森へ
いざ異世界に来たとなると沢山やりたいことがある。まずは拠点作りだ。これだけは早く終わらせたいのですずに頼み家に一度帰った。
「え~と、確かここに斧とノコギリがあったんだが。どこに行ったんだ?」
確かあったのになぁとか思いつつ別の場所も探してみた。
「う~ん、ここか?お、あったあった」
探し出した斧とノコギリを持ちすずに声を掛けた。
「すず、探し物を見つけたからもう一度行こう。」俺は道具をリュックに刺して言った。
「分かった。そうしたら私の手をつかんでいろ。行くぞ!」すずが叫んだ瞬間辺りが一瞬光で包まれ同じ場所に戻ってきた。
「よし、森を探して木を切ろう、そうすれば拠点が作れるようになる」俺は提案した。
「分かった、良いだろう。ただ、どうやって森を見つけるか検討はついてるのか?」
俺はリュックからカメラ付きドローンを飛ばして周りを見た。そして運良く森を見つけられた。
「ほう、中々いいものを持っているな」すずは物珍しそうな目をして言った
「だろ?」俺は得意気に言った。
「よし、森も見つかったことだしそろそろ行くか」こう言って森まで行った。
俺達はその森を少し軽視しすぎていたのかもしれない。まさか、あんなことになるなんて。