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世界は誰の夢か  作者: 光幽 擬名
第一部 第一章 境界に立つ者たち
38/80

疑問:意外な心配性はどっち?

大まかに進めながら細かいことで追加していったりと

後からあれもこれもとなる事もありそうで

実際そんな事もないかもしれない。

そんな感じでただただ妄想・空想を書いてみてますので

あ。これ無理だわと思った場合には無理せず止めておきましょう。

体にあった小説をお選び下さい。

さっきはスズの顔色が悪すぎてあんまり集中できなかったけど…

正直ここにきて、まさか自分の祖父の事が出てくることは…予想外過ぎた。


でも言われてみればスズの指摘は正しいと思う。

偶然で片付けるにはあまりにも偶然すぎた。


起こった事の内容が大きすぎたし、私にとってはそれ以上の事もあったから、そんな細かい事については、全く気が付いてなかった。

でも確かになんで同じ会社で働いている部下が、今のスズになるのかなんて、改めて考えても違和感しかない事だと思う。


そりゃあ・・・

最近までお世話になっていた会社だけに、裏でそんな動きがあったと言われれば「マジかぁ」となるし

まさかのそれが祖父にあたる人が関与していると言われれば、さらに「マジかぁぁ」となる。

……実感が追いついていない、という方が近いかもしれない。


話の後半は、熱っぽいのに顔色がどんどん悪くなっていくスズの方が心配になっていた。

まぁそれでもなお立派に回る思考に恐れ慄いてしまったけど、スズは多分かなり違う方向で私に気を使ってくれているような気がする。


ま。

今さら結局のところはここで引く気はもうないんだから、そういう情報から少しでも早くあいつらを私の手で一発返したい。

あの大迷惑な一家を。


——その先に、

私が魔法使いとして生きることになっても。

最悪、死ぬことになったとしても。


と、そう思うぐらいには、もう自分の背骨が、静かに別のものへと入れ替わってしまったような感覚。


ここまでの経緯。

大きすぎる出来事。

みんなのやりとり。

残されたチャット。


そのすべてから、私の知らない時間や場所で——スズ達が考え、調べ、動いていたことが見えてくる。

そしてそれをスズはどこまで私に伝えようかとか考えて、更には伝えた場合どうなるんだろう?とかまで考えていそう。

それは、当事者の私から見ても「もう少し肩の力を抜いて良いのでは?」と思うぐらい。


今回の怪我は正直皆が動揺してたり、私も動揺していたりして、そこはイザベルがいたからなんとか落ち着けたけど、祖父の事よりそっちの方が遥かにショックだった。

もし何かあったら。


——もしものことがあったら。


あんなに会社で働いていた時は、話すことが殆どない部下だったのに、このたった数週間で既にこんなにスズもここにいる皆も大切にしたいと思ってる。

家族が居なくなった穴埋めと言われれば…否定できないかもしれないけど、それの何が悪いのか。

私は今ここにいる人達の幸せを願って生きて、それじゃあ駄目かな?


「…はぁ。これで和も多少落ち着くかしらね。」


自分の中で、色々考えがまとまってきたと思った時、イザベルがふと話し出す。


「?・・・和さんがどうしたの?」

「どうしたもこうしたも。サーズが怪我してから、ずっーーとサーズ2代目の如く動き回ってたじゃない。

一応自分でサーズの治療もして、意識が戻ってからもすぐ会ったみたいだから、心配し過ぎる事はなかったけど、それでも止まったら死んでしまうの?ぐらいには、せわしなく動き回ってたじゃない。

でも、そういった時には意外に日向と秀人が和ポジションなのね。」


「あは。そうそう。ああいう時の和は止めないと寝ないからね。」

「たまに圭に気絶させてもらったりして、無理矢理寝かせてるー」

「確かに、バタバタだった。」

「キュキュー」「キュウ・・・?」


あれ?

そういえば圭さんは、スズが地下に降りた時に合わせて一緒に降りたのかな?

圭さんも戦闘に乱入したって聞いてたけど、元気そうで良かった。

でもあの大きな音を起こしたのが、圭さんって聞いても見た目からはイメージつかないなぁ。


「ねぇ気になってたんだけど。あの二人は前に夫婦だったとかなの?

私はカイル・ヴィンセントって少し前に知った程度だけど、それでも調べてみると色々な噂は聞くのに、ヴィンセントとしてのそういう噂や話って、正直聞いた事無いんだけど、」

「え・・・・・?ホントか?」

「・・・・ん?イザベル?そういう噂って?」


イザベルの疑問に、私もびっくりだけどそれ以上に、アイザック君がびっくりしてる。

そういえば和さんって、アイザック君からはお兄さんポジションみたいな感じなのかな?


「「はぁぁ・・・。それなら早いんだけどねぇ」」


「はぁ?あんだけあからさまで違うって事?まさかカイル・・和の一方的で、も、もしかして?とかなの?」

「それは分かんない。でもスズって・・・。」

「そもそも恋愛感情あるのかな?」


日向と秀人から見ても微妙な感じ?


「なるほど。確かにサーズの方は、結婚履歴ぐらいあるのかしら?そっちも気になるわね。

長年生きてるんだし、流石に一回や二回ぐらい、そういう付き合いや結婚ぐらいはしてるんじゃないの?」

「…え?待って待って。スズはおいておいても・・いやおいとけないけど・・・かかか和さんは本当にそういう事って事なの?え?」


え????

そうなの?!

ねぇ。イザベルさん?


「はぁ・・・梓。あなたそういうとこも鈍いわね。」

「え。えええ?!どうして?そんな感じ?」

「・・・・・そうなのか。」


アイザック君と二人でびっくり!

そりゃ二人とも仲良しだなぁとは思うけど、日向達が言う通りスズの方が殆どそんな感じしないし、和さんも日向達と合わせて、家族的な感じの方が強いというか…


「まったく。二人してもう・・・。そりゃあ本人に聞いたところで、和がどういう表現をするかは分からないけど、傍から見てサーズ一途なのはどう見てもでしょ!?」

「そうそう。」

「うんうん」

「キュキュ!」「キーキー」「キュウ?」


え?!

まさか君たちまで気付いていたの?!

私がやっぱり鈍いって事?


んんん。

思い返してみても、そもそもこの相談所内のポジション的に、しょうがない感じもする。

それが恋愛か?

と言われるとあくまで周りからはそう見える、って感じじゃないのかな?


「あ!梓はこれまでの付き合いを知らないからだと思うよ。」

「これまで?」

「そうそう。和とスズって、今のスズの5世代ぐらい前から一緒だって聞くよね。」

「何代かは分からないけど、アンジェラがいうには戦争期前からだよね。」

「5世代!?って?え?」

「だから何度か間が空いてはいるものの、現世代も和が追いかけてきたんだよね。」


まってまって?

世代ってなに!?

ちょっと?追いかけてきた?戦争期?どこの?

全く話がついていけないので、一旦黙っておこう。

パンクしそう・・・


「追いかけてきたって、どうやってよ?サーズは基本世界の人間だから、場所なんて分からないじゃない。」

「私達もここに来たばっかりの時だから、その前から知ってるアンジェラが言うにはだけどねー。」

「そもそも、この基本世界に行きたくて、和は交渉人になったらしいよー。」

「私達がここに来た時は、まだスズは一人だったんだけどねー。」

「和は僕達の事をアンジェラから聞いて、スズと色々話し合っていざこざ喧嘩してたけど、結局ここに住みだしたねー。」

「えぇぇ。・・・押し掛け妻っていうか旦那って事?何世代も前からって結構ヤバいわね・・・。そこまであからさまなのに、当の本人であるサーズは無関心な訳?」


和さんがここに押しかけて来たんだ・・・。

それは確かに、今のポジションを自分で作った事になるわけだから、ちょっと印象は変わるかも・・・。

というか、日向達が来る前はスズここに一人だったんだ。

相談所ができたのって実は最近?

それとも元々一人でやってたのかな?


「スズはねぇ。それなりに和の好意は、理解してるんだろうけど・・・。」

「なんか僕達の好意と同じか、ちょっとそれより高いかな?ぐらいのー?」

「「家族愛みたいな感じ?」」


「なるほどねぇ。実はサーズって遠い昔に、既に決めた人が居るとかじゃないの?」

「そう言うの聞いても、隠してる感じじゃないんだけど、ハッキリしないんだよねぇー」

「スズ「大切なひとねぇ、私なりにはいたのかもしれない」みたいな感じ?」

「キュキュ?」


「あぁ。結婚ね。結婚はしたこと無いって言ってたかも?」

「え?したことあるじゃなかった?ほら、なんかアラブ?の王様とかが、押しかけてきたとか何とかー?」

「あーアラブじゃなくて、アラビアだったかもじゃない?」

「どっちも押し掛けって意味では、和と同じじゃない。」


「「ぶ!確かに!!」」


どっち!?

ていうかセイの言葉わかるの?!


そして、こんな恋愛話の中での話や、先日の朝のスズのヒント。

そして、今日の話にあった500年代層という単語を聞いて、バラバラだった点と点が、遅れて一本の線になる。

基本世界の人間でありながら長い経験を持ち、知識を持ってる。

恋愛感情が薄れてしまったのか、どこかにおいてきてしまったのかは分からないけど、それぐらい長いということなのだろう。

もし5世代前がそのままの意味なら、和さんと出会って、スズは5回生まれ変わったという事なのだろうか・・・


うーん。

かなり重い質問になりそうだから、今は質問しづらい。


「結局今の状況を変えたくない。もしくは変えられないと諦めて、和は何もしなさそうね。」

「むむむ、そんなのは、ちょっとやなんだよね。」

「うむむ。気持ちを伝えられないままって、どうなんだろ。」


「でも、その辺りは本人達の問題でしょ?若い子供の恋愛ならまだしも、長命種同士の恋愛に首を突っ込むと、碌な目に合わないわよ。」

「キーキー?」

「「馬に蹴られるかなぁ?」」


「だいたい既に熟年夫婦みたいなもんじゃない。立ち位置は逆だけど。」

「あぁ・・・そうね。和さんはお母さんポジションで、スズは働きに出てるお父さんポジションっていう感じ。」


「まぁ・・・・俺は・・カイルが幸せなら。」


 確かにそう考えれば、イザベルの話は結構合ってる気がする。

そういう事を気にしてしまうと、和さんってずっとスズの側にいるし、怪我した時も何かしてないと落ち着かないぐらい心配だったからってこと?

ビジネスライクと言うには、んー。

これって聞いたら、和さん教えてくれるかな?


ダメだろうなぁ。

ごまかされそう・・・


「梓。あんたは顔に出しすぎ。」

「え!ヤバい?」

「梓分かりやすいー」

「表情が正直ー」


「…俺も気をつけよう。」

「キュイキュイ!キュー」

「「確かに和に言ってみたい。」」

「え?何を?」

「「素直が一番!」」


表情って、どうしたら隠せるんだろう・・・

スズの無表情は無理そうだし。

あ。でも逆に、会社で働いてる時に作ってる部下キャラも上手くいってるよね。

そうなると、参考は日向と秀人かぁ。

確かに二人ともいつも明るくて、でもこないだの怪我した時みたいに、ちゃんとする時はちゃんとしてる。

分別ができてると言うか・・・そういえば…


「…そういえば、二人はなんでここに来たの?」

「「気になるー?」」

「確かに気になるわね。魔法世界の人間なら和みたいにわざわざ基本世界にまで来て、スズに押し掛けするぐらいなら分かるけど。

それこそwalkerだって魔法世界じゃただの迷信に近いじゃない。スズ目的であなた達もここに来たの?」


「うーん。ちょっと私達にも~えぇ色々あったんですよぉぉ。」

「僕らもあの頃は若かったもんでー。てへへ。」


二人は老人の真似事の様に、楽しそうにしているけどちょっと話しづらそう?


「でも、あなた達ってまだ若い方よね?」

「う~ん。イザベルなら分かるかもしれないけど、別に隠してないしいっか?」

「う~ん。まぁちょっと?だけ?」


「もったいぶるわね。言いたくないなら別にいいのよ。ちょっと気になっただけだし。」

「ごめん~。まぁ私達ちょっと前の100年代層の孤児だったの」

「そうそう。アンジェラに拾われて、ここに連れてこられたー」


「は・・・?100年代層だったの。あなた達・・・」

「キュキュ?」

「そうそう。我々も色々あったのだよぉ~。」

「そうそう。最初は日向がスズに喧嘩売ったりねー。」

「あ!あれは秀人も、のってきたじゃないー!」

「日向が魔法を唱えるから仕方なくだよ・・・」

「えぇぇぇ!ずるぅぅ」


孤児・・・。

何かあったのだろう。

深堀していい感じではないから、あんまり質問はやめておこうかな。

でもだからこそ、アンジェラさんとあんなに仲良しなんだね。

改めて、先日の雰囲気に納得。

確かに色々あったんだろうなぁ。

そしてスズに喧嘩売ったんだ・・・


「そういえば、そうね。サーズってなんで魔法使いに対抗できるのよ?意味不明。」

「ん~シンプルに言えば、知識と経験の差。と・・・」

「あとは僕達が知らない対抗方法がある、ってことかなー?」


「それでもおかしいじゃない。いくらなんでも魔法を放たれたら、基本世界の同居人ではどうしようもない筈なんじゃないの?」

「でもイザベルさん~。基本世界の人間だったら、何をしてくるって想像する?」

「そうそう。相手が魔法使いって、既に分かってる基本世界の同居人だったらー?」


「・・・え?それはもう・・逃げるしかないんじゃないのかしら?」

「キュウキュウ?」「キーキー」「キュ?」


ふむ。

私だったらどうするかな?

相手が魔法使いかぁ。

もしも今回みたいに急にブライアンが私の元にきたら・・・。

確かにイザベルの言う通りに逃げるかも。


「まぁそう思うし、多分殆どの同居人はそうだと思うんだけどねー」

「スズの場合は、絶対こっちに襲い掛かって来るよね。お、恐ろしい・・・」

「うん。絶対に距離を縮めてくるよぉ。怖いよぉ・・・」


「・・・・なるほどね。魔法使いにとって重要な一つに、相手との距離感はあるわね。」

「距離感?」

「キュキュ?」


距離が近くても離れていても一緒では?

いや、でも離れてたら何もできずに、攻撃される一方なのかな。


「そうそう。結局魔法を唱えるにしても、多少時間はかかるし近寄ってこられたら、魔法使いによっては攻撃手段を変えるか。身体強化に変えるかとか。って結構隙ができるんだよね。」

「なるほど。肉弾戦にもっていくのね。でも身体的にも、同居人が勝つのは厳しくないかしら?」

「そうなんだけど、相手が一人か二人かとか、場所が室内や外、森や川とか、他に邪魔者がいるかどうかとか。

戦闘時って結構いろいろあるけど、その状況に応じた経験則は多分・・・なかなかスズに敵う魔法使いはいないと思うー」

「私達は今でも戦ったとしても、多分無理無理!」

「多分勝てないーほぼ勝てないー逃げるねー。」

「はぁ?・・・・全然良く分からないわね。」


イザベルが分からないのだから、私も分からない。

魔法使いの日向と秀人二人は、少なくともスズには勝てないと自覚してるぐらいには、スズの実力があるって事なんだろうなぁ。

それってかなり凄くない?


「キュウキュウ?」

「それはしょうがないよ。」

「そうそう。スズが全くの無傷って事も難しいと思うよー」

「特に今回は全く準備する暇もなく、急な上に・・」

「魔法使いの中でも、実力が高い事で有名なフォーラス家名だったから・・むしろ」

「「それでも無事に生き残った。って後から聞いて安心した。」」

「・・・生きてて良かった・・・うー。」

「・・・うん。後からフォーラスって聞いたから・・」


そっか。

それだけ実力があったから、すぐに起き上がれるぐらいの怪我で済んだ。ってことなのかな。


「なるほどね。サーズの場合は、確かに何度もそういう目に合ってきたからこその経験が、あるのでしょうね。」

「「うん。」」

「私達はここに連れてこられただけだけど、ここが今は一番大事な場所なの。だからスズが死んじゃうのは絶対嫌。」

「僕達はアイザックと同じで、親に捨てられて奴隷になっていた時期もあったから、受け入れてくれたスズの事も和の事も圭も皆大事なんだ。」

「・・・・お前らも?」


スズがブライアンと戦闘したことを、改めて話しながら二人は真剣な顔になる。

親に捨てられて奴隷・・・。

そしてここに来た。


「まぁ昔の話よ!私達今は幸せだもの!」

「そうそう。梓やウーノ達も増えて、楽しいしー」

「キュキュ!」「キュウ!」

「?・・キー!」


「「あ!!和ー!!」」

「ん?」

「「素直が一番!」」

「うん?」


さっきは少し重い話になってしまったけど、和さんがきた途端に日向と秀人は、いつも通り和さんにそう告げてしまった。

そりゃ和さんもハテナだよ。

私もさっきまで張り詰めていた空気が、突然糸を切られたみたいに緩んでしまった。


「ほっときましょ。あれであの三人はやってきてるんだから」

「確かに・・・」

「カイル。う、、いや。良いんだ。これで、・・・幸せを思えば」

「何か、娘を嫁にやるお父さんみたいなセリフになってるよ。アイザック君。」

「キューキュキュ」


クワがアイザックの膝を叩き

「まぁそういう事もあるさ」

って、なんかそんな感じに言っている気がするんですが・・・


「あー梓さん。これはどういう状況ですか?」

「え~と何でしょうね。あ。スズ大丈夫そうですか?最後かなり顔色悪かったようだったので・・・」

「あぁ寝かせましたし、熱が下がれば大丈夫だと思いますよ。」

「なら、安静第一ですね。ミーティングもちらほら入ってたから、もー!」

「暇だ暇だと、うるさいんですよね。」


ふぅ、話しを逸らすことには成功したようだ。

うっ!

イザベルの目が冷たい。

仕方ないでしょ。

私にはこれが精いっぱい!最大限なのよ!


「そう言えば、スズの方も梓さんを気にしてましたよ。祖父のお話が急だったので。」

「うーん。実は思ったよりも・・・ですね。そもそも顔も覚えてないし、喋った記憶もない方なので、祖父の事でショックというより、祖父がまさかの前職の株主の方って方が、びっくりだったかもしれません。」

「確かに、それもそうですね・・・。」

「それよりも私は・・・」

「ん?」


和さんの事に対して、さっきまでびっくりしまくってました。


和さんって誰にでもちゃんとしてるし、尚弥さんみたいな仲がいい人には、気さくで付き合いやすそうな感じがするし。

魔法世界に行った時も、最後にお見送りして下さった女性の押しは、とてつもなく凄かった。

そもそも見た目からもいつも清潔感があるし、女性受けも良いだろう。

でも、その心は一途だった・・・ということなんでしょうか?

それもある意味、女性からしたら評価が高くなる要素にしかならないよね。

そして魔法も上手で、料理も上手いとくれば、欠点どこでしょうか?

和さん。


「梓さん。凄い顔してるんですが、何かありましたか?」

「へぇ?いや!特に!何も!」

「・・・・」

「ていうかアイザックまで、どうしたの?」

「・・・・いや。俺は何も・・・何も知らない。」


「日向!秀人!何を言ったんだ!?」

「「別にーいつも通りの事ー。」」

「和はーみんなに”も”優しいよねーとかー」

「ちょぉぉっとだけ”押し”が弱いよねーとかー」

「「そうそう」」


やっぱり私やアイザック君には、隠し事が無理なようだ。

日向と秀人がうまい事混ざってくれて助かったよー。

イザベルさん怖いよ。


「・・・・・全く。まぁいいや。昼飯は用意してあるから、各々温めて食べるように。」

「「和は出かけるのー?」」

「あぁ買い物して16時ぐらいまでには帰って来るよ。」

「「分かったー」」


「あ。スズのお昼どうする?」

「僕達もう降りても平気?」

「いや。圭やスズ用には下の冷蔵庫にも用意してるから、地下は暫く行かないように」

「「えー・・・わかったー」」


そうなんだ。

でも和さんの注意だから守ろう。

こないだブライアンが入って来た場所だもんね。

そりゃそうかぁ・・・。

でも、危ないのは分かったんですけど、スズや圭さんは今そこにいるんですよね?

こういう時ぐらい・・・上で休まないのかな?


「大丈夫ですよ。お昼ご飯温めたりとか、よろしくお願いします。あとメールとかもいつも通りで。」

「分かりました。和さんもお気をつけて。」


どこまでも私の表情は素直な様です。

もしもお時間があるようでしたら

一文二文、はたまた評価頂けたら

ちょっと凹んだり、めっちゃ喜んだりします。

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