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冬眠
白息が宙を舞うとき、長い眠りについた。
辺りは、真っ白に雑音を塗り潰して心地よい眠りに誘う。
このまま、夢がみたい。
罵声や怒号を浴びせられるたびに自分が嫌いになった。
バカにされるたびに傷付いたことを隠した。
そして、いつの間にか忘れたふりをした。
現実を見ろって諦めてしまったんだ。
でも、もういいよね。
自分らしくなんて、生きれない。
嫌われる勇気なんてどこにもない。
努力が綺麗だと思えない。
けれど、まだ、夢を見ていたいんだ。
馬鹿にされて、怒られて、ボロボロになった夢が今さら、綺麗だと思ってしまったんだよ。
眠る時ぐらい好きな夢を見させてよ。
春来る前に、冴える夢を。
霜夜に動物たちが見た夢は
もう覚めることは無かった。
読んで下さってありがとうございます。
冬眠る時ぐらい、覚めない夢を見ましょうよ!!
どんな夢がみたいですか?
いい評価でも悪い評価でも
頂けたら嬉しいです!!




