33_小説執筆の続けかた・前編 -心構え編-
小説を書き続けることは、見た目よりはるかに難しい。
それはなろうで連載されている方なら誰しもわかっていただけるかと思います。
そこで今回と次回は前後編としまして、小説執筆を長く続けるために心がけてきたことなどを公開します。
前編ではメンタル面でのあれやこれ、後編では作業記録面でのHow toなどをご紹介。
◇ 浮き沈みするものを頼りにしない。
作品への外からの評価。これが浮き沈みするということは想像に難くないかと思います。
閲覧数、いいね数、リポスト数。ランキング、ポイント数。
分析はもちろんしています。改善のために。だけど過信はしていません。評価は必ずしも作品の出来を反映していないからです。投稿時間が悪かったのかもしれないし、ジャンルが良くなかったのかも。よくリポストしてくれる人たちの私生活が忙しかったのかもしれないし。
結局のところ、作品を作り続けたいのであれば高評価が得られない時でも書き続けなければいけないですからね……。気にしすぎないようにしています。
もう一つ、簡単に浮き沈みするものがあります。
やる気です。
やる気は浮き沈みするものです。仕事中や授業中は創作したくてたまらない、のに家に帰るとやる気が消える。そういう経験をみなさんもしたことがあるはず。
やる気には波があるものです。ほんの数時間ですら波がある。今日と明日でも違うし、今月と来月だってたぶん違います。
やる気がある時に、それを頼りにするのは一見良いことのように思えます。
でもそれが『やる気がないから作業できない』になってしまうと困ってしまう。
「なぜやる気が出ないのだろう……」
そう自分を責めたことがあると思います。
でも責める必要はないって思うんです……!
なぜなら、やる気と行動は切り離せるからです。
皆様も、やる気があるから歯磨きをしたり風呂に入ったりするわけではないでしょう? 会社や学校だって、別に毎日が毎日「よし、行くぞ!」という気持ちでは行っていませんよね?
やる気が出ない日だってあるはず。
やる気がない日があっていい!
自分をだましだまし作業に手をつけたらいいんです。
楽しくなくちゃいけないなんて思うから、楽しめないことに焦ってしまう。
創作作業の大半は地味で辛いもの。やる気が出なくてむしろ当然なくらい。
出なくて当然なものを、頼りにはしないと私は決めました。
やる気が出ない時は、やる気が出ねえとぼやきながら手を動かす。そーいうのが大事だなって、最近は思います。
(あとやる気が出ない日に何をやるかを事前に決めておくようにしています)
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気分や評価は、今日の天気のようなものだと思っています。
晴れの日や雨の日があるように、気分が浮く日や評価が沈む日がある。
晴れた日は晴れたことを素直に喜ぶし、雨の日は憂鬱になったって仕方ないと思っています。
だけど天気がどうであれ、続けたいと私が願うなら続けるべきだし、雨の時のやりくりの仕方──例えば傘を差すとかね──具体的な知識はあるにこしたことはない。
というわけで心構え編でした! 後編ではより実践的な話を取り上げます。




