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#1

2030年SF社から発売されるVRMMOゲーム-new would online-NWOは従来のVRとは違い五感すべてで体感することの出来るゲームでプレイヤー次第で遊び方の変わるが、謳い文句である。


俺は夏目(なつめ)大樹(だいき)大学生でゲーマー

そして今日夏休み初日の8月1日そしてNWOのサービス開始日でもある

既にキャラメイクも終えてあり正午の正式サービス開始を待つのみである。


そして正午、VR専用のヘッドギアを装着し、「ダイブオン」の掛け声で俺の意識は落ちていく…


白い空間に出た。


『キャラ作成を開始します』

無機質な声が聞こえてくると同時に目の前に人型のホログラムが出現し、

『キャラメイクを開始します

事前に作成されたデータを確認しました

このデータを使用しますか?』

「Yes」を弾くように押すと事前に用意していた黒目黒髪で、身長150ほどの少年が現れる

『最終調整なさいますか?』

このままでいいので「NO」を選択

『それでは続いて初期ステータスの設定を始めます

一度振り分けてしまうとやり直しはできないのでご注意ください』

目の前に半透明の板が出現し、

Str:0

Vit:0

Int:0

Dex:0

Agi:0

Luk:0


残りステータスポイント20と表示されていた


『Strは筋力値、物理でダメージを与える時に補正が掛かったり重量値の高い装備を装備しても制限が掛からなくなったりします。

Vitは生命力、攻撃を与えられた時に与えられたダメージを軽減したりHPに補正がかかったりします。

Intは知力値、魔法の効果に補正が掛かったり相手からの魔法攻撃に対する抵抗力を高めたりします。

Dexは器用値、敵に攻撃を当てる時に補正が掛かったり道具や装備を作る際に完成品に補正が掛かったりします。

Agiは俊敏性、動きが早くなり敵の攻撃を躱す際に補正が掛かります。

Lukは運、アイテムのドロップ率に補正が掛かったりクリティカル率に補正が掛かります。ただし初期ステータスの設定時にしか割り振ることが出来ません。

ステータスポイントはレベルアップ時に3増えます

説明は以上です。』

さて、プレイスタイルは決まっているのでパパッとポイントを振っていく


Str:3

Vit:0

Int:3

Dex:4

Agi:2

Luk:8


Lukは初期ステータスの設定でしか振れないので多めに降っておく


『こちらでよろしいですか?』

「Yes」

『それでは、続いてスキルを選んでいただきます

初期スキルの中から5つ選択でき、5つ以外のスキルを習得するためにはショップで購入するかスキルに対応した行動を行うことで習得できます。』


俺はスキルの一覧からこの5つを選んだ


弓術:弓を扱うときに補正

夜目:暗いところでもわずかに光があれば視覚に補正が掛かる

光魔術:光系統の魔術を使用できる

短剣術:短剣を扱うときに補正

解体術:モンスタードロップ率に補正


よく不遇扱いされやすい弓だが、俺はこれでやっていこうとはじめから決めていた。というのも弓を使い敵を一方的に狙うプレイスタイルがやりたくてこのNWOを買ったのだ後のことは後で考える主義なので困ったらその時考えようと思いながら確定を押すと


『では、最後に種族を選んでください』

人族を選択して確定を押す


『これでよろしいですか?』

各種ステータスなどが表示され間違いがないことを確認すると「Yes」を押し

『それでは-New Would Online-の世界をお楽しみください』

そう言うと目の前を白い光が包んでいく


光が徐々に消えていくといかにもファンタジー世界の町並みが見える後ろを振り向いて見ると噴水が水を勢いよく吹き出していて周りには色々な種族が入り乱れていた

新たな冒険へ心踊らせながらもあまり人ごみは好きじゃないので噴水広場を離れていった

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