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【登場人物】

ラムダ(λ):主人公。討伐Bランクハンター(過去編ではC)。ギルド「黒の混沌(ブラック・カオス)」イナッカ支部の討伐部門で小隊長を務める。直属の上司は支部長のみ。支部長や隊長としての仕事も含め、手広く仕事をこなす(羽目になっている)。錬金術部門の仕事を希望しており、転勤希望を出し続けている。仕事で錬金術をさせてもらえないため、仕方なく趣味でできる専門外分野の錬金術研究を行っている。


ベータ(β):λの先輩。Cランクテイマーで討伐・採取Cランクハンター。イナッカ支部で受付嬢の1人にテイムされ、その後わずか3ヶ月で入籍を果たした。現在は、東部魔物牧場(モンスターファーム)でゆるゆる生活を満喫中。


ガンマ(γ):λの元部下。討伐Cランクハンター。現在、λと同じイナッカ支部の討伐部門で小隊長を務める。ξの仕事を肩代わりすることもある。


シータ(θ):λの部下。採取C、討伐Cランクのハンター。λよりも前からイナッカ支部にいる。ギルド内でも有名な美人。既婚で、産休のため1年以上休業していた。本人の希望で中央に近い支部に転勤した。


クサイ(ξ):λの部下。討伐F、採取Cランクのハンター。誰も明言はしないが、無能として共通認識されている。新採用当初は普通の新人として扱われていたが、仲間の足を引っ張ってばかりのため本部の大隊長から外に出ることを禁止されていた。中の仕事も出来が悪いので重要ではない仕事を少しだけ与えられていた。このため大した事務スキルも持っていない。また、コミュニケーション能力も低いので、それだけで世を渡り歩くことも難しいようだ。


パイ(π):第二王女。υとは中等部まで同級生で、υの親友でもある。υが親に馬車を買ってもらったという話を聞いて羨ましくなり、自分も父である国王にねだって同じメーカーの馬車を買ってもらった。


シグマ(σ):λの前任者。現ソレナリ支部討伐部門小隊長。討伐Bランクハンター。問題が発生していないように見せかける能力が高い。仕事の手を抜き過ぎていたために、転勤でλに仕事を引き継ぐ頃には支部崩壊間近の危機に陥っていた。ソレナリ支部でも順調に支部を崩壊に導いているようだ。


ユプシロン(υ):λの部下。新採用でイナッカ支部のλの小隊に配属された。美人で快活なため男ウケしやすい質である。新人研修後は同期から数々のアプローチを受けたらしい。


支部長:イナッカ支部の支部長でλの上司。部下からの評価が極めて低い。定時帰宅し、よく食べよく寝るのが日課。このため体重、コレステロール値以外は健康値。自分の支部が危機的状況にあることを理解できていない。


前支部長:イナッカ支部の前支部長。イナッカ支部員全員に残業しないよう指示を出し、支部の年間残業実績ゼロという偉業を達成して定年退職。支部員数の削減にも大きく貢献したため、人事部からも評価されていた。たまにイナッカ支部に顔を出す。


受付:女性が多い。主に一般からの依頼を受け付ける業務を行っているが、イナッカ支部では、その他の雑用も手広くこなしている。受付嬢は優秀かつ美人が配属される習わしとなっており、イナッカ支部には新採用の女子しかやってこない。他部門にいい(獲物)がいないかと狙いを定める天性のハンターでもある。



【ギルド】

黒の混沌(ブラック・カオス):国内有数の大ギルド(会社)。冒険者登録制のギルドとして結成されたが、約150年前に採用制に移行した。正式メンバー(正社員)は約1万人が在籍している。


【モンスター】

ゴブリン:Fランクモンスター。素手またはナイフで戦う。常人でもなんとか倒せる程度の強さである。近年、イナッカ地域で大量発生中!λたちの残業増加に大きく貢献している。


ゴブリンロード:Eランクモンスター。全身鎧で武装した統括クラスのゴブリン。


ゴブリンソード:Fランクモンスター。剣を操るゴブリン。剣の名前もまたゴブリンソードであるため紛らわしい。


ゴブリンランス:Fランクモンスター。槍を操るゴブリン。ゴブリンソードより厄介な相手である。やはり手に持つ槍の名もゴブリンランスである。


ゴブリンアーチャー:Fランクモンスター。弓による中距離攻撃を得意とするゴブリン。使用する矢は魔力で供給していると推定されている。


ゴブリンメイジ:Fランクモンスター。簡単な魔法を操る。魔力が低いので、すぐに魔力切れを起こす。


オーガ:Eランクモンスター。体長約2mの人型。腕力が強い。


オーガファイター:Eランクモンスター。体術系のスキルをもつオーガ。全裸。


オーガジェネラル:Dランクモンスター。硬い金属製の剣と鎧を装備し、強化魔法も操る。守りがかなり堅いため、討伐にはCランク以上の実力が推奨されている。


デーモンボックス:Cランクモンスター。擬態を得意とするミミック系モンスターの一種。凶暴で、一般人は噛まれて即死する。体には有用な魔金属を多く含んでおり、高値で取り引きされることから、ハンターからは「宝箱」と呼ばれている。


キラープラント:Fランクモンスター。高さ50cm。植物系のモンスターで根を張っているためその場から動けないが、近づいた者を蔓で引っ叩いたり、締め付けたりする。火に弱い。


キラーローズ:Eランクモンスター。キラープラントの上位種。高さ1m。頭部に薔薇の花のようなものがある。花の中央には口があり、蔓で捕らえた者を食べてしまう。蔓には棘があり、刺さると痛い。


キラーローズクイーン:Bランクモンスター。キラーローズの上位種。成人女性の上半身に似た体を持つ。高さ5m。種を飛ばしてキラープラントやキラーローズを周りに増やすことでコロニーを形成し、繁殖用の養分を集める。頭の薔薇が満開になると、周囲のキラーローズをキラーローズプリンセスに成長させる。棘の鞭による攻撃は岩も切り裂くほどの威力があり、種を弾丸のように飛ばして遠距離攻撃もしてくるので注意が必要である。授乳する習性がないのに何故乳房様の突起を持つのかその理由は謎とされている。特段甘い蜜などが出るわけでもないので吸おうとしてはいけない。


キラーローズプリンセス:Bランクモンスター。キラーローズクイーンの幼生で、幼女のような容姿をしている。高さ1m。歩いて移動することができ、コロニー形成に適した場所を見つけるとそこに根付いてクイーンへと成長する。攻撃力はクイーンに劣るが、移動できる点からクイーンよりも危険視されており、1体で街が壊滅することも珍しくない。


八岐大蛇やまたのおろち:Sランクモンスター(推定)。古い文献にはその存在が記されているが、実在したかどうかは不明。8つの蛇の頭と尻尾を持つ。圧倒的な再生能力を有するため、頭部を7つ倒しても瞬く間に復活することができ、討伐するためには8つの頭を同時に滅する必要があるとされている。記録によれば、銘酒「楽火精」を大量に飲まされ、酔って眠った隙に討伐された。この逸話を受け、アルコールハラスメント撲滅協会のロゴにもモチーフが採用されており、同協会のゆるキャラ「やまたー」も活躍中である。


【アイテム】

ゴブリンソード:モンスターであるゴブリンソードが持つ長剣。刃はボロボロだが切れ味は良い。これは約1%ミスリルを含んでいることによるもので、専らミスリルの素材として取り引きされている。鍛え直してもかなり強力な剣となるのだがあまり知られていない。


ゴブリンランス:モンスターであるゴブリンランスが持つ長槍。柄の部分も含めて約3mの長さがある。刃の材質はゴブリンソードと同等であるが、柄が木製のため金属部分が少なく、ゴブリンソードよりも相場が安い。


封印石:岩石に術式を編み込み、モンスターのポップアップを抑制する効果を持たせた石。大きさは規模によるが、一般的には50cm~2m程度に収まる。常時魔力を消費するため、定期的な魔力の注入が欠かせない。


楽火精らっかせい:八岐大蛇討伐の際に使用されたと言われる伝説の酒。アルコール度数は推定200%。その製法は失われているが、錬金術によって精製されると考えられている。錬金レシピの復元には、約1億マールの懸賞金が懸けられている。


【学校】

王立魔術学園:国最高峰の教育機関。貴族は無条件で入学できるが、一般人は最難関の入学試験に合格しなければ入学できない。卒業率は約1割ほどしかなく、課程の6割を修めれば将来は約束されていると噂される。


八頭エイトヘッドハンター養成学校:かつて八岐大蛇やまたのおろちを討伐したとされるパーティーメンバー4人が設立した。数々の有力なハンターを排出している有名校で、卒業もまた難関とされている。通称エイト校と呼ばれる。裏口卒業コースがあり、お値段は1千万マールからとなっている。


聖女アイリス学院:聖女アイリスゆかりの地に設立された協会派の養成学校。



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