自己紹介! 2
「えっと、じゃぁ、次は私が行きます。 私の名前は、アヤ。 アマウエ アヤです。
種族は〔セイレーン〕で、〔聖霊歌姫〕が職業。 よろしく?」
「なぜ疑問形?」
「まぁまぁ、さすがアヤ。 相変わらず変わんないねー。」
「〔セイレーン〕ってことは、人魚? だからふわふわ浮いているの?」
「そうみたいだね。 それにしても、〔セイレーン〕って、陸上にいる時は浮くんだね。」
「でも、そこまで違和感はないよ?」
「種族特性というより、スキルの力っぽいね。」
「そんなスキルもあるんだー!」
「次は私。 名はトア。 種族は〔獣人:猫又〕。 職業は〔忍者〕。 よろしく。」
「こっちも相変わらずだねー。 無口キャラ。」
「こっちも獣人? でも、〔猫又〕って妖怪の名前じゃなかったっけ?」
「いや、こっちの世界では、〔獣人:猫〕の上位交換の種族だよ。」
「それよりも、〔忍者〕っていう職業があったんだね。」
「そうだね。 完全に特化型だね。 種族と職業の相性もいいしね。」
「そういえば、ミクのメイン武器は、祈禱杖なんだね。」
「そうだよ! なかなかいいデザインでしょ!」
「私のは、マイク型の杖みたい。」
「へぇ、面白いね!」
「トアの武器は、小刀が二本なんだね!」
「うん。 二刀流。」
「でも、背が今の僕よりちょっと高いぐらいだから、小刀が大きく見え…… ごめんごめん!
謝るから、刀をしまって!」
何か、扱いひどくない?