面白い作品とは?
面白い作品って、どんな作品でしょう?
色々な要素があると思いますが、具体的に説明しろと言われると困りますよね。
面白い作品の条件を、端的にまとめた記述があるので紹介いたします。
これは、第5回ネット小説大賞、二次選考通過作品の総評の冒頭部分です。
>ここから引用始め
一次選考を通過した作品は既に一定の基準を持っている作品であり、「文章の読みやすさ」「設定の面白さ、わかりやすさ」「キャラクターが魅力的か」「序盤がだらだらしていないか」「先を読みたいと思わせてくれるか」「会話のテンポがいいか」といった、基礎的な文章力や、読者をつかむ能力を持った作品であるということは一次選考でお伝えした通りです。
二次選考においてはそこから一歩踏み出した『序盤の期待感を中盤以降も続けられているか』『キャラクターの魅力が全面に出ており、そのキャラクターを追いかけるためにページをめくりたくなるか』『市場に存在する読者を意識し、読者をひきつけるために短期間に展開を盛り込みつつ、全体の流れに無理が出ていないか』、といった『一度つかんだ読者を離さないか』といったことをメインに選考いたしました。
>引用終わり
どうですか? 特別なことは書いてありませんが、自分の作品で実践出来ているか考えると、足りない部分が見えてきませんか?
総評には、引用した部分以外にも参考になる事が沢山書かれています。
ネット検索すれば見ることが出来ますから、探して読んでみて下さい。
この他にも、一次選考の総評や最終選考の総評も、大変勉強になります。
自分は小説賞を目指している訳じゃない……という人にも、小説を書く上でヒントになることが沢山書かれています。
是非、一度目を通してみることをお奨めいたします。