あとがき
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
すべての結末を知った上で、もう一度第1話から読み返していただけると、登場人物たちのセリフや何気ない仕草に込められた仕掛け、そして切ない真相への道筋をより深く味わっていただくことができるはずです。
また、エブリスタのスター特典を見ていただけると、話の印象がガラリと変わるかもしれません。
こうしてあとがきまで読んでくださった方は、きっと私の作風や描く世界観を深く受け止めてくださった読者様だと感じています。
もしよろしければ、私が紡いできた他の物語たちも覗いてみませんか?
最新作『最強魔導士の少女は愛するほど殺したくなる』等もお楽しみいただければ幸いです。
こちらはファンタジー世界の女子魔導士の話で、その世界を生きて体感している感覚を重視して書きました。
『アルシエルの乙女』は、放蕩と贅沢に溺れた悪女と蔑まれた王妃が、後悔の果てに、聖女としてやり直す転生の物語です。
ファンタジーとしての奇跡は彼女の持つ神剣と盾だけです。
個性的な、将軍達との群像劇に仕上げています。
『死界のシェア』は、私立中学生のねっとりと粘りつくような、ひと夏のホラーです。
『BEHEMOTH』は、敷居が高いと感じられがちなハードボイルド作品ですが、近未来を舞台とした、男同士刑事バディ、女同士バディそれぞれのバディの絆と、そこに交錯する切ない恋とを書いています。
二つのバディが追う事件が交錯した時に、大きく物語が動き始めます。
※ エブリスタの『Rising Star 新星セレクション8/27』で編集部のオススメとして、ご紹介いただきました。
『残影の戦車兵』は、WW2ドイツの戦車兵の主人公から見た、歴史仮説フィクションです。
世界を数学で見る男が歴史の暗部に葬られた反逆戦記。
『粉塵のパイルバンカー』は、第二次世界大戦が本来の形と異なる終戦を迎えたパラレルワールドです。
濃厚な粉塵が世界を覆い、減衰する電波と、航空機が死に絶えた1980年代は、ジャンプ機動を有した強靭な二足歩行兵器が席巻していた。
ただ、機械いじりが好きなだけのカイ・イサギ少年は、幼馴染のミナを救うためだけに世界を壊す。
ジャンルは様々ですが、どの作品も「人間性の深み」や「切なくも熱い感情」を込めて書き上げています。
本作のラストまで伴走してくださったあなたなら、きっと気に入っていただけるかと思います。
感想や評価なども励みになりますので、ぜひお気軽に残していってくださいね。
また別の世界、別の物語でお会いできる日を心より楽しみにしております。




