34_小説執筆の続けかた・後編 -作業記録編-
前回からの続きです。
執筆を続けるための、うまい塩梅の目標設定を模索してきました(今も模索中ではありますけど)。
結論としては、目標を適切に評価するために「何を記録するか」に着目するようになりました。
◇ 積み重ねを可視化する。
やる気を頼りにしないとは言いましたが、長期的に自分を動かす上で脳内報酬は必要なのですよね。
おすすめは作業を記録することです。
私は二つのiPhoneアプリを使って、作業時間と執筆量をそれぞれ記録するようにしています。
「あまり浮き沈みしないタイプのやる気」につながる……と思っています。
作業時間の記録はaTimeLoggerというアプリを使っています。本当にざっくりと、「自分が創作活動に含んでいること」をしているときにはタイムログを回しています。執筆時間はもちろんとして、二次創作のときは原作を履修する時間も含んでいます(ゆるいかもしれないけど、毎日やることはゆるいくらいがいいかなって)。
何がいいって、累計作業時間って『減らない』んですよ。
2時間作業したら、記録された2時間ってそのまま数字として増えるんです。
作品の出来とか評価とかはそうはいきませんね。ムラもあれば運も絡む。
でも作業時間は、やればやっただけ直線的に増えますから。予想を立てることも容易ですし。
少し話が脱線しますが、私はマインクラフトというゲームで鉱石マイニングするのが好きです。地下を掘ってダイヤモンドとかを集める。慣れてくると、1時間やればどれだけダイヤが増えるかっていうことがわかってくる。倉庫で増えていくダイヤモンド。そういう時間がとにかく好きです。
裏切られない努力。それがあるだけで、日々の作業を続けられると思っています。努力のうち、理論上一切裏切らないもの──それは努力をしたということそのもの。努力をして、努力をしたという記録を残す。記録は増えるだけです。累計時間が減るということはありません。
累計時間は浮き沈みしないのです。ゆっくりと浮くだけです。だから好きです。
執筆量は同じくiPhoneアプリで字数を記録しています。記録している内容が違うだけで執筆時間の記録と意図は同じなので、こちらについての説明は割愛します。
◇ 時間を記録するもう一つの意図
私は創作活動を主に時間で管理しています。その月の作業目標を立てるのに、目標時間を決めて取り組むことが多いです。
時間で測っているのは、これが一番自由度が高いと考えているためですね。
例えば、毎日100字書くとか、毎日イラスト作業をするとか……。そういう目標にしてみたこともあったんですけど、自分には息苦しくて合わなかったです。
「毎日制作作業をする、ただしその内容は問わない」こっちのほうが私に合っていました。
あまりやる気が出ない日に「やる気が出ないなりの作業をする」という選択肢を持てることも大きいですね。調子がいい日はアイディア出し・プロットのまとめなどに投入すればいいし、調子が悪い日はあまり考えなくてもできること──事務処理(在庫管理とか)、資料収集、ノート整理──まあいろいろとやりようはあります。そういう作業の時は別にテレビ見ながらだっていいですから、息抜きも兼ねられると言うわけです。
◇ おわりに
執筆を続けるためのあれやこれをいろいろと書いてきました。
なろうで話すってことで言及しませんでしたが、締め切りを明確に決めて書くとかも執筆継続を助けてくれると思います。まだまだ話せてはしまいますが、今回は一旦この辺りで。
最後に。
続けるのって、大変!
でもだからこそ、続けられると言うだけで、少しだけ自分が好きになれたりしますね。
今後も安定した続け方を模索していきたいです。




