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タイトルのない日常  作者: 高木直貴
2/11

画一化していくカワイイの中で

 名前を付けた後で気付いたんですけどこれ題名のない音楽会をパクったみたいなタイトルですね。

 寒暖の差が激しいおかしな気候の11月、皆様はいかがお過ごしですか。お元気ですか。僕は大変元気です。アイムファインセンキューです。特に今日なんかは特に11月にしては暖かくて、アイスが恋しくなってついつい買っちゃいました。また太っちゃいますね。まあ寒くても肉まんを買ってしまうのでどの道太るでしょうけど。

 そういえば小春日和って春みたいに暖かい日を言うんじゃなくて旧暦の十月あたり(大体11月くらい)を小春と呼ぶらしいですね。まあ僕は割と大雑把な人間なので、秋だけど晴れて過ごしやすい日って認識で良いじゃんと思ってます。

 それで今回の本題ですが、サブタイトルはかなり仰々しいものになってますが、そんなに重いことを書くわけでもなければ「こうだから最近の若い奴はダメだ!」みたいな老害的な嘆きでもないことだけを先にことわっておきます。

 これは極めて個人的な感覚なんですが、僕はありったけのカワイイ要素を組み合わせて作られた可愛い女の子のキャラクターに抵抗があります。

 これでは何を言っているか分からないと思います。なので例を出しますと、作中で美少女とされるキャラクターの好物が可愛いお菓子、みたいなのが苦手というか魅力的に思えません。勿論フィクションですからそこに目くじらを立てて「リアリティがない!」だとか「女性蔑視だ!」なんて言いませんけど。どうしてもテンプレート化した可愛いを組み合わせても可愛いとは思えないんです。

 マカロンとフルーツが好物なのに痩せてるキャラよりも、焼き鳥で白米をバクバク食べるぽっちゃりのキャラの方が好きですし、ファンシーグッズだけで構成された部屋に住んでるキャラより衝動買いしたダイエットグッズが放置されてる部屋に住んでるキャラの方が好きです。それにバックリ胸元のあいたドレスから見えるばっちり寄せて上げた谷間よりも、前屈みになった時にTシャツの襟元から見える谷間の方が興奮します。すみません取り乱しました、最後のは忘れてください。

 要するにどこにも可愛くない要素がない隙のない可愛い女の子よりも、どこか可愛くない要素がある可愛い女の子の方が魅力的に感じるんです。なんだったら京都出身のキャラが京言葉を話さないのも可愛いと感じます。

 萌え属性と呼ばれる物が生まれ、ツンデレ、クーデレ、ロリ巨乳、眼鏡っ子などと名前を付けられて画一化(あるいはテンプレート化)された「可愛い」が溢れる現代ですが、だからこそ名前の付けようがないユニークな「可愛い」がこれから沢山生まれてくると思います。何故ならそういう流行はいつか飽きられますから。

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