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人生

掲載日:2026/05/10

人生ってこんなものだなという思いを込めました。

楽しんでくれると幸いです。

 今日も僕は、人生の意味について考えている。

 外では優等生の仮面を被り、本当の自分を隠して生きている。もし素顔を見せれば、人は離れていくかもしれない。そんな予感が、ずっと胸の奥に沈んでいるからだ。

 最近、コンビニでアルバイトを始めた。理由は単純だった。ただ、お金が欲しかったからだ。

 今の世の中、お金がなければ生きていくことすら難しい。いや、生きる権利さえ薄れていく気がする。

 バイト中の仕事は単調だ。レジに立ち、商品のバーコードを読み取り、袋に入れ、ありがとうございましたと頭を下げる。その繰り返し。

 客は僕の顔を見ない。僕も客の顔を覚えない。

 そのたびに思う。人間なんて、きっと代替可能なのだと。

 明日から僕が別の誰かに入れ替わっていたとしても、気づく人はほとんどいないだろう。もし僕が突然いなくなったとしても、少し誰かが困るだけで、世界は何事もなかったように回り続ける。

 まるで、リモコンの電池が切れた時みたいに。

 有名人が亡くなればニュースになる。多くの人の記憶に残り、涙を流される。それだけ、その人が誰かの人生に触れていたということなのだろう。

 別に、誰かに覚えていてほしいわけじゃない。

 ただ、何も残さずに死んでいくのは、少しだけ寂しいと思った。

 誰にも迷惑をかけずに生きたい。けれど、人は死んだ瞬間に、きっと誰かの時間を止めてしまう。

 人生というものは、案外あっけない。気づけば終わっているのかもしれない。

 その時になって初めて、生きる意味がわかるのだろうか。

 けれど最近、僕は少しだけ考え方が変わった。

 人生は、「生きる意味」を探すためのものではないのかもしれない。

 コンビニへ向かう夜道の風の冷たさとか。

 帰宅したあとに飲む缶コーヒーの温かさとか。

 誰にも気づかれない親切とか。

 夕暮れに染まる街とか。

 そういう、小さな喜びを覚えていくためにあるのではないかと思う。

 だからこれからは、見落としてしまいそうな小さなものにも、ちゃんと価値を見出していきたい。

 たとえ世界にとって取るに足らない一日でも、僕にとってだけは、確かに生きていたと言えるように。

初めてインターネットに投稿するタイプの物を

しているのでどうなるか楽しみです。

最初の作品としては重すぎたかな?

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― 新着の感想 ―
読んでみてと言われたので、読みました。 以下、感想になります。 小鳥のさえずりも、雨の落ちる音も、ガスコンロが点く音も、日常に落ちればただの雑音。 普遍的に摂取できるそれに、普遍的に価値を感じること…
感想ありがとうございました。 自分も読ませていただいて、とても共感しました。 小さな幸せの部分が個人的にとても好きです。
拝読させていただきました。 静かな言葉の中にある孤独や、そこから見えてくる小さな温かさが、とても心に残りました。 何気ない日常のひとつひとつを大切に見つめる視点が素敵で、読後にやさしい余韻がそっ…
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