日本人の敵達が、日本学術会議を攻撃する狙い
学生の頃、
自転車関連の団体の施設ヘ、
見学に行った。
競輪の資金が流れている団体の。
そこには、
自転車関連の書籍や雑誌が置いて有って、
売店も有った。
残念な事に、
そこで売られていた書籍は、
一般の本屋では、
ほとんど流通しておらず、
雑誌は、
ほぼ、廃刊が決まっていた。
そんな、
客が一人もいない売店に、
制服を着た売り子のオネーチャン達が、
二人。
大学留年歴の長い私は、
一目それを見て、
(【雇用対策】だ!)
と理解した。
T大にも、
教授には、
女性秘書が、一人は、就いていていた。
下っ端が沢山いるT大教授に、
秘書が必要なのか? 疑問だが。
それが、
新設大学ヘ行くと、
各研究室に、
事務員の制服を着た、秘書だか? 何だか? 判らない、
若くて綺麗な女の人が、
4〜5人。
何故? 若くて綺麗なのか? と言うと。
お母さんに似たから。
そう。
彼女等は、
有力者の御子さん達なのだ。
小○内閣が大店舗法を改悪する前は、
そこそこの規模の施設を建てる際には、
地元の了承を、必ず得ていた。
日本の土地が値上がっていた頃は、
大型商業施設ではなくても、
反対運動が起きるのが、普通だったから。
私の父が務めていた高校は、
公立の普通高校にも拘わらず、移転先で反対運動が起きたため、
全国的に有名となった。
その地元の承認を得る時に、
大義名分として使われたのが、
【雇用対策】だ。
どの施設でも、
その【雇用対策】に使われたのが、
『清掃員を大量に雇う』だった。
今では、
外注に変わってしまったと思うが。
大学関係の施設の場合、
秘書の様な人が、
大量に雇われた。
大学教授の秘書と言うと、世間体が良いから。
さて、
その【雇用対策】の主な特徴だが、
1 必ず【赤字】になる。
【雇用対策】をしても利益が上がる様な事業なら、
民間の大企業が独占して、
絶対に手放さないハズだ。
2 労働基準法が守られる。
【雇用対策】をするくらいだから、
元々、公的な性格を持った組織だし、
そもそも、
【雇用対策】で余剰人員を大量に抱えているので、
残業が無く、
定時に出社して、
定刻に退社して、
有給休暇取り放題。
ちなみに、
T大の秘書さんは、
研究室で、
ほとんど雑談していただけだった。
それが、新設大学になると、キャピキャピして華やかで。
3 現実に採用されるのは、昭○夫人の様な人。
『聖○女子学院高等科から専門学校ヘ進学』という、
有り得ない学歴にも拘わらず、
大卒者就職人気ランキングの常連、電○に就職出来るとは!
何故? その様な恵まれた立場の人達が、
わざわざ【雇用対策】で就職しようとするのか?
については、
特徴2を読んでいただければ。
その【雇用対策】も、
【赤字】を理由に、
日本人の敵達から攻撃を受け続けて来た。
【財政の健全化】を無視すれば、
地方再生とか、簡単だから。
その結果、
1 労働基準法が守られなくなった。
2 労働市場が、より経営側有利になった。
コネで就職出来る様な人達が、
労働市場に放出されると、
現実には、
より不利な立場の人達を駆逐する。
どんな悪条件でも飲んで、働かざるを得無い人達を。
3 ブラック企業が発生した。
まあね。
どんな作戦も、
相手に悟られてはならない訳だから、
日本人の敵達の日本学術会議を攻撃する狙いは、
こんな所だろう。
もちろん、
【学者達を税金で優遇する姿勢】を見せない事に依って、
1 日本の技術を海外に流出し易くする。
2 優秀な若者達に、学者を目指さなくさせる。
これらが、主な目的だとは、思うけど。
誰でも知っている話だが、
G○ogleの創始者って、
日○の社員だった。
○立の従業員が特許を取ったのに、
日○が事業化しないので、
○立から独立して、Go○gleが生まれたのだが。
日本人の敵達は、
その事実に狂喜乱舞し、
『日本の学者や技術者を【優遇】しない姿勢』に、味を占めたのだろう。