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死にたがり考察

作者: 麻未也

基本的なテーマは「死」「自殺願望」ですが、たまには気分転換に他の事も書いてみるつもりです。

「死にたい」って発信している人って、大勢って言うか無数にいますよね。

わかるような気もするし、わからない感じもする。

ネット上で発言してるって事は、おそらく助けを求めているんだと思う。

自分でどうしようもない感情を、主に苦しいっていう思いを誰かに理解してもらいたい?

そんな漠然とした気持ちを発信しているような気がします。

何とかしてあげたいって思うのです。

私にはどうすることもできない。

私自身が長年同じような考えに囚われてきて、今だに解決には至らない。

いつからかと思い返してみると、おそらく中学生の頃。

たしか将来について書かされた時のこと。

「将来に希望は持っていないから30歳位で死にたいと思う」

みたいなことを書いたら少し問題になってしまった。

もちろん親にも伝わった。

当時、書いた本人にしてみれば、それほど深刻に考えていたわけではないのです。

ただ、言われた通り素直に将来の事を想像してみただけなのに。

あと、保健体育の課題で死後の事について書いた事もありました。

先生に「このテーマ変えられないか?」って言われた・・・。

そんな経験もあって、死ぬことに関して他人に意見を求めたり、伝えたりしても理解されないんだと学習したわけなのです。


以前、自殺サイトからの集団自殺が問題になり、規制されてある程度収まったと記憶していました。

でも、そんなわけなかった。

関心が無かったから気付かなかっただけで、死にたがりが減ったわけではない。

誰も彼もがネットで繋がれる時代だから、こんなにも人目につくようになっているんだ。

なにかしてあげられないかな…。

そう思ってこれを書いているわけなんだけど。

難しいね。

特に精神を病んでしまっている人。

たぶん、何も出来ない。

実際に出来なかったから。

10年以上もの間、浮き沈みこそあったにせよ出口は見えなかった。

だから、せめて10代中半のいわゆる思春期真っ盛りの年代に多く見られる死にたがり達には気づいて欲しい。

自分の視野の狭さを。

自分自身で閉じてしまった世界の狭さを。

いつか、時が過ぎれば気付くはずだから。

それまでは何かに逃避したり紛らわせたりして耐えてほしい。

私の場合は本・小説、いわゆる空想の世界に逃げ場を求めました。

今はもっと多くの選択肢があるはずです。

小説にしても更に手軽なライトノベルやネット小説。

連載モノが気に入ったならそれだけで生きる意味ができると思います。

他にも無課金で出来るネットゲーム、動画サイト、音楽。

欲を言えばスポーツで体を動かして。

少しでも死にたくなる時間が減る方に向かって行ってほしい。

いつか、中二病の時代を振り返るように、未熟だった頃の自分を思い返すように。

死にたい自分を客観的に見て、折り合いを付けられるようになってくれたらと。

そんな風に思うのです。


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