14_いい?レビオーサよ。あなたのはレビオサー。
私の小学校時代はハリーポッターシリーズとともにあったと言っていいでしょう。
これを書くと年齢がおおむねバレそうですが、私が小学校にあがったばかりのころに劇場版1作目『賢者の石』が公開され、世間はハリーポッターブームでした。
我が学校もその例に漏れず、朝の読書の時間にハリーポッターを読むことがある種のステータスでした。ハリーポッターは私たちの共通言語となっていました。
特に2000年〜2004年にかけては毎年1作品日本語版が発行されると言ういうなればハリポタフィーバーでして、ハリポタ大好き小学生達は予約解禁とともに本屋で予約してもらっていました。
1年ごとに出る新作。そこで1年ずつ成長していくハリー達に、ちょうど自分たちが重なるのものめり込んだ要因だったのでしょうね。最初はワクワク感の強い冒険譚だったハリーポッターは、後半にはドシリアスなダークファンタジーの様相を呈してくるわけなのですが、ちょうどそのころには私たちも小学校低学年から高学年にあがっていましたので、むしろそのシリアスさ・考察要素に盛り上がっていたわけです。
「R・A・Bって誰だ!?(もう出てる誰かなのか?)」
というようなことをクラスメイトと話し合った記憶があります。
誰だったんだっけ、R・A・Bって。
呪文も流行りましたね。
ウィンガーディアム・レビオーサはもちろんとして、とにかくたくさんの呪文を覚えている人が敬意を集めていましたね。友人が『ハリーポッターの呪文集』を作成していたのはあまりにも印象深い。
それ拾ったんだ?みたいな呪文も収録されていて感心した覚えがあります。
おひさま、ひなぎく、とろけたバター、デブで間抜けなネズミを黄色に変えよ
とかね(実際には成功してない呪文なんですけども)。
そして杖! 魔法と言えば杖!
杖はねえ……なかなか買ってもらえるものではなかった。
ハリポタ本体は、勉強にもなるってことでみんな買ってもらえていたのだと思いますけど、杖はなかなか買ってもらえるものではなかった。
ですが中学校にあがったときに、代用品とでも言えるものを手に入れました。
そうです。
アルトリコーダーのクリーニングロッドです。
もしどんな形かご存知でなければ、今検索してみて欲しいのですが。
ね?
ハリポタの杖でしょう?
これはもう、どう見ても杖じゃないか!と私の中でにわかに話題になったわけです。
ひとつ問題点があって、それはこれを手に入れた段階で私たちはすでに中学生でした。
中学生はハリポタの杖では遊ばないわけですね……。
高校生とか大学生なら、一周回って遊んでいた気がしますけど。
中学生、だったからね……。
そんなこんなで中学生のとき、無事ハリポタ原作版は完結。
本当に、あのとき小中学生じゃなければできない貴重な体験ができたと思っています。




