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地球滅亡→異世界転生~最強の男と十五の異分子~  作者: 鮪のユッケ
1章「準備期間」ACT1「異世界の生活」
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トール7歳編だそうです。

ーーあれから7年経った。

現在7歳になった俺が今何をしているかというとーー書類仕事を死んだ目をしながらやっている。

家業に関わるようになって知ったのだが、我が家は世界中からの珍品を取り扱っている商人だった。

そもそも何故7歳の俺が家業の、しかも重大な書類仕事をしているのかというのを、説明するためにはあのバカどもーーもとい、両親について話さなければならない。

まず父親のカルロスについてだ。

知っての通り死人族ーーいわゆるゾンビなのだが、元々は冒険者でこの世に数少ないSSランクだったそうだ。その上ゾンビの中でも珍しい100%以上以上の力が出せるーー本人いわく1000%は出せるそうだーー人で、主に体術が得意だ。その性格故か、今の年になっても好奇心が強い。

次は母親のスカーレットについてだ。

この母親は元々貴族だったそうだが、第3子ということもあり、別に後継者でもないしとのことで若い頃に貴族の身分を棄て、冒険者となり名を馳せた。その冒険者時代にカルロスと出会い、生死をかけた戦いになったそうで、その時にお互いの腕に惚れあいそのままゴールインしたそうだ。

そんな両親は旅で出会った色んな種族の方々から珍品を集め、商いを始めたそうだ。

さて、結局何で俺が仕事をしているかというとーー両親がちょくちょくどこか旅に出てしまうためだ。

俺が生まれるまでは精力的に仕事をしていたそうだが、俺が3才になったときーー



「いいですか、ぼっちゃま。例えこれから将来、ぼっちゃまが家業を継がなくても勉強をしなくては立派な人間にはなれませんぞ。」



燕尾服をびしっと着込んだ、初老の執事であるアルバスが言う。



「で、アル、結局何を勉強すれば良いのさ?」



俺はそう尋ねると、



「今日は算術を勉強しましょう。+、-、×、÷の4つの記号を使ってこの問題集を解きましょう。」


といって渡された問題集は見た感じ明らかに、小学生でも解ける問題だった。だから俺は思わずーー



「えー、簡単すぎるだろさすがに・・・。」



と呟いてしまい、アルバスはしたくない言い訳だと判断したのか



「でしたら、私が問題を出しますので、それに全てこたえられたら今日はもう勉強しなくてもよろしいです。」

「えっ?歴史については学びたいんだけど・・」



と言ってもアルバスは聞く耳をもたず始めてしまい、簡単に解いているとむきになったのかーー



「126+357は?」

「483」

「187×742」

「135044」

「3568÷2」

「1784」

「24857-15784」

「9073」



といった感じで次々と難しいのを出してきたが、普通に解けた。

普通に考えれば当たり前のことで、前世の世界は、こっちの世界とは比べ物にならない位に数学は進んでいたのだ。

そもそも高校生ーーしかも俺は理系だったーーがただの四則演算ごときで間違えようもない。

ついでにいうなら俺は暗算が得意だ。

ーーと考えていたところ



「て、天才だ。ぼっちゃまは天才でございます。」



とまぁこんな感じで、俺の知能が高いことーー自分でいってて恥ずかしいーーが知りわたり、じゃあちょっと仕事させてみるかという話になり、手伝っていたらーーいつの間にか両親は頻繁に品物の調査という名目で旅行に行くようになっていた。

両親いわくーー



「えー、だってトールがいれば仕事ほとんど終わるし。」

「私達より、精度もいいし速度も早いものね♪」



だそうで、仕事の大部分を俺がしている。俺あと五年したら学校に行くんだけど、大丈夫かな?

あとはスキルに関してだがーーこの7年でかなりスキルを獲得した。まぁかなり玉石混合だが・・・

と、とにかくスキルは沢山獲得したので少しずつ出していきたいと思う。

さて、ようやくこの書類に方がついたと伸びをしていたらーー


「失礼します、マスター。お茶をおいれしましたので、どうぞ休憩なさってください。」


そういって、お茶を持ってきてくれたのは俺と同じ年のメイドであるカレンだ。

カレンは人形ドール族というーー分類上は魔族だーー種族だ。特殊な固有スキルと無表情が特徴の種族だ。

銀色の長いボニーテールが今日も可愛く揺れている。

鋭い切れ長の目はルビーのように輝いており、とても美人だ。

可愛らしい顔立ちをしているのだがほとんど無表情のままだ。

まぁもうなれたけど・・・

カレンは同い年ということもあり俺の専属になっている。

他にも理由はあるがまぁおいといて

俺は窓際に立ちカレンに



「なぁカレン?何でお前は俺が一息つくのを知っていたかのように、そんなジャストタイミングでこれるんだ?」

「女の、ーーーいえメイドの勘です。」


め、メイドってスゲー。



「そんな事よりも、お客様がおみえになっております。」

「おっ!もしかしてコーランさんが来たのか?」


コーランさんとは、親父達の知り合いである貴族だ。

この人は話が分かる上に人柄もよく、商売に関しても懇意にしてもらってる。

今日はその商売に関しての話をしようと思って招いたのだがーー



「いえ、コーラン様ではなく、叔父であるマーリン様とエムリー様です。」


俺はそれを聞いて、口に含んでいたお茶を吹き出しそうになった。




読んでくださりありがとうございます。この調子でどんどん増やしていきたいなと思うので、感想等、ミス等ございましたら送ってくれるとありがたいです。

※すいません所用で次の更新は5月23日(土)です。三話連続投稿しますのでよろしくお願いします。あっ!あと土曜日には主人公の初めての無双をのせますので是非お楽しみに!

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