ずっと思っていました。

 〜ギルド〜

「やっほーギルド〜!」

「ちょっと、マギナさん・・・。」


 マギナはギルドに入るや否や、ノリノリであいさつ(?)をした。

 周囲の視線が一気に集まる。

 ゆうは恥ずかしいと言ってマギナをなだめるが、彼女は全く気にしていない様子だ。


 すると、見知った顔がコチラへと向かってきた。


「ゆう様、お疲れ様です。・・・あっ。」

「あっ、テレスちゃん!久しぶり〜。」

「やっぱり・・・。」


 テレスは、マギナの顔を見るやいなや、ため息をつく。

 どうやら二人は知り合いらしい。


「最近どう?元気?」


 マギナは、テレスに対し、まるで実家の母親のように質問ラッシュを繰り出す。

 しかしテレスはこれを無視する。


「・・・ゆう様、何故彼女と一緒に?」

「えっと・・・」

「まあ色々あってね。ゆうちゃんはもう、実質エルフの里の民だからな!」


 テレスは驚き、何かをぶつぶつと言い始めた。

 またゆうは、実質という言葉はそんなに便利な言葉ではないと思いつつ、しかし余計なことを言わないようにそれを黙っている。


「では、あなたとゆう様は、一体どういったご関係なのでしょうか?」

「?だから・・・」


 マギナは何っかを言いかけるが、


「あぁ〜そういうことね!」


 その後すぐに、何かを理解したようで突然「私まだやることがあるから!」と言って、撤収の準備を始めた。


「では私はこれで〜。じゃぁまた今度!」


 そして、風のように去っていった。


「なんか・・・意外と自由だな。」

「はぁ・・・」


 テレスは珍しく呆れている。

 先程の口ぶりからして、マギナとは顔見知りだったように思えるが、推測するに、恐らく以前彼女の担当をしていて、かなり振り回されたのだろう。


「テレスさん・・・大丈夫ですか?」

「えっ、あっ、大丈夫です。それよりゆう様、エルフの里のこと、話してくれますよね。」


 そう言って、ニコッと微笑んだ。


(なんか怖い・・・。)


 ゆうは、笑顔の裏に、得も言われぬ恐怖を感じたので早急に、かつ簡潔に事の顛末を述べた。




「そうでしたか・・・それはお疲れ様でした。」

「いえ・・・。」

「では、彼女及びエルフの方々とは何もなかった、ということですね?」

「そうです。」


 どうやら分かってもらえたようだ。


「でも・・・あちらに一晩泊まりましたよね?」

「えっ?」


 残念、まだ分かってもらえていないらしい。

 そしてなんとなく、空気がしっとりしだす。


(なんか・・・誰かを思い出すな・・・。)


 そんなことを思っていると、


「返事がないということは、そういうことなんですね・・・。」

「えっ?」

「・・・」


 突然テレスは無言になる。  

 ゆうは、この雰囲気の中言葉を発せるだけの勇気は持ち合わせておらず、同じく沈黙する。


「・・・嘘ですよ。」


 しばらくして、テレスの顔に笑顔が戻る。

 ゆうもようやく、しっとりから開放された。


「それよりゆう様、最近働き詰めで疲れていませんか?」

「ん〜確かに。」


 思えば、休もうと思い立っても、結局ゆっくり休めた試しがなかった。


「あの!今夜、一緒にご飯でも食べませんか?休めるかは分かりませんが・・・」


 なんと、どうやらディナーのお誘いらしい。

 普通は男がやるべきだが・・・とにかくテレスがイケメンなのは分かった。


「そうですね、是非お願いします。」

「!!分かりました!楽しみにしてますね。」


 断る理由もなく、ゆうは勿論即答した。

 するとテレスは、満面の笑みを浮かべた。


(テレスさん、優しい人だな。素敵すぎる・・・。) 


 そしてまた、テレスへの好感度が爆上がりしたのだった。


 こうして、ゆうは今晩テレスと食事をすることになった。




 〜料亭”妖精の庭”〜

「「カンパ~イ!」」


 個室に二人だけの声が響く。

 そしてテレスは酒を、ゆうはジュースを豪快に飲む。


「「うまい!」」


 この店はSランク冒険者御用達の、有数の名店であり、一般人は入ることができないのだ。

 また、ギルドからのアクセスが良く、おえらいさん方もよく利用する。


 あの後ゆうは夜まで時間を潰すために、近場でできる依頼を軽くこなして、その後テレスと一緒にここにやってきたのだ。


「楽しんでもらえてるかな?」


 テレスがゆうに問いかける。


「はい!出てくるもの全部美味しすぎて・・・本当に凄いです!」

「それじゃ答えになってないよ〜。」


 そうしてまた二人で笑う。

 テレスは酒が入ったため、かなりハイテンションだ。


「失礼します。」


 そう言って入って、カニを携えた従業員が入ってきた。


「カニだ〜!」


 テレスはお酒が入ったのもあり、カニにもの凄く興奮している。

 またゆうも、久々のカニに、静かに大興奮している。


「いっただっきまーす!・・・ん〜美味しい!」


 テレスはノリノリで、そしてとても美味しそうにカニを堪能する。


「本当に美味しいですね。」


 その後も、色々な美味しい料理を二人で食べ続けた。 




 しばらくして、殆どの料理を食べ尽くし、残すはデザートだけとなった時分のこと・・・。

 テレスは静かに自分の席を立ち、そして反対側に座っていたゆうの隣に腰を下ろした。


「テレスさん?」

「ねぇ、ゆうくん・・・」


 お酒が入っているせいかほんのり顔が赤く、普段よりも色っぽいように感じる。

 そんなテレスの、普段と違う雰囲気に、ゆうは少しドキッとする。


「・・・・・・好き。」

この章の終わりまでの、大体の構想は終了しました〜。

残りは肉付けだ〜。(白目)

まぁでも、何話かはストックしてあるので、疲れて執筆サボっても、数日はもちます!

これからもどうぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ