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俺はいつでも貧乏くじ  作者: 笹川陽介
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今日の運勢 凶

初投稿です。よろしくお願いします。

 高校生活が始まって2カ月経ったというのに、一緒に登校する人はいない。一人で駅から学校までの急な坂道を登っていると、さすがに寂しくなる。


 (俺の高校生活はこんなはずじゃなかった...)


 いまさらながら、入学式の日にあんなことをしなければ良かったと悔やんだ。高校生活はお先真っ暗だが、まあこれはこれでいいだろう。人と付き合わなくて済むのだから。


 だいたい、学生同士の付き合いなんて表面上の薄っぺらいものだ。頑張って人に合わせて、気を使って、それでも結局裏切られる。それなら、もとから1人でいい。いや、1人がいい。


 そんなことを考えていると授業はあっという間に終わっていた。

 その日の放課後、俺は文化祭実行委員会の会議に出席していた。


「えっと、西田宏人くん...だっけ」


「あ、はい」


 俺は慌てて答える。


「文化祭実行委員会の活動内容は分かる?」


「え、まあだいたいは...」


 てか、活動内容よりなんで俺がここにいるのかの方が気になるんですけど!なんでくじ引きで文化祭実行委員会決めちゃったの!絶対やりたいやついただろ!まあなってしまったんなら仕方ない。適当に終わらせて早く帰るしかないだろう。


「じゃあ文実始めるね。私は、委員長の2年B組白山愛佳です。皆さんと一緒に文化祭を成功させたいと思っています。よろしくね。」


 俺はその純粋な笑顔に思わずドキッとした。


出来る限り続けて書きたいと思ってます。感想やご意見などもよろしくです!

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