疑問:意外と見えてしまえば普通?
大まかに進めながら細かいことで追加していったりと
後からあれもこれもとなる事もありそうで
実際そんな事もないかもしれない。
そんな感じでただただ妄想・空想を書いてみてますので
あ。これ無理だわと思った場合には無理せず止めておきましょう。
体にあった小説をお選び下さい。
月曜日、火曜日と連日、どこかのタイミングで双子に引っ張られ、二回目のお風呂に入ることになっている。
日向と秀人はさすがにお風呂場は別々なのだけれど、それぞれの場所から垣根越しに声が飛び交い、かなりにぎやかな夜更かしが続いていた。
「朝よ、そろそろ起きた方が良いんじゃないかしら?」
イザベルが枕に上がり起こしてくれたようだ。
まだ眠い・・・
「んんん・・・眠い。辛い。」
「梓は朝が強そうって感じじゃないもんね。」
「んー・・・おはよう。イザベルは元気そうだね。」
そういえばイザベルはいつも二回目のお風呂にはついてこないで、部屋に戻ると既に寝ている。
「梓はもう少し流すことを覚えないと駄目ね。特にあの双子」
「・・・おっしゃる通りです。」
会社員になってからは、1キロ以上走る事もなかった。
体の中に、昨日の走りがまだ居座っているみたいだった。
それでもなんとか、暖かい布団から嫌々抜け出すことに成功する。
今日もきっと走るのだろう。
昨日の午前中に洗濯に出して、夜には戻ってきたトレーニングウェアに黙々と着替える。
まるで最初から、ここに居る前提で用意されていたみたいだった。
服は全部、私のサイズに合わせて揃っている。
これだけの洋服代だけで、いったいいくらになるんだろう。
今さら「お支払いします」とも言い出しづらい。
部屋の小物や消耗品、食事代。
お風呂も、好きな時に好きなだけ使っていいと言われて、午前中に走った後もつい入ってしまっていたけれど——本当に良いのだろうか。
デスクは最初、最低限の物しかなかった。
けれど昨日、和さんが私の家にあった物を持ってきてくれて、使い慣れた小物や洋服が増えたせいか、急にこの部屋が自分の部屋みたいに感じられる。
ジャージの上着は今は着ず、ひとまず手に持って朝食に向かった。
「ふぁぁ。おはようございますー・・・」
「おはよう、梓さん。あ、今日は出かけるので走らないですよ。」
「・・・ん?・・・あ!そうでした!すみません。着替えてきます!!」
「あ、でもひとまずは朝ごはんなので、そのままでもいいと思いますよ。朝ごはんの後に着替えてください。9時ぐらいには薫さんも来ると思うので、着付けとか髪型とか化粧とかはその時にお願いしましょう。」
「わ、わかりました。」
そういえば、そうだった。
水曜日はお偉いさんとやらに挨拶に行く日だったんだ。
久しぶりに走ったせいで、普段の仕事疲れとはまるで違う種類の疲労が体に残っていて、朝、着替える時もほとんど何も考えていなかった。
……気が抜けているなぁ。
まぁでも、和さんの言う通りだ。
まずは朝食を食べてから着替えよう。
その瞬間、鼻先をくすぐる匂いに、思考が引き戻される。
焼き魚の香ばしさって、どうしてこんなに食欲をそそるんだろう。
——今日は、和食みたいだ。
台所から、まな板を打つ小気味いい音が聞こえてくる。
焼き魚の匂いに混じって、味噌の温まる気配が部屋に広がっていた。
和さんは、こちらを気にする様子もなく手を動かしていて、その背中が妙に落ち着いて見える。
——このまま座って待っているのも、なんだか落ち着かない。
「何かお手伝いしますか?」
「ありがとうございます。それじゃあこっちに置いていきますので、テーブルに並べてください。」
「分かりましたー。」
ご飯。お豆腐のお味噌汁。焼き鮭。お漬物。
それに、厚焼き玉子もある。
双子やスズは辛い物より甘い物の方が好きらしく、和さんの卵焼きはわりと甘めだ。
私と和さんの分、それからイザベル用にも、鮭は骨を抜いて身をほぐし、卵と一緒に台所脇の定位置へ置く。
とんとんと準備を終え、早速、二人と一匹で朝食。
今日も窓からは晴れやかな日差しが入り、空気の入れ替えに少し開けてある窓からの冷えも、料理をした後の暖かな空気に混ざって、ほとんど気にならなかった。
「いただきますー」
「いただきます。」
「いただきます。」
イザベルも、最初の日は和さんのことを少し警戒して、距離を取っている様子だった。
けれど、ご飯が美味しかったからなのか、いつの間にかその距離は曖昧になっていて、今では和さんの動きを目で追いながら、タイミングを見計らうようにおやつを欲しそうにしている時もある。
和さんもそれに気づいているようで、私の分を用意するついでに、イザベルの分も自然に小分けにしてくれる。
この調子なら、仲良くなるのも早そうだ。
「そういえば、今日は薫さんがいらっしゃってから準備するって事でしたら、だいたい10時ぐらいに出かけるんですか?」
「そうですねぇ。今日は車で移動なので、10時前には出られれば良いとは思っていますが、スズ次第ですかねぇ。今日は6時までミーティングが入っていたので多分今寝てます。」
「普通の仕事に合わせて、相談所の仕事をしてるって本当に凄いですね。」
「やりすぎな時はスケジュールを勝手に調整してしまってもいいのですからね。」
「ははは・・・」
昨日共有してもらったスケジュールやお客様のリストを改めて確認してみたけど、月にだいたい150件ぐらいのミーティングが入っているらしい。
資料作成や調査に仮に1時間かかったとしたら300時間。
会社が残業なしで160時間勤務だとしても睡眠時間ぐらいしか残らない。
そこにさらに個別の相談のお客様を追加しているんだから、とんでもなく無理があるスケジュールになってしまっていて、もう苦笑いにもなる。
「「おはよー・・・」」
「おはよう。」
「おはようございます。」
和さんと話をしていると、眠そうな顔で双子がぺたぺた降りてきた。
そういえば二人は受付をしているって事だったから、個別のお客様については二人と連携するように言われているんだよね。
その辺もちゃんと聞いておかないと。
それにしても眠そう。
服も寝巻のままなんだね。
「二人ともー。今日は俺とスズ、梓さんは出かける日だからね。」
「何かあれば和に連絡しますー」
「分かってるってー」
和さんは既に朝食が済んで、お皿の片付けに戻るついでに二人の朝食を準備し始めた。
お母さんー。
「何時ごろ帰ってくるのー?」
「確か、15時頃予定って言ってたよー」
「なんだ、すぐ帰ってくるんじゃん。お土産よろー」
「お土産を買える場所には行かないよ。」
「「ちぇ・・」」
「はいはい、どうぞ」
「「いただきまーす。」」
二人とも眠そうなのに返事は元気。
そういえばあの時は聞き流してしまっていたけども、二人とも魔法使いなんだよね。
やっぱり凄く普通。
まぁ魔法使いって言っても魔法を使わなければ普通の人とあんまり変わりないって言ってたし、今度二人が掃除や洗濯しているところも見に行ってみようかな。
「キュー・・・?」「キ!キ!」
「!!!」
「ん?」
「「!!??」」
急に動物の鳴き声のような声が聞こえて、誰もいない席の方を見る。
「!?」
テーブルの上に、黒い何か不思議な生き物がいる!
びっくりして、驚きの声を上げようとした、が
「わー!!!!!!!!何これ??!小さいー!!!!かわいいー!」
「え?なんだろう?!あ!スズが言ってた、黒い生き物さんですか?」
「キュ!キー!」「キ!キ!キー!」
「コラ!オマエタチ。オドロカセルナ。」
え!?声がした!その方向を向くと、テーブルの生き物よりも更に大きい真っ黒の一つ目の生き物が和室の方からずんずんとこっちに歩いてきた。
秀人の言う通り、スズが言っていた生き物って多分この子達って事なのだろう。
確か何匹かいるって言ってたし、机に乗っている小さいのが2匹と凄く大きいのが1匹。
更にその後ろの方にも何匹か様子を伺いながらこっちを見てる・・・。
「おー。確かに大きさは様々で何匹かと聞いてはいたけど、実際に見えるとなるとやっぱり驚くな。こんにちは。」
「キュウニ、ゴメンなさイ。コイツらも、キミタチが見エテビックリしてシマッタんだ。」
「凄い!!普通に喋れるのね!私は日向!よろしくね!!」
「僕は秀人っていいますーはじめましてー!」
「ねぇねぇ!名前ないの?付けていいってスズが言ってたけど、私たちがつけても本当に良いの!?」
「もし良ければ、いくつか考えてるので、良ければー!」
「待て待て!二人とも、まずは朝ご飯を食べ終わってから、後でゆっくり話してあげなさい。お互いびっくりしてるんだから。」
「「はーい」」
双子は興奮冷めやらぬようで、ガッコガコと急ぎながら食事を再開し始める。
その間も黒い生き物をずっとワクワクした顔で見つめ続け、黒い小さい生き物の方もそれは同様のようでずっとお互いに見つめ合ってしまっている。
「ごめんね。驚かせたね。この二人はちょっと子供なんだ。よければ、後でゆっくり付き合ってあげてくれれば嬉しい。
あ。そういえば、ご飯とかはどうだったかな?何が食べられるかとか分からないから、一応普段のご飯と同じ物を用意してるんだけど、食べられない物とかある?ていうかそもそも量は足りた?」
「アア、アナタがご飯ツクッテクレタのカ。カズ。ありがとう。ダイジョウブ。たすかってる。オイシイ。」
「それは良かった。他にも欲しい物や困っていることがありましたら、僕やこの子達に言ってください。」
「アリガトウ、ありがとう。」「キュ!キュー!」「キーキ!」
す、凄く普通に会話してる。
最初は妖怪とか化け物とかみたいでかなりびっくりしたけど、こうして双子二人や和さんと話しているのを見ているととそんな印象は颯爽とどっかへ行ってしまった。
お礼もきちんと口にして、大きい黒い生き物が、はしゃいでいる小さい二匹をなだめている姿は、和さんと双子のやりとりと何も変わらない。
——あれ?
そういえば、電車で同じ?似たような生き物を見た気がするかも。
どんな感じだったっけ?
多分、同じ一つ目の黒い生き物っぽかった気がする。
あの電車での生き物はあれ以来は見てないけど…やっぱり、本当に居るんだなぁ。
いやいや、流石に今さら夢とは思っていないけども。
なかなか実感がわかないのもしょうがないと思うんだよね。
和さんから頂いたコーヒーを飲みながら、私もついジッと初めての生き物を目で追ってしまう。
双子やスズ、和さん、尚弥さん——普通に見える人と過ごしていたはずなのに
朝の食卓に、現実と非現実が同じ湯気を立てて並んでいる。
あ。
イザベルはなんか予想外を大きく超えなかったというか、あんまり驚かなかったから。
「梓さん、すみませんが、日向達とちょっとスズの様子を見てきてもらってもいいですか?日向と秀人も一緒に着いていって寝てたら起こしてきて。」
「はい。分かりましたー」
「えー・・・、わかったー」
「むー・・・わかったー」
日向と秀人は食後すぐにでも黒い生き物と話したかったのだろう、やや不満の声。
「あとで、お話しようね!絶対ーーー!」
「あまり大声で早口な質問ばかりするなよ。スズからも驚かせないように言われてるだろ?」
「分かったー!ゆっくりちょっとずつね!ゆっーーーくりーー」
「ダイジョウブ、デモあまりコタエラレル事、ナイカモ」
「良いよ!僕たちの事も色々教えるねー」
そうして静かかと思いきや普段よりもより一層騒がしい食事を終え、階段を下り始める日向と秀人についていく。
そういえばスズは地下に住んでいるのだろうか?
日向は私と同じフロアの4階に部屋があって、和さんや秀人は5階に部屋があるという事みたいだったので、フロアで男女に分かれていた感じからてっきりスズの部屋も4階にあると思ってた。
あ。
「地下に向かってるんだよね?私、降りていいの?」
「「大丈夫!」」
「変な物や入っちゃいけない場所があるから、そこは気を付けないといけないけど」
「スズが寝てる場所は一番手前だから大丈夫ー」
「そうなんだ。」
1階から下は入っちゃダメだと、以前聞いていた。
そのせいか、地下と聞くだけで、なんとなく危ない場所というイメージが先に立って、少し胸が落ち着かない。
地下へは、1階の階段の裏に回り込む形になっていた。
一見するとただの壁で、注意して見なければ通路があることにも気づかない。
けれど中央には、壁と同じ色のドアが一枚だけ嵌め込まれていて、ドアノブまで同じ色をしているせいか、遠目にはほとんど背景に溶け込んでいた。
その閉まったドアを秀人が迷いなく開ける。
鍵はかかっていないようで、二人はそのまま、ためらいもなく降りていった。
私も慌てて後を追う。
1階より上の階段は木材の柔らかい感触だったけれど、地下へ続く階段は、足裏に硬さが返ってくるフローリング調に変わる。
幅も少し狭くなっていて、日向と秀人が並んで降りると、その横にもう一人入るのは難しそうだった。
地下1階に着くと、正面にはオフィステーブルがあり、その上でパソコンの画面だけが静かに光っている。
さらに奥からは、1階の外光が差し込んでいるらしく、地下とは思えないほど室内は明るかった。
テーブルの向かいにはソファがあり、毛布にくるまった塊がひとつ。
——たぶん、あれがスズだ。
こんな場所に、こんなふうに生活の気配があることに、少しだけ意外な気持ちになる。
地下は、思っていたよりもずっと静かだった。
パソコンの画面が放つ光と、換気の音だけが、かすかに耳に残る。
ソファに近づくと、毛布の下で、誰かの呼吸だけが規則正しく続いている。
起こしていいのか、一瞬だけ迷う。
——その一瞬を、双子は待たなかった。
「スズー!おはようー!」
「起きてー!!おはよー」
——バフッ!
「グエッッ」
「ちょっ・・・二人ともまっ!」
双子がスズらしき塊に飛び乗る!
そして潰れた苦しそうな声。
いやいや、若いとはいえ人が急に二人も飛び乗るのは流石に危ないよ。
スズも小柄な方だし、後ろから様子を伺い少し距離を取っていたが流石に心配で近寄った。
「ちょっと大丈夫?二人とも、寝ている人に飛び乗るのはやめた方が良いよー。」
「えー・・でも、スズはこれぐらいしないと起きないよー」
「そうそう。既にまた寝始めてるし。おーい」
確かに。二人の重みに一瞬悲鳴が上がっていたけど、それも気にせずまた寝始めた様だ。
なかなか起きない人というのは居るけど、それでも二人の起こし方をしていてはいつか怪我をしてしまいそう。
「まぁそれでも、急に乗ったら危ないよ。」
「「はーい」」
二人とも返事はいいけど、怒られることを前提にしているのか、怒られることを気にしていないのかなんとも図太い。
まぁでも目的はスズを起こしに来たんだし、とにかく起こさなきゃ。
二人と一緒にスズの体を揺らす。
「スズー!起きてー!朝だよー」
「起きないと、和が怒るよ!」
「スズー。スズさーん?」
「んんん・・・・・・・・・あと、3600びょー・・・」
「いや秒単位で言っても全くあとちょっとだけって感じがする秒数じゃないよ。それ、一時間じゃん。起きてー」
「スズー!今日は9時に薫さん来るから!!!」
「そうそう!きっと和めっちゃめちゃ怒るよー」
「「2階まで聞こえるぐらい!!」」
「ぐ・・・・・・・・ぬあー・・・それは・・・・確かにマズィ・・・・」
どうやらなくなく起き始めたようで、ようやく毛布から顔を出す。
目はまだ開いていないし、普段の無表情な顔にはあまり見られない目が開いているのに、まだ半分は夢の底に沈んでいるみたいだ。
「・・・・・ぉはよぉ・・・・・」
もそもそと動きながら双子をいなし、ゆっくりと立ち上がる。
恐らく顔を洗いにいくのだろう、部屋の奥の方へ入っていった。
「あ!!!スズ!そうだそうだ!今日ね!!見えたんだよー!」
「そうそう!黒い生き物さん!見えた!小さいのと大きいのー」
「可愛かったー!名前何が良いかな?」
「んー大きさがが思ったより大きかったり、小さかったりだったから、もう一度考えてみた方が良いかもー」
「たしかに!もっと人っぽい感じだと思ってたけど、人形とか動物っぽい感じだったもんね!」
「漢字で考えてた”平助”とか”団蔵”だとちょっと合わないねー」
平助。団蔵・・・思ったより渋い名前を考えていたんだ。
「あぁ・・・見えた。良かった良かった。みんなが見えるまで、あまり移動しないように言ってあったから、庭の散歩とかお風呂とかもしてあげてぇ。ふぁぁぁぁ・・・」
「散歩!お風呂!分かったー」
「池の方にも連れて行ってあげようー」
「いいねいいね!」
「梓もおはよう、今日は宜しく・・・」
顔を洗って一応は目が開いたようだが、まだ力の抜けた声と動きで階段をぺちぺち上がり始めた。
「二人とも散歩に行くのはいいけど、受付にはどちらか居て。」
「うーん、交互に行く?」
「庭を半分ずつ案内する?」
「6匹も居るから目は離さないで。散歩は3匹ずつとかで行けばいい。」
「「そうだね!そうしよ!」」
「おぉ、無事起きたな。8時半までに来なかったら、降りようかと思ったよ。」
「「「セーフ」」」
三人そろって声を上げる。
スズって二人の扱い上手だなぁ。
ちゃんと注意してるし、ノリも意外と良い。
「キュウーー!!キュウ!」
小さい黒い生き物が早速スズの肩に乗ってきた。
すでにかなり懐かれてるみたい。
一つ目で表情が分かりにくいと思ってたけど、凄く楽しそうにしているのが分かる。
あれ?意外と可愛い感じにみえるんだけど。
「えええ!可愛い!良いなぁー!」
「スズーどの子にも名前つけてないの?」
「つけてないよ。適当に考えると、また二人が文句言うし。」
「コンニチハ?カズ、オボエタ。サンニンは?モウイチド?スマンよ。」
黒い生き物を肩に乗せたまま、スズは朝食を食べ始める。
さっきの大きいのよりは一回り小さいけど、やや大きい黒い子が改めて名前を聞いてくれた。
「私は日向!」「僕は秀人」
「こっちがひなた。こっちがひでと。で」
二人が同時に言うので、スズが再度ゆっくり言い直す。そして次に・・・
「私はあずさ、です。よろしくね。」
「ヒナタ。ヒデト。アズサ。ヨロシク。」「キュキュ」
「そろそろ、梓さんは着替えておいで。着替えたら1階の和室の方の応接室で準備しましょう。」
「分かりました!」
「そういえば、今日私はついて行っていいのかしら?」
は!そういえばイザベルの事は確認して無かった。
今日この世界の人に挨拶に行くのなら、イザベル実はお留守番?
「イザベルさんも何かあった時の為に、出来ればついてきて欲しいんだけど距離制限をしてもいいですか?あとこっち側では絶対に喋らないでほしいのですが。」
「構わないわ。どうせ梓の側で黙っているつもりよ。」
「ありがとう。じゃあイザベルさんも今日は宜しくお願いします。」
「はいはい。」
もしもお時間があるようでしたら
一文二文、はたまた評価頂けたら
ちょっと凹んだり、めっちゃ喜んだりします。




