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ブルーローズの星躔  作者: 可愛川まぐろ
1/1

無頓着な俺が、感化された。

あの言葉を、あの声を、あの…表情を。忘れたくない。


「テオ、君は…きっといい魔道士になるね。」


言葉の真髄なんて分からない。それでも、あんな表情(かお)で言われた事を無視出来るハズもない。あんな、悲しそうな表情────────。



魔族に恨みは特にないけど、ユウヒさんが勧めてくれたんだ。俺がやらなきゃ、誰がやる。

俺以外の誰が、ユウヒさんの期待に答える。







一番の、魔道士になってやる────!!

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