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ララメッタは飾らない  作者: こまかな
4/8

4 学校へ

「学校にいけるのですか?」

ララメッタはクロバーに告げられたことを繰り返した。

「皆と一緒だよ。ほら、ララメッタには教養が必要だと思って。」

「分かりました、学校に行きます。」


ララメッタが書斎を出ると、令嬢たちが集まってララメッタに言った。

「病気を治すために学校へ行かせるなんて、流石クロバー様ですわ。」

「ドレスを引っ掻く娘を再教育しませんと。クロバー様とご結婚されるまでがんばるなら、一生入ることにはるんじゃない?」 

笑い声がしたようだ。

「全く、学校に通わせるなんて、私たちと同じじゃない。」

「嫌です。わたくし。」 

「一緒?嫌ですわ。」

「もう、元の家に帰れって言われないのがおかしいわ。」

ララメッタは一人で部屋にこもった。

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