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Twilight Force - Blade of Immortal Steel(♡98)

 こんにちは、今日はスウェーデンのバンド『Twilight Force』の名曲を紹介したいと思います。


 これは2019年の曲なんですが、前作までは別の人がボーカルを務めていました。照英にそっくりな人で大好きだったので、とても残念でした。


 なんでも照英は突然解雇されたそうで、その経緯が気の毒すぎるのです。


 ある日突然彼のもとに一通のメールが届いたのですが、それはリーダーから届いたもので、内容が「お前はもうメンバーではない。次のアルバムは別の人と作る」みたいな感じだったそうです。ひどすぎない?


 そういうことがあって新ボーカルがアレッサンドロ・コンティという人になりました。

 この人はラプソディーの元ボーカル、ファビオ・リオーネと並んでイタリア2大ボーカリストと言われるほどの実力者です。ただ、私はイタリアではミケーレ・ルッピが1番だと思います。というか、ルッピは世界一だと思います。上手すぎです。


 関係ない人の話になってしまいましたので、そろそろこの曲の感想書きますね。


 静かなピアノのイントロ。この時点で名曲の予感。ピアノが終わると勇ましいギターの音色が光ります。


 そして! この中華っぽい疾走パート! 何だこれは!? なんだこのイントロは!? 二胡(にこ)か?? カッコよすぎるだろ!!!!! 勘弁してくれ!!!!!


 んで安定のコンティの歌声。この人やっぱ上手いです。でも、あんま好きじゃないんだよなぁ。


 テンポよくAメロとBメロが過ぎていって、サビに差し掛かる。このサビがものすごい! まさかの2段構えで1分20秒もあります! AメロとBメロが合わせて40秒くらいなので、歌パートのほとんどがサビということになります。


 で、このサビを聞いて照英が解雇されたことに納得してしまった(やり方は酷いけど)。確かに照英は音域の広いボーカリストだったが、さすがにこれはヤバすぎる。それを当たり前のように歌うコンティはなんなんだ。サビが終わる頃には「やっぱプロだなぁ」と思わされる。


 2番も同じです。ほぼ。


 2番が終わるとまた中華っぽいギターソロが始まる。イントロから派生したようなメロディで、やたらと落ち着く。


 実はこの曲を聴くまでこのバンドは歌しか聴いていなかったのだが、このソロで演奏陣の腕も凄いことに気付かされた。


 6分5秒。ここから心の準備をしなければならない。


 ここから同じメロディの繰り返しなのだが、それがどんどんゆっくりになっていく。

 そしてそれがほとんど止まるくらいの速度にまでなったところで、あの中華風のイントロが爽快感のあるドラムとともに疾走する! ここはまさに鳥肌ものだ! こんな粋な聴かせ方をするバンドだったとは、まだ新しいバンドなのになんなんだこいつらは! やばやばのやばだじょ! と1人で山田になって叫んでしまっていた。


 そこから弾きまくり疾走しまくりのファンタジーで壮大なギターソロが炸裂する。もう堪んないよね。鳥肌立ちすぎてそのまま飛んでっちゃいそうだもん。って文面は面白いけど、残るのは皮の剥がれた人間なんだよな。


 ギターソロが終わるとまた静かなピアノが始まる。ここで入るキーボードがまた堪らない。優しいコンティのボーカル。ゆっくりとサビに入り、徐々に盛りあがる! と思ったら静かになる。


 最後のサビに向かって演奏が進んでいくが、もうためにためて、ためてためてサビに行く、という感じだが、ちょっとためすぎだと思った。でもサビがいいのでチャラだ。


 終わり方も中華風だ。けど、正直に言うとここでバシッと終わって欲しかった。ピアノの余韻が蛇足に感じられた。


 でもでも! 名曲でしたよ! いや、超名曲いや神曲だ! この12分30秒は有意義な時間であったわ! 天晴れじゃ!

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― 新着の感想 ―
[一言]  スウェーデンはいいバンドだらけですよね。  知らないバンドだと思うので、覚えておきます。  ……似た名前多いから(汗)  TWILIGHT GUARDIANとか  TWILIGHTNING…
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