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転職

俺は武田大輔、(たけだ だいすけ)29のアラサーで飲食店のリーダーをしているがオーナーがクビにしてきた。

ヤケが入り気付いたら、食の楽しみがない世界に来てしまった。

料理の旅をしたり店を持ったり、この世界は魔法もあるようだ

楽しみで仕方ない

「おはよう、いい朝だ」

目が覚め、あたりを見渡すと、草!草!草!森!

なぜ今の状況になったか昨日の出来事を思い返してみる

長年お世話になった居酒屋をクビになり、ヤケ酒しこの店を潰してやろうと注文しまくり

でろでろになって、電柱に絡んでたとこまでは覚えてる。頭が痛い

そうだクビになってんだ。

「俺が何したって言うんだよ、つまんだだけじゃん」

ここがどこかもわからない場所で、店の愚痴を言いながら歩いていると。


人が見えてきた、近くに街があるかもしれない。

完璧に見えた、だが、違和感を感じる。

なんだろう、あの服装と細い身体、ちゃんと食べているだろうか。

まぁ話しかけてみよう

「すみません、道をお尋ねしたいのですが」

「すんません、言ってる意味がわかりません、もう行きますね」

なんだと、聞き取れるのに言葉が伝わらないとは、どうしよう何語だ?


こんなことを思いながら、歩いて見るとそこには、大きな街が広がっていた。

近づくと十メートルはある壁に門があった。

そこには門番が二人立っていた。

助けて貰おうと知っている限りの外国語を話した

「Can you speak English?」

ご存知の通り伝わらない。

門番が何か話している、なんだろう、伝わったのかもしれない。

とワクワクしてると腕を引っ張られ、檻まで連れて来られた。


二時間はたっただろうか、急に檻から出され、王様の前へ連れて行かれた。

王様に前で膝立ちになり話を聞いた。

王様は小太りで童話に出てく感じだ。

「貴様は何用でここに来た?」

聞き取れはするが話せない。

それをどうにか伝えねばと思いあたりを見渡すと、王様への注意事項が書いていた。

1王様の前では許可が出るまで喋らない

2王様の質問には答えること

などが書かれていた、字も翻訳されるらし、便利だ。

俺はそれを指差し王様に伝えようとした。

隣にいた兵士が止めようとしたが、王様が兵士を止めた。

伝わっただろうか。

王様が兵士に、注意事項の紙を取って来るように行った。

王様が俺に言った

「何が言いたいのだ」

紙を目の前に置かれた、俺はまた指を指し、精一杯伝えた。

運がよかたのだろう、王様には伝わったようだ

「そのものを解放しろ、言葉はわかるが話せないらしい、そうだな?」

俺は全力で頷いた。

手錠が解かれた、これからどうしよう、話せないのは致命的だ。

王様が職業について話した

「何ができる?警備か?料理か?商売か?」

俺は料理と言われた瞬間に強く頷いた>

王様が頷き俺を食堂に案内しろといった、助かる仕事がなくては困るし、腹も減った。


食堂に着くと女性がいた、彼女が店員さんだ

名はニナと言うらしい。

ここで何を食べているか見ると、硬いパンに牛乳と呼べるかどうかの物、皆楽しくなさそうだ。

生きるため仕方なく食べているみたいに、受けとれる。

何かしたいと思い見渡すと本が置かれていた、手に取ると中には歴史が記されていた。

これだ!と思い、定員らしき人に一文字ずつ指差しで伝えた。

嫌な顔をしていたが渋々納得してくれた、

「私を満足させられるかしら?」

なぜが交戦的だ。

俺はニナをギャフンと言わせるため、やる気になった。

冷蔵庫らしきものを開けると、油ときのことバター、塩少し、にんにくの欠片、思わず顔が引きつった。

メニューは決まった、アヒージョを作る

材料はないくせに道具だけは、いっちょ前に揃っている。

「よし、始めるか!」

作り方

フライパンに油を思うてる2倍入れ、刻んだにんにくを入れ弱火にかける

「油?それに、こんな臭い物食べれるわけ?」

「大丈夫、安心しな!」

香りが出たら、バターを入れ溶けかけたら、先に切って置いたきのこを入れ塩をふりかけ味を整える、蓋をし蒸し焼きにしたら、完成!

「これで完成?美味しそうな匂いはしないわね」

机に置くと皆が顔を見合わせている

「熱々の油に浸かっってるだじゃないか」

そう言われても仕方ないという見栄えをしている、仕方ないここの食材だけだからな。

パンをつけて食べると美味しいと伝え、ニナと皆の目が少し光った。

「わかりました食べてみます。不味がったら承知しませんからね」

といいながらニナは、パンにアヒージョを付け口に運んだ、その瞬間、目に生気が戻ったように思えた。

「美味しいわね。味付が塩しかないのが残念だけど」

塩しかないということは、塩以外にも何か味付けがあるのかもしれない。

「それでも味がしっかりしていて、今まで食べた料理で一番だわ」

そうだろうと誇らしげにしているとニナが話しかけてきた

「いい腕してるわね。ここの料理長にしてあげてもいいわよ」

上から目線なのは置いといて、この国一番の食堂で働けるのはすごいことだ。

乗らない手はない!

承諾し、この食堂で働くことになった。

職についたことでこの世界での新たな一歩である。












はじめまして、苔の生えたナマケモノです

書き方もわからぬまま書いていたのですが我ながら良き仕上がりになったと思いましす。

続ける予定ですのでこれからもよろしくお願いします

苔の生えたナマケモノでした。

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