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姉の為に。  作者: たかだひろき
第十一章 【大戦準備】編
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第九話 【vsアカ】




「あ、葵くん?」


 俺の凶行に疑問を呈したのは大地さんだ。

 自分の娘に、娘のことを好きだと公言している相手が危害を加えたという事実に、頭が追いついていないのだろう。

 疑問と不安を混ぜた罪悪感を煽ってくる表情で見られているから、弁解の意味も込めて口を開く。


「大丈夫です。眠らせただけですから。不安にさせてすみません」

「え……あ、ああ。うん」

「起きたら俺は凄く怒られるので、その時は宥めてください」


 気を失っている結愛をお姫様抱っこして、大地さんに変わってもらう。

 起きている結愛にお姫様抱っこなんて(こんなこと)したら後が怖いから、これが生涯唯一の経験になりそうだ。

 一回だけの体験ならもっと堪能しておきたかったが、そうしていては不自然なので諦める。


「お、うん。えと、わかった」

「頼みます。じゃあ、行ってきます」

「待て、葵」


 食堂から出ていこうとした俺を、フレッドが呼び止める。

 引き留めても無駄だと結愛との会話を聞いていればわかったはずだけど、ここでフレッドを無視するわけにはいかない。


「なんだ?」

「死ぬ気、なのか?」

「まさか。俺が死んだら割と困るってことくらい、ちっぽけな自意識でも理解してるつもりだよ」


 俺は自分のことを客観視できていると思っている。

 俺という駒は、大戦においてそれなりに高い影響力がある。

 ここで失えば、それなりの損失になるのは間違いない。


「じゃあ、さっきの命を使う発言はなんだ?」

「俺は過去、結愛に命を救われてる。だから、その救われた命で他の誰かを救う。そう言う意味での使うだ。勘違いさせたならすまんな」


 結愛に助けられたこの命で誰かを救えるのなら、結愛も本能だろう。

 これで結愛を救えたり、助けになれたりするのならもっといい。


「じゃあ、俺は行くから――」

「結愛があんなこと言った理由、ちゃんとわかってるか?」

「……あんなことって?」

「決まってるだろ。オレと結愛の関係の話だ」

「婚約者ってのが嘘だったって話か」


 驚きは、カミングアウトされたときに言った通り少ない。

 そうなんじゃないかという予想というか予感はあった。

 婚約者にしては、結愛とフレッドの関係性は希薄だったからな。

 俺の希望的観測がそう思わせていると考えたらそうだと断言はできなかった部分はあったし、だからこその驚きはあったわけだが――


「事実だったとしても、あの場で話した理由は俺を引き留めるためだろ?」

「本当にそれだけだと思ってるのか?」

「違うと?」


 珍しく怒りを滲ませた語気と表情で、フレッドが詰め寄ってくる。

 胸倉に掴みかかってきそうな勢いだが、俺を間合いに捕らえた辺りで立ち止まり、俺の目を見据えて言葉を紡ぐ。


「当たり前だろ。結愛は、葵のことを大切に想ってた。だから葵を失いたくなくて引き留めたんだ」

「結愛が仲間を大事に想うのはいつものことだろ」

「……わかっててそう言ってんならオレはお前を殴るぞ」


 怒気を孕んだ声音で凄まれたが、そう言われても正直わからない。

 (とぼ)けていないと言ったら嘘になるが、そこら辺の感情を俺はまだ完全に理解できていない。

 過去に一度、人間関係でトラウマを負ったから、というのもあるかもしれない――なんて、これは言い訳にしかならないな。


「殴られるのは嫌だから本音で話すけど、結愛が俺を想ってくれてるのと同じで、俺も結愛のことを想ってるよ」


 こうして言葉にしてみると少し羞恥心を刺激されるが、紛れもない事実だ。

 俺自身が抱いていた感情に気が付いてから。

 気付く前なら、おそらく結愛に救われてから。

 十年近くも、俺は結愛のことを想い続けていた。

 これも、変わることのない事実。


「だとしたら、ここで結愛を置いて一人で行くのは何故だ? 結愛が葵を想っているとわかっていて、どうして葵は結愛を置いていく? それは本当に、結愛の為になるのか?」

「なる。今この瞬間はどう足掻いても結愛を不幸にしかしないだろうが、将来、長い目で見た時に絶対に結愛の為になる」

「約束できるのか?」

「できる」

「……」


 大部分を話していない。

 わざと話すことなく、俺は行動に移している。

 この衝突は、事前にわかっていたことだ。

 でも、敢えて俺はこの道を選んだ。

 これらの行動は全て、これから先に訪れる大戦を集結させ、俺たちが無事に地球へと帰るために必要なことなんだから。


「……わかった」


 俺の真剣な答えに、フレッドは頷いてくれた。

 理解も納得もしたくはないが、それでも今は納得してくれた様子だ。


「結愛にも、起きたら説明しておく。だからちゃんと、怒られる覚悟はしておけよ」

「ありがとうな」

「感謝は結愛にたんと叱られてからにたっぷりしてくれ」

「そうするよ」


 これでフレッドへの弁明は終わった。

 いや、何一つとして終わっちゃいないけど、とりあえず今は問題ない。

 足を止めたついでに、ソウファとアンジェとも話してから行くか。


「ソウファ」

「なに?」

「次の大戦で、ソウファには大役を任せるつもりだから、俺がアカと戦ってる間も鍛錬は怠らないようにね」

「うん! 主様を倒せるくらいにはなっておくね!」


 「そうなったら俺のミジンコレベルの威厳がいよいよ尽きちゃうなぁ」とは、思ってても言葉にはしない。

 ソウファの頭を撫でるだけに留めておく。


「アンジェも。俺の所為で色々と制約が増えちゃってるけど、負けずに頑張って欲しい」

「もちろんです。ソウファちゃんと二人で魔王軍を抑えられるくらいにはなっておきますね」

「ソウファ共々頼もしいね。期待してる。無理はしないでね」

「はいっ」

「うん!」


 もしアンジェの言葉通り二人で魔王軍全体を相手取れるようになったら、俺が今からしようとしている行動の全てが無駄になるかもしれないが……まぁそうなったらそうなったでマイナスになるわけじゃないしいいか。

 二人の頭を優しく撫でてから、俺はいよいよアカの元へと向かう。


「あ、忘れてた。シルフ、いる?」

「いるわよ。何?」

「結愛の護衛か、俺とアカの戦いを見届けるか。その判断は任せる」

「いつもみたいに身勝手な指示はしないのね」

「今回はシルフの力なしでもどうにかできるからね。判断基準は任せる。シルフなら風に乗ってこれるだろうし、俺は先に行っておくから」


 実体化したシルフにそれだけ伝えて、俺は振り返り、食堂全体を見渡して――


「じゃあ、行ってきます」






 * * * * * * * * * *






 空以外の全てが灰色に包まれた森。

 木々はもちろん、葉や地面の土までもが――更に今は空も曇っているから、視界に映る自然全てが白か灰色で構成されている。

 魔力的な要素で色素が失われたとかなんとかだったが、まぁそんなことはどうでもいい。

 今大事なのは、ここが戦場となった場合にどうなるかということだけ。


「遅かったな」

「走ってきたからな」


 ある程度の広さがある灰色の森の、少し開けた空間。

 そこに、俺の目的の人物が待っていた。

 根元から断ち切られたような形をしている木の幹に腰を落ち着けており、そこから鋭い眼光で俺を睨んでいる。

 とても見覚えのある空間(ばしょ)――ああそうだ。

 結愛のペンダントを見つけて、俺が暴走しかけたときと同じ場所か。


「感慨にでも耽っているような顔だな」

「……色々と思い出しちゃってね」


 師匠のことや、ラディナやアフィのこと。

 ここにいたのはほんの数日もないし、来た回数もこれで二回目。

 それでも確かに、記憶には残っている。

 いい意味でも悪い意味でも。


「アカにもそういう時くらいあるだろ?」

「……ここに雑談をしにきたのか?」

「えぇ……話振ったのアカじゃん」


 どっちが始めたかはともかく、アカの言う通り、ここに雑談をしに半日も掛けて来たわけではない。

 気を取り直して、俺はアルトメナから抜き身の『無銘』を取り出す。


「初めっから全力で捻じ伏せる」

「竜王の立場に懸け、全力で殺す」


 挨拶代わりの宣戦布告。

 俺は『無銘』を正眼に構え、アカは自然体のまま動かない。

 審判の開始の合図を待つように、互いに動かず何秒かが経過し――


「――!」


 ――ポツリと降った一滴の雨によって、戦いの火蓋は切って落とされた。


 先手を取り、一瞬で距離を詰め『無銘』で容赦なく斬りつける。

 そのほとんどが()なされ、躱され、例え当たっても弾かれる。

 ただの皮膚に、世界最高峰の刀が弾かれる。

 あの時――神の塔で老いた白髪の竜人と戦った時にはわからなかった。

 攻撃を受ける瞬間、受ける箇所のみに、鱗を顕現させる。

 皮膚じゃなく、竜人の持つ竜の鱗が固いんだ。

 俺に、その硬い鱗を突破するだけの火力はない。

 だから――


「――疾ッ」


 足りない火力を速さで補う。

 『無銘』による絶え間ない斬撃と、俺が六年以上もかけて培ってきた体術で。

 鱗を突破できないのなら、鱗に変化させるよりも早く攻撃を当てればいい。

 鱗に変わる前の皮膚は、人のそれと大差ないんだから。


 上段から『無銘』を振り下ろし、躱されたところで左の殴打を繰り出す。

 無茶な体勢からの殴打は簡単に受け止められたが、捻った腰を連動させて右足の一撃を見舞う。

 それは鱗によって防がれ、片脚立ちになってしまったがゆえに次の行動に移せない。

 その間を、転移による強引な立て直しで補う。

 超近距離の転移――僅か一メートルほどの転移で、アカに掴まれた手から逃れ、こちらの優位な体勢へと引き戻す。

 足りない技術(スキル)を他で補填する。

 凡人が天才に追いつくために、常日頃から行ってきた行動理念の一つ。


「――スッ」


 繰り返すうちに、どんどんと馴染んでいくのがわかる。

 (わたる)に実戦形式で教わった戦闘の術が、時間を経るにつれて吸収されていく。

 元から身に着けていた技術に、新たに教わった技術。

 それらを発揮するには十分すぎる相手。

 目には見えない、だがしかし、感じ取るには十分すぎる成長。

 過信も増長もしない。

 純然たる事実として受け止めて、それを有効に利用していく。


「……」


 余裕そうだったアカの表情に、段々と険しさの割合が増している。

 鱗の展開が間に合わず、曇った空から漏れる光に反射する真紅の鱗が何度も見えるようになってきた。

 アカが攻撃と認識する頃には俺が次の攻撃に映れている証拠だ。

 速度が上がったわけじゃない。

 俺の攻撃動作の一つ一つに無駄が無くなり、最適化され始めたんだ。

 転移によるゴリ押しで解決していた無駄だらけだった部分も、時間が経つにつれ減っている。

 自分でも驚くくらいの急成長に、アカの険しくなる表情が比例しているようだ。


「――ッ」


 だけど当然、このまま終わらせられるはずもない。

 防戦一方だったアカは被弾覚悟で攻勢に転じてきた。

 俺が腹部目掛けて放った殴打に合わせて上半身を鱗で覆い、強引に一撃を防いだ。

 ダメージらしいダメージは与えられず、逆に俺の拳がダメージを受け、手痛い反撃を貰った。

 反撃を貰ったといっても、攻勢に転じる瞬間は理解できていたので往なすことで最小限に抑えはしたが、一瞬触れただけの左手の甲はジンジンと鈍い痛みを発している。


 ザーッと強さを増していく雨の一粒ですら認識できる今の俺の動体視力と反応速度、そして絶大な集中力で以ってギリギリ反応できる鱗を纏った拳は、防御に使うだけあって尋常じゃない硬さを誇っている。

 体勢が不十分な状態ですらこれなのだから、もし万全の状態で放たれていたら……ソウファの全力の一撃と比肩するか、それ以上。

 まともに喰らえば、確実に体が砕け散り、赤い肉片となって灰の森を彩るだろう。


「あれは喰らうな。往なすか躱せ」


 声に出して反芻し、自分自身に言い聞かせる。

 そして即座に踏み込み、距離を詰める。

 攻撃し、反撃され、往なし躱して攻撃。

 反撃に当たれば負けるし、反撃に怯んでも負け。

 攻撃の手を緩めても勝てないから、ひたすらに攻め立てるしかない。

 手も足も思考も、何一つ止めることなく回し続ける。

 アカを崩せるその瞬間まで――


「――厄介な」


 久しぶりに聞いたアカの言葉には、確かに苛立ちが含まれていた。

 その一言で何かが変わるわけじゃない。

 でも、アカを翻弄している――圧倒とまではいかずとも押せ押せでいられているという事実は、今の俺にはありがたい燃料にしかならない。

 手を尽くし、考えて、行動する。

 アカを打ち負かすその瞬間まで、一切の油断なく――


「ッ――と」


 より鋭く、より精密に。

 戦うにつれて洗練されてきた感覚が警笛を鳴らした。

 目視、ないし“魔力感知”には一切異常はなかったが、だからこそ警戒し距離を取った。

 だが、何も起こらない。

 退く前にいた場所へ謎の攻撃が迫るとか、あるいは現在進行形で攻撃を仕掛けられているとか。

 そんなことはなく、ただ俺が距離を取っただけになってしまった。

 珍しく働いた俺の勘はやはり使い物にならないのか、と落胆じみた感想を抱き、再度吶喊しようとしたタイミングでアカが口を開いた。


「初めて出会った時のお前よりも、明らかに強くなっているな」

「……そりゃ、色々と経験してるからな。つかなんだ急に。この雨が槍にでも変わるのか?」


 冗談めかしながらも、警戒は一切緩めない。

 緩めれば俺なんかは簡単に殺される。


「……いや、純粋にそう思っただけだ。俺のやろうとしていることは変わらない」

「改心してくれたわけじゃないんだな」

「当然だ。俺の目的はここでお前と戦うこと。その実力を測り、今後に活かすことだ」

「なるほど。で、俺の実力が伸びていると判断したわけね」


 この会話の途中でどんな攻撃が飛んで来ようと対処する心構えのまま言葉を交わす。

 魔人と戦った時よりも高い警戒を無意識的に必要としている辺り、やはり竜人という種に対して恐れに似た感情を抱いているのかもしれない。


「貴様の実力は測れた。だからもう終わりにしよう」

「……へぇ。本気でも出してくれるのか?」

「ああ。貴様は俺が出会ってきた中で最も高い実力を持ち……最も嫌いな男だったよ」

「……(きら)われたままなのは(いや)だから、お前をぶっ倒して改心させるよ」

「できるものならな」


 嘲るでもなく、あしらうでもなく。

 本気で、全力で。

 可能ならやってみせろと言った直後、アカは空へと飛んだ。

 雨粒が上を見上げる俺の視界の邪魔をしてくるが、そんなことに感けている暇はない。

 何をするかを認識し、理解し、対処を行わなければ――


「冥途の土産に教えてやる――」

「――うっそだろ」


 体に魔力を纏ったと思った刹那、アカの体が膨張した。

 否、膨張などではなく、変化――変質と言った方が正しいか。

 だが何もおかしくなどない。

 だってアカは竜人。

 竜人とは竜が人の姿になっただけの話でつまり、竜人とは――


「紅の竜とか……厨二心が刺激されるじゃん」


 西洋風の――ドラゴンと言うべき特徴のある姿。

 巨大な一対の翼を持ち四つの足がある、超巨大なドラゴン。

 色味も相まって太陽が至近距離に顕現したのかとさえ錯覚しそうなほどに巨大。

 そんな巨体が、首を大きく(もた)げて天を仰ぎ、口をガパリと大きく開いた。


「――ッ」


 何をするのかを即座に察し、回避と同時に迎撃をするべく転移の準備を行う。

 タイミングを外せば死、当てれば逆転の芽が生まれる。

 この一撃に、この戦いの全てが懸かっている。


「ふーっ」


 大きく開かれたアカの口に、光と熱が収束していく。

 それは巨大なドラゴン体となったアカすら霞むほどの大きさの火球となって、空に顕現した。

 アンジェが吸血鬼の島で見せたものよりも大きく、熱量すらもがあれを凌駕している。

 灰色の木々は瞬く間に燃え盛り、雨は干上がり、雲すら蒸発した。

 その熱量に目が焼かれそうになり、しかしここで目を離せば絶好のタイミングを失ってしま――


「――え?」


 なんとか瞬きで抑えようとしていた熱量は、その圧倒的な光量とともに消え去った。

 アカは上空にいる。

 翼を打ち、滞空している。

 何かを溜め込むように、口を閉じて――


 瞬間、俺の脳裏にあるゲームの光景が浮かび、それが現実となって降り注いだ。

 さっきの火球はアカが口に頬張り、そしてそれを熱線のように吐き出した。

 膨大な熱量を一身に受けた大地は焼け焦げ、灰色を黒へと染めた。

 それを多少の火傷で躱せた俺は――


「――なんで転移が発動しねぇんだ!」


 ドラゴンの足に捕らえられ、逃れようにもなぜか発動しない転移のせいで逃げられないでいた。

 俺を見下ろすドラゴンのアカの表情は、いまいちよく掴めない。

 どんな感情を抱き、どんなことを思って今こうしているのか。

 俺が死ぬという、その事実だけが、なぜか不思議と、俺を冷静にしていた。


「――俺の名は、ラザフォード・N・ハツカ。さようならだ、綾乃葵」


 俺を押し潰す足に力が込められて、人生で初めて感じる圧迫感の後に、俺の意識は暗転した。




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