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どうやらスキルをくれるそうです。

神様の話を纏めるとつまりこういう事らしい。

まず第一に地球が滅亡した理由は、どうやら人類が悪いらしい。

地球を汚染し続け、更に増えすぎてしまった人類、このままだと世界が崩壊するほどだったらしい。

このままではいけないと世界の自己防衛プログラムが作動し、人類は地球ごと滅亡させられた。

それを知った神様が、現代を生きる若人(学生)にはあまり責任がないと判断し、幾多の数がある異世界に転生させようと考えたというが、それは表向きの理由で、実際は全部は多すぎるがそれでもその世界で魂が帰る場所が無くなるとそのまま消えてしまうそうで、輪廻転生の輪に入れないと圧倒的に世界をまわすエネルギーが足りなくなるのだ。

そんなわけで学生を学区毎に異世界に転生させることにしたそうなのだ。



「で、俺がその最後の学生というわけですか?」



全部の話を纏め、そして自分が最後まで寝ていたことに頭が痛くなる思いで再確認する。



「うん、最初こいつどんだけ寝るんだよって軽く引いたよ。」

「ですよねー。」

「それで君は記憶がないほうがいいかい、それともある方がいいかい。君は少なくともまともそうだから記憶の有無は自分で決めて良いよ。」



俺は特に考えることもなく



「記憶ありでお願いします。」

「だよねー、普通そうだよねー。」



やっぱり転生ものは記憶が有った方がいいよね。



「それじゃあ、お待ちかねのスキルを授ける時間だよ。君は最後だし、面白かったから2つスキルをあげよう。」



よっしゃぁあとおれは心の底から喜んだ。



「じゃあ、早速このガチャガチャを回してね♪」



俺はうきうきしながら、スキルガチャ(仮)を回す、そして出てきたあの景品が入っているボールを開けると…空だった。



「入ってないんですけど?」



神様に文句を言うと



「あれ?頭に直接鳴らない?」



鳴らねーよと言おうとした瞬間、

『スキル学習を習得しました』

じっ、時間差だとぉ。



「何ですぐに鳴らないんだよ。」

「うーん体質の問題じゃない?」



どこぞの薬か何かか!ていうかスキル習得のお知らせって体質で決まるのかよ!初めて知ったわ!しかも学習てなんだよぉお!



「まあまあ、もう一度チャンスがあるしリベンジだよ」



神様まで気を使ってきた。

でもまだあと1回チャンスはあるし大丈夫だろう。

気を取り直してレッツトライ!ガチャガチャを回すと今度もまたボールが出てくる。

そしてボールを開けると、案の定すぐにはスキルのお知らせが来ず、30秒ほどして

『スキル成長を習得しました。』

ちょっと目眩がした。

学習と成長ってそれいるのかよ。と心の中でツッコミをいれていると、



「あんまりツッコミ上手くないよね君。」



と痛いところを突いてきた。

わかってた、自分でも分かってたんだ。と悲しくなっていると



「それじゃあ次は、君が行く世界について簡単に説明しようか。」



そういって神様はニヤリと笑った。

読んでくださりありがとうございます。出来るだけがんばりますのでよろしくお願いいたします。

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