11_俺よ。気高くあれ。
私は傷つきやすい人間です。
傷つきやすさは作品に対してはプラスに働く面もあると思うけれど、同時に自らを創作の暗黒面に飲み込もうとする諸刃の剣にもなる。
なかなか評価されないことに焦りを覚えたり。
評価されている他者を見たら嫉妬してしまったり。
最近は、そう感じることを自分に許すようにしています。
そのような感情が自分の中に湧き上がることは「やむを得ないことである」と考えるようにしています。
どうあれ、今の私という人間がそのように出来上がってしまっていることは確かなわけですからね。
とはいえです。
ネガティブな感情を持つことは自分に許しているけれど、そこから生まれたネガティブな衝動は……できれば私の行動に反映されて欲しくないわけでして。ダークサイドの誘惑とでも言いましょうか……。その誘惑と戦う日々です。
とはいえ、これはポジティブに生きたいという話ではないです(というか、とりつくろったポジティブさはそれはそれで嫌です)。
「ニュートラル」でいたいんです。
ただ淡々と自分の作品を書いてる人になりたい。
今も結構、痩せ我慢してそういう自分を作ろうとしていますが。
心と執筆作業とをうまく切り離せないかなあ、と最近は考えたりしてますね。
執筆の習慣化もその取り組みの一つですが……もう少し続けてみないと効果はわからないです。
馬のようになれなくても、牛のようにずんずん進めって言ったのは夏目漱石でしたっけ。
そういう考え方は心の拠り所になります。
一喜一憂してもいい。人よりゆっくりになってしまってもいい。
自分の創作を粛々と進められる私でいられますように。




