表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/108

第1話 お布団に大失敗しちゃった(2)

 「ぐふふふふ、もうガマンできなくなってきたんじゃないかな?」

 「まだガマンできるもん……」


 幽霊の不気味な笑い声が暗闇の便所の中に響き渡るたびに、柿五郎はその恐怖におびえ続けています。柿五郎にとって、便所から逃げて家へ戻るのか、あるいは便所でおしっこをするのか、選択肢は2つのうち1つしかありません。


 そして、幽霊は嫌がって泣き叫ぶ柿五郎を自分の目の前まで持ち上げました。幽霊が柿五郎を持ち上げると、柿五郎の腹掛けからおちんちんが見えています。


 「恐いよ、恐いよ……。早く放して、放して!」

 「そんなことを言えば言うほど、わしは柿五郎をたっぷりとかわいがって……」


 柿五郎は、幽霊に早く放してほしいと叫びながら手足をバタバタさせ続けていました。そして、ついに柿五郎のおしっこがついにガマンできなくなりました。


 「ジョパジョパジョパ、ジョジョジョジョジョ~ッ……」

 「うわっ、わしの顔におしっこをしやがって……。やめろ! やめろ!」


 柿五郎は、幽霊の顔面におしっこを思い切り命中させました。柿五郎のおしっこは、今までガマンしていたのが一気に出し切るように次々と幽霊の顔面にかけ続けています。幽霊は、いきなり柿五郎からおしっこを命中されてしまったので相当たじろいでいる様子です。


 おしっこがいっぱい出た柿五郎は、今までの苦しい表情がウソのようにすっきりした気持ちになっていきました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ