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ふう、あぶねーな
俺がいなかったら、この娘吹き飛んでたぞ!
それにしても、あれは何だ?
山か?
えーと、視覚強化っと
うお!でか!
あれは亀か
ガ〇ラかよ
ただ俺に魔力弾をはじかれたのに気付いたのか俺の方を見て警戒態勢に入ったようである
さすがにここを狙うだけあって目がいいようだ
まさかくっきり俺のところまで見えているなんてな
おかげでここから俺が周りに被害を与えないように行ったら奴の警戒周りの正気になった魔物が逃げてしまいそうだ
だが、俺がわざわざ猶予を与えてやる義理もない
一瞬でぶち殺しに―――――
ジョオオオオオ
と思ったら何やら足元から水の流れる音がするぞ?
音の発信源を確認するとそこにはあの娘がいた
・・・うん、まあそりゃそうなるよね
だって、命の危機だったもんね
「だから、漏らしてm---」
「皆まで言うなああああああああ!」
ううん、慰めようとしたんだが怒られた
俺のことを叩こうとしたのだろうが腰が抜けているのだろう
立ち上がれず、腕に力も入らないようだ
しょうがないなあ・・・・
「『分離』『消臭』」
「え?」
尿の成分を分解し、においも消したしこれで処置としては十分だろう
「あとはそこのお父さんにでも介抱してもらえ」
「まって!」
殲滅しに行こうとした瞬間、またもや足止めをくらう
「なんだ?」
「なまえは?」
名前?
はて、そんなもの聞いて何になるというのだろうか?
あっ、やば!
ぞろぞろと進行方向変えようとしてやがる
ちっ!
「それは戻ってきたら教えてやるよ、お嬢様」
何か言っている気がするがこれ以上はまっていられない
取りあえず亀の上空に転移する
そして
「肉体変形」
右腕を砲形にする
まるでどこぞの流星の岩男みたいになっている
まあ、威力自体は向こうの通常弾とはくらべものにもならないが
あのガメラの弾を真似て魔力を特殊な工程で弾状に練りこんでいく
生成するうちにより早くより精密になっていく
そして拳大の光弾が発生する
が大きさはその威力を指し示す物差しになることはなく
その一見弱弱しい弾は
「ゴー!」
生成者の軽い掛け声とともに超高速で動き出した
それに合わせて沈黙を保ちながらもこちらも準備をしていた巨亀がトールが発射した弾とは比べるまでもない
本気であることがうかがえる巨大な球が衝突し、そしてーーーーー
掻き消えた
まるで進路上にはなからなかった言わんばかりに変わらぬ速度で突き抜けていった
一気に地面に辿り着き、そして視界を真っ白に染め上げるほどの大爆発を起こした
後にその様子を遠くから見ていた冒険者は語ったという
まるで光が逃げようとする魔物を食らって言っているようだった、と
彼がその時の件が衝撃的過ぎて冒険者を引退し、どこぞの商店の店員になったというのは余談である
そしてそんな惨状を作り出した張本人は
「はぁ~・・・、後片付けがめんどくさいなぁ・・・」
後片付けのことを考えていた
来週からは何としてでも週一投稿を目指す




