泉ちゃん
心なかで、「なぜ?」「なに?」を、思うと回答が頭に浮かぶ。
それが『知識の泉』の力らしい。
時々、
「その情報の開示は制限されてます」
と、頭に浮かぶ。
ただ難しいのは。。。
(界って?)
と、思った瞬間に
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認識を許されている96の世界。
初期は、同じ要素であったが、それぞれに成長する中で、かけなれた価値観や世界観。。。
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と、頭にうかぶ。
ただ、その途中に
(96?認識を許されている?)
と、思うと、重なるように。。。
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「ヌル」の守護下の32の界および「ヌル」の認識下の64の界の合わせて、96の界である。
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と、かぶされる。
『知識の泉』?
使いにくい、こちらが理解することはお構いなしに、大量の情報が流れてくる。
(うざ!)
(使いにくい!)
と、思った瞬間。
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『知識の泉』の開示モードが、初期値の「リアルモード」になっているため。
プロパティ設定の変更を推奨します。
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と、頭に浮かんだ。
(開示モード?ってなに?)
と、思うと。
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モードのプロパティには、「リアルモード」「条件付きモード」あります。
「リアルモード」は、スキル保持者が疑問を感じた瞬間に情報が開示されます。
「条件付きモード」は、特定の言動などの条件が満たされた場合に情報が開示されます。
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(。。。「条件付きモード」に変更して!)
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条件を設定してください。
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(何か、プログラミングみたい。
条件。。。言動。。。
「教えて」とか念じたときとかかぁ。。。)
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条件を設定しますか?
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(おい!考え中!もう、融通聞かないなこの「泉」!)
と、思ったときに、仕事場の若手のプログラマーを思い出した。
名前は泉秀雄。
顔は童顔系の可愛い顔で、背も高く、まだ20歳台だったと思うが、とにかく融通がきかない、というか言われたことを言われたままに動く。
プログラミングもまだまだ分かっていないとき、手書きでコーディングの手法を説明したことがあった。
その時に、スペースを「△」で表現したら。。。
そのまま「△」がいっぱい書かれたソースが上がってきて、腰が砕けそうになった。
そして、バカすぎて可愛いと思ったのだった。
童顔なところあり、それ以降は心のなかで『泉ちゃん』とよんでいる。
(条件は、「泉ちゃん、教えて」念じた時にします!)
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。。。
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(えっ???)
『知識の泉』からの応答がない。
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開示モードの設定を変更しました。
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と応答があったが、なんとなく 気のせいかも知れないが不機嫌な感じをうけた。
もしかして、『知識の泉』とは人格的なものがある?
(泉ちゃん、教えて!)
早速、念じてみる。
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。。。
スキル保持者によって、『知識の泉』は成長します。
過去の『知識の泉』保持者は、『知識の泉』を情報開示する存在として分類し、『賢者』『智者』『聖哲』等の呼称で呼んだようです。
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(あぁ。。。)
人格的なものもあって、「泉ちゃん」と呼ばれるのが気にくわないわけね。
(教えてくれて、ありがと!泉ちゃん)